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9日後に南極にたどり着く新婚夫婦の日記(イグアス編)


新婚旅行で南極に行った記録です。

南極ツアーが始まる数日のあいだのアルゼンチンとウルグアイ観光を観光。南極がメインディッシュの旅行ですが、それに負けないくらいアルゼンチンとウルグアイ観光も、一生に一度の思い出にのこる経験になりました。

前回の記事はこちら。

今回はイグアスの街を観光です!

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特に決まったスケジュールもないので、とりあえずプエルトイグアスの街を散策してみた。
地元のスーパーを見つけて入ると、街の中心部で見ていたよりも水が格段に安かった。いままでのお店が観光客価格だって分かって安心した。

少し街中を抜けると、住宅地になった。一軒家が立ち並び、朝の時間だったので親が子供の手を引いて通学している様子が見られる。子供のおもちゃ屋さんや文房具屋さんもあった。
とてもきれいな壁があったので写真を夫に撮ってもらっていると、とってもいいねぇと声をかけられる。この知らない人同士の距離の近さが結構好きだ。

普通の民家なのに、こんなにポップで可愛い。

目的地は、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3カ国国境。川をまたいで3つの国が接している場所がある。ブラジル側には、大きな観覧車がある。パラグアイ側には小さな船着場があるが、そんなに観光地では無いのか、これといって見るものはない。ただパラグアイの旗だけが立っていた。私はパラグアイもブラジルもどちらもビザが入らないので、もし1人で来ていたらどちらの国にも少し足を伸ばしていっていただろう。でも夫は中国国籍でどちらの国にもビザが必要で、今回は2人のハネムーンなので夫を置いて行くような事はしたくなかったので行かないことにした。

つまり、こういうこと。お互いに近い。

ここらへんお土産屋さんは街中よりも安いと聞いていたので、少しお土産屋さんを見ることにする。近くに宝石の取れる鉱山があるらしく、お土産物にもきれいなアメジストやその他宝石が並んでいた。そこそこお手頃の値段で指輪もあったから少し迷ったが、実家にたくさん石があることだし今回はもういいかと思うことにした。
それでも巡った宝石屋さんで私がひときわ気に入ったのが、ゴツゴツとした鉱石を土台に見立てて丸い鉱石の粒たちが針金で鬼のようにくくりつけられているもの。これは abredo de la vida と言われるもので、日本語に訳すと「人生の木」と呼ぶらしい。

真ん中のやつを買った。

こういう置物はあまり買わないようにしているのだけれども、私から見たらとてもアーティスティックに思えてとても気に入ったので思わず買ってしまった。夫から見たらなんでそれ?らしいんだけど、おもいっきり気に入ってしまったのだから仕方がない。あまりに気に入っている様子を見て、いつもなら夫から止められそうなところ、買ったらいいんじゃない?と言ってくれた。400ペソ日本円にして500円位だからそんなに悪くない買い物だと思う。
あと、同じ店で街で見かけたアルゼンチンの今年のユニフォームが安く売っていたので買うことにした。これでW杯の雰囲気を楽しめるぞ、やったね。

川沿いを歩いて街中まで戻る。後期の公園の入り口には、クリスマスの飾りがあった。ここも真夏のクリスマスの国かぁ、南半球だもんね、いいなぁ。
スーパーで今日の昼ご飯にするお肉とオレンジを買って、夫のSIMカードを買って、ホステルに戻った。そのままキッチンへ直行してお肉を焼いた。お肉が安くて美味しいとなれば3食続けてステーキを食べ続けることも問題ない。実際ほとんどそんな生活をしていた。

我々のイグアスでの節約ごはん

部屋に帰ってシャワー浴びてお昼寝をしていたら、トタンの屋根がカランカランと音を立てていた。だんだんその音が大きくなっていて、外から雷の音も聞こえてきて、雨が降ってきたことを知る。とても激しい雨になった。そのまま部屋でごろごろ休みながら過ごした。

午後2時ごろ雨が止んで窓の気配を、鳥のさえずりから感じたので外に出ることにする。保護された動物がいる施設があるらしく、レビューを見てもみんな暇つぶしに行くけどとても満足して帰ると書いていたので行ってみることにした。
調べるとローカルのバスで行けそうだったので、ホステルの近くのバス停でしばらくバスを待った。私は今朝に買ったアルゼンチン代表のユニフォームを着ていたので、車で運転していたお兄さんがこちらを見ていいねぇと親指を立て、さらにハートマークを作ってこちらに合図をしてくれた。私は嬉しかったので指ハートを作って応えた。

ショートパンツもこの街で買った。すっかりアルゼンチンスタイル。

無事にバスを捕まえた。運賃は1人約90円位と安い。施設の入り口で入場料1人2000ペソを払った。思ったより高いなぁ。でも1時間半の解説付き(ただしスペイン語のみ)だからそんなもんなのかな。せっかく来たんだしとツアーに参加することにする。正直スペイン語の説明は何一つわからなかったので退屈だったけれど、可愛い動物たちを見れて良かった。

ジャングルの中を歩いてバードウォッチング。

帰りのバス停は道の反対側にあったが、なかなか見つけられなくて、近くのホテルで道を聞いた。スタッフは英語が喋れなかったから、スペイン語でやりとりした。スペイン語が少し話せてよかった。

今日もたくさん歩いて疲れたのか、まだ時差ボケをしているのか、ホテルに帰ってきてヘトヘトで少し休もうとベッドに横になったらそのまま寝落ちして、11時くらいに目が覚めて買ってきた肉をまだ料理していないことに気がつく。明日に持ち越す選択肢はないから、深夜だけれど、夫に焼いてもらって食べた。

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具体的な南極旅行の手配、予算、時期、クルーズ船の選びかたなどのノウハウは、現在執筆中。ひととおりの日記を投稿したあと、公開予定。
(バイリンガル夫婦が本気でググりまくった結果、日本で一番、南極クルーズ船選びに詳しくなりました。船のスペックから代理店からスプシにまとめあげた一大傑作。乞うご期待。)

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