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【キャッシュレス決済の裏側】

一昔前に比べたら、最近の支払いはコンビニにしても飲食店にしても、手軽にスマホをピッ!またはカードをサッ!とかざすだけで済んでしまう便利さ。紙幣や小銭を持つ必要もなく、財布がなくても特段不自由は感じない。

☝️キャッシュレス決済について考えてみる。

【お客さんのメリット】
・現金を持ち歩かなくていい
・ポイントが貯まるなどのサービス
・対面で直接従業員とやり取りする手間が減る

【店側のメリット】
・釣り銭の準備やお釣りの間違いがなくなる
・無人レジで人件費の削減ができる
・PayPayキャンペーン等のキャッシュバックイベントで、売り上げアップが期待できる
・会計担当者の不正が減る

メリットはこんな感じだろうか…。

👤片や「デメリット」を挙げると…、お客さん側にとって大きなデメリットはない。「貯まった小銭を使い切りたい」などの「買い物習慣」はこの際省くことにする(^^;

【店側のデメリット】
・当然ながら、手数料(3%程度)が取られる
→薄利の商売にとってはキツい。ゆえにスーパーなど利益率が低い業種は、自社カード(アプリ)を推進している。

・現金が手元に入るまで(回収に)タイムラグがある
→手持ち資金がないと、売り上げ金を支払いに回せない。この点は現金商売に著しく劣る。

・利用可能なカードやアプリが増えると処理が煩雑になる
→スタッフの手間が増える、端末機器への設備投資・レジの改修が発生。


(PayPayなど)初めは自社のキャッシュレス決済を広めるために、ポイントやキャッシュバックの販促をバンバン打って会員を増やし、使われる側の店に対しても「決済手数料無料!」で囲い込みを図った。

そしてシェアを伸ばし切った頃合いを見て、
①店には決済手数料の徴収開始
②顧客にはチャージする際は自社関連金融機関経由でない場合は手数料を取る

と、(当然と言えば当然だが)この様な流れになってきた。店側も今さら止めるに止められないのが本音だろう。(さすがS氏)

当たり前の様に根付いてきた「キャッシュレス決済」も、体力の無い弱小企業や個人商店にとっては、中々頭の痛い問題でもある。

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