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フランス家庭料理、豚ロースとじゃがいものミルクブレゼ

伊吹山(いぶきやま)も雪化粧をして美しい姿です。風が弱くても寒いを超えてマフラーと手袋必須の冷たさを感じる日になりました。

1時間ほどの外出であまりに体が冷えてしまい、暖かい部屋に戻って熱いコーヒーを飲んで。ほっとひといき。すこし休むはずが朝まで眠ってしまうところでした。

本来のレシピではスペアリブですが、脂の多い豚肩ロースでも充分です。ブレゼってお肉もソースも両方おいしくて。牛乳を入れてからも煮詰めるので、タンパク質が凝固して見た目は田舎風ですが、それを口に運んで噛むのもなんだか楽しいひとさらになりました。

ブレゼ液に牛乳を使うのが、このブレゼの特徴。肉のクセが取れるだけでなく、やわらかくなります。煮詰めることでほろほろと固まった牛乳の食感も楽しい。(上田淳子著 フランス人に教わる3種の“新"蒸し料理。より引用)

フランス家庭料理って地味です。色味も似たものを合わせるので正直なところ映えません。でもこの工程とシンプルな調味料だけで毎日飽きない素敵なひとさらがわたしにもできるなんて。繰り返して作ってもやはり同じ味に仕上がるって。

レシピがとてもよくできているのだろう。わかりやすくてなじみの日本の食材で再現しているのでごはんにも合う。

上田淳子先生、素敵なレシピをありがとうございます。

そしてきょうも読んでくださった皆様、ありがとうございます。

元看護師。元某美容部員。アロマセラピー、石けん生活、ハーブのある生活、こどものおやつ、日々フランス家庭料理を楽しんでいます。転妻。金沢、つくばを経て大垣在住。