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【確かに減ってるよね…携帯ショップ】

皆さんの中には、携帯ショップの代理店を経営されていた方もいるかも知れない。私も長年お世話になってきたが、最近はもう携帯ショップに行って割高な端末を買い、スタッフが勧めるままに(オプションなんか付けちゃって)契約することはなくなった。

私はスーパーを経営していたので、その店舗に個人の携帯ショップがテナントで入っていたこともあった。また端末を無料でプレゼントしてスーパーへの集客につなげる提案なども受けた。

ひと昔前まで、このような携帯ショップ(代理店 : 一次か二次かは知らないが)はどこも繁盛し、経営者もみんな良い車に乗って羽振りも良かった(ヤキモチ)。地域の経済団体の長を務める人もいたが、今は見る影もない。

菅(すが)政権時代に携帯料金が一気に下がってから、スマホ業界は川上から川下まで収益が落ちたことは言うまでもない。そしてみんながこう感じたものだ→「今までの高い料金はなんだったんだ💢」と。

通信キャリアが代理店にキックバックしていた「販売奨励金」も減り、「0円」や「1円」販売の端末で顧客を誘引することも法律で規制された。

こうなればキャリアは、それまで頼みにしていた「代理店」との繋がりを止め、経費の掛かる店舗を経由しない「WEB」での新規開拓に移行するのは当然の流れ。最優先は自社の利益だ。

👤「これまで世話になったのに…」などという無駄な感覚を「AI」は持ち合わせていない。銀行が自分の支店を閉鎖するのとは違う。代理店の収益減はキャリアの責任とも言えるが、イザとなればそんなリスクは負わない(事実キャリアの収益はそこまで落ちていない)。


もちろん代理店の方も生き残りに必死である。
スーパーや100円ショップの店先で、法被(はっぴ)を着て登りを立て、いかにも「情弱」と思しき高齢者や、田舎のヤンキー(風)に声を掛ける。「スマホの料金を見直しませんか?」と特設テントへ誘(いざな)う。(経験上、ショバ代は一日1万円)

このアナログな「人海戦術」は、デジタル端末を売るのに効果的であることが滑稽である (笑)。

しかし見ていてあまり気分のいいものではない。客引きしているアンちゃん達は、派遣会社の素人だし、「飴ちゃんあげる」と近寄ってくるのも胡散臭い。私が身内なら「婆ちゃん、そんなもん要らんよ!」と連れ返すだろう。

☝️このようなビジネスモデルは決して長くは続かない。

👤「そうは言っても、やはり直接スタッフと対面で話をしたいお客様もいらっしゃいますから!」

本当だろうか…?
あと5年もすれば、婆ちゃんもみんなスーパーのセルフレジて買うようになる。今だってPayPayで払ってるしw。聞きたいことがあったら、AIの音声チャットで聞くようになるさ。

携帯ショップ(代理店)の明日はどっちだ?

#私でさえ月額990円
#使う時だけトッピング



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