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やまとの会 仲津充容
2021年12月13日 02:06
最近、「空気の研究」を元に日本や日本人の欠陥や日本が窮地に陥っている要因を分析している論説をいくらか見た。だが、空気の研究自体、当時の限られた知的資源に基づくもので、日本人特有の性質をあぶりだしたとは言い難いものであり、それに基づいた論説も、また見当外れとなる可能性が高い。これは憂うべきである。そこで、今回はかつて空気の研究に対する批判をまとめた記憶を元に記事を書いてみた。◆空気の
2022年1月23日 19:09
「パスカルの賭け」とは、神の存在非存在と信仰についての論考である。信仰をしても神が存在しない場合は無意味。しかし、もし神が存在すれば、不信心では地獄に落ちるため、信仰しておいた方が得であるという”功利的”な側面から信仰の重要性を説いたものである。後世のゲーム理論にも似ているが、現代に生きる読者であれば、この命題を正とした場合にパスカルが想定していない問題が生じてしまう事にお気づきであろ