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【M&Aで会社と従業員を守る!】

大企業もうらやむ様な、素晴らしい技術や製品を持つ中小企業は多い。経営者の努力とご苦労の結果、会社も成長することができた。

しかし後継者がいなかったり、現在は良くても将来的に経営不安がある場合、大手企業または同業他社に会社を譲渡(M&A)して、生き残りを図るケースが増えてきた。昔は何か恥ずかしさや、ご先祖様に顔向けできないなどと後ろ向きなイメージもあったが、今は違う。

経営者にしてみれば「ハッピーリタイア」だろうし、従業員にしても経営基盤が強化され、自分の可能性を高めるチャンスが増え、より一層モチベーションが上がるというものだ。

☝️ゆえに経営者としての私は、中小企業のM&Aが盛んになることに対し(創業者の決断を含め)、敬意を表する一人である。


さて、ここからは自分の会社をM&Aすることなく、ただひたすらに大手と戦い続けた挙句、「倒産」した私個人の意見。

ダメな会社は当然淘汰され、その存在自体消えていくものである。『ダメ』という定義を「社会や業界に必要不可欠ではない会社」と乱暴に解釈すれば分かりやすい。

記事の様に、大手や同業他社からM&Aのお声が掛かる会社は、そもそも『優良企業』なのである。M&A以外にも株式上場や特許権の保持で生き延びることはできたはず。その時点で一流の経営者が率いた会社の証!

世の中のM&Aとは、①ある企業が自社の弱い分野や技術を持つ会社を傘下に収める場合と、②同業者同士が一つになり、規模を拡大して業界のイニシアチブを取るためのものに二分される。

中小企業が目指すべきは、もちろん前者として取り込まれること。しかし世のほとんどの会社M&Aの候補先にも上がらない「吹けば飛ぶような」中小企業なのである(失礼🙏🏻)


・会社を売りたくても「売る物がない」

・借金が多くて辞めるにも辞められない経営者

この記事を見て「ウチの会社もM&Aを考えた方がいいかも?」と思った中小企業の社長さん!これは「宝くじ」に当たるようなものなんです。

知り合いの社長さんから「ウチもM&Aの話が来てさぁ」なんてドヤられても、現実には一円も入らず、借金と共に会社を引き取ってもらうケースだったりします。

お金の苦労が多かった社長が「後継者に金の苦労をさせたくない」という気持ちも、このM&Aのキッカケになります。

さあ、中小企業の社長さん、コツコツM&Aの候補に上がるような会社を目指しましょうね(^_−)−☆



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