重い女が、元彼のSNSを見て久々に心臓痛くなった話。

こんにちは。yamatonです。

前回はちょっと重ための話を書きました。

なので、今回は日常の、くだらない事を書きます。

元彼のSNSを見た

先日、元彼のSNSを見た。

もともとネットストーカー気質なので、SNSメッチャ見るけど、
その人のアカウントは以前鍵が掛かっていたので
アカウント自体は知っていたものの投稿は見れておらず。

が、先日、共通の友人の投稿にお互いコメントをしており
ふと、元彼のアカウントを見てみると、

なんと！鍵が外れているではないか！！！！

つい、舐め回すように見始めてしまった。

たぶん人生で一番心酔した恋人だと思う

働き始めて2年目の晩夏。

本当に心身ともにしんどかった1年目を終えて、
生放送や各局の雰囲気にも慣れ、
色んな人と笑顔で会話もできるようになっていた頃。

私は、年上の兄ちゃん的な職場の先輩を好きになり、
連絡を取るようになった。
ガハガハ笑うその声と、クシャっと笑うその顔が特に好きだった。

お互い勤務時間がぐちゃぐちゃだったけど、
1日中連絡取り合う日々が続き、職場に内緒で付き合う事になった。

職場ですれ違えば目配せし合って、
睡眠時間が数時間でも、デートしようと努力してた。
今考えるとめっちゃ若い。努力してるよね。えらいえらい。

その夏最後だった花火大会を、最前列で一緒に見た。
すごく大きな音を出して打ち上がっていく花火と
雪のように降ってくる灰は、一生忘れないと思う。

まぁ、その後半年もしないうちに、
自分の趣味の時間が取れないイライラを募らせた彼から
友人に戻りたいと言われたわけなんだけど...（笑）

どちらかがどんなに想っていても、
お互いが想い合っていないと恋愛は成立しないんだ、
と、この時痛いほど学びました。

好きすぎて、別れてから1年引きずった。すごいよね。
(その後、合コン婚活しまくって、5年後に結婚した)

投稿を、ひたすらに遡る。

今も、独身を謳歌しているであろう元彼のSNSは
美味しそうな外食写真と、
犬を飼いだしたみたいで、犬の投稿ばっかりだった。

あとは、趣味のバンド音楽と映画と本。
30代後半らしい、めっちゃ普通な投稿。

どんどん遡って見ていく。
もしかして、このまま遡ったら、
私と付き合っていた当時の投稿もあるかも。

残念。ほぼなかった。

でも、別れてから1年くらい経った頃の投稿に
私の片鱗を発見した。

『随分汚れてきたな。』というコメントと、
使い込まれた、革製文庫カバーの写真。

通勤で読書をしている元彼のために買った、
イニシャルが彫ってある、オリジナルの革製文庫カバー。
別れる寸前だったのに、誕生日だったからプレゼントしていたのだ。

使ってたのか。

元彼なんぞ、全員不幸になれって思ってる。でも。

私は基本的に、めちゃくちゃ重い女だ。

おはよう、から、おやすみまで連絡するし
10分でも会えるなら、そのために時間を作る。

結構さっぱりに見られがちなので
付き合ったら印象違う...となり、多くの場合「重い」と振られる始末。

私と付き合っていたら絶対幸せなのに、なぜ振るんだろう？
結婚した今でもそう思う。

だから！！！！
私を振った元彼たちなんぞ、全員私より不幸であれ、と思ってる。
新品のスニーカーで、犬のウ○チでも踏んでしまえ！！！！

でも、こうして
私のプレゼントを大切に使い続けてくれていたとは。
あんなに、復縁を拒んでいた奴なのに。驚いた。

単に『物に罪はない！』って使ってくれていたのかもしれないけど（笑）
それでも、プレゼントを大事にしてもらっていたのは
贈った側からすれば、元彼とか関係なしに有難いことだ。

別に何もないんだけど、心臓痛い。

あの頃に戻りたいとか、この元彼と会いたいとか
そういうのは、1ミリもない。
結婚して出産して、育児に追われる毎日だけど、
十分に楽しく過ごしている。

ただ！ 革製文庫カバーの写真を見た瞬間に
好きで好きで必死だったあの頃の自分とか、
一緒に出かけたあの花火大会を、
フルカラーで鮮明に思い出してしまって。

めちゃくちゃ心臓痛い！！！！！ぐぁ！！！！

元彼よ、元気そうで何よりだよ。
新品のスニーカーで出かける時は、足元に気をつけろよ。