魔法から覚めなきゃ~ディズニー~
ニ年前の「真夏の夢~魔法にかかった3日間~」。最初で最後のつもりが、ダッチェスさんは許してくれない。新エリアに絶対の自信があるのだろう。物価高騰の先を行くのがディズニーだ。地方から行くには待ち時間が少ないバケーションパッケージ(略してバケパ)は必須、家族の要望は二泊三日も孫まで入れて7人の団体では、クレジット百万円の壁を超えて購入不可だ。
三日目をトイ・ストーリーホテルのARパトロールとミッションに加えて、シェフミッキーを楽しむことにして、何とか一泊二日のバケパに節約する。とは言っても、トイ・ストーリーもシェフミッキーも予約が取れないことでは有名だ。トイ・ストーリー宿泊のバケパなら百万を超えないが、まだ宿泊していないこともあり、ハッピーエントリーが可能なミラコスタに拘った。
しかしこの考えは、新ホテルの宿泊をハナから諦める発想だ。どうせ大枚をはたくのに最高の体験を目指さないでどうする。ホテル予約は四ヶ月前から可能だが、新ホテルはその時には売り切れる。それはバケパ予約が五ヶ月前からのため、バケパでホテル予約が埋まってしまうからだ。それほど大人気にて宿泊するにはバケパが必須になるが、元々バケパ必須はこちらも同じ。
ホテル予約は一日毎だが、バケパ予約は一月分まとめてだから予約サイトはそれは混雑し、「お待ち下さい」の連発になる。やっと予約できたかと思ったらクレジット決済に失敗し顔が青ざめるが、お盆の再繁忙期にも関わらず予約に成功した。トイ・ストーリーもかなりの困難だが、一日毎だからそんなに待たないし、宿泊者特典を利用すればシェフミッキーは余裕で予約だ。
諦めなければ何とかなる。新ホテルの朝食時間も争奪戦だがバケパ予約後にすぐ変更を入れたら早い時間が空いていた。新ホテルもハッピーエントリー可能だから、新エリアの昼食は余裕でモバイルオーダーできるからわざわざ予約する必要はない。夕食はハーバーショーを立見だが、ベランダから鑑賞できるオチェーアノを予約したら、サマータイムショーは時間変更となる。
ショー時間は前月の発表を諒解させられての予約だが不満が積もる。2時間の時間制限内にギリギリ引っ掛かったからよいが、予定より45分待つことになった。しかし夏休みなのに酷暑にて閑散としたからプライオリティパス(PP)を発行しないアトラクションが増えて参った。完全に予定が狂う。いや酷暑に耐えられず予定通りの行動は不可。休憩ばかりしたからいいか。
ニ年前からPPだけじゃなく、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)の対象アトラクションも増えた。バケパではDPA対象アトラクションを半値で買えるが、DPAはインパーク後に買うことにした。バケパで選ぶことができるアトラクション数は決まっている。逆に言えばDPAの半値でPPを買ったことになる。しかしアトラクションに関してバケパの価値は落ちた。
ニ年前は待ち時間は無かったのに、今はDPAやPPと同じく待たされる。フリードリンクやポップコーンにオリジナルグッズの特典に魅力は少ない。本当に乗りたいアトラクションは数知れ、DPA購入しPPを狙えばいい。今回のバケパは新エリアの4アトラクション乗り放題が付いてくるが、孫は一周で十分で全く元を取れない。新ホテルにバケパ必須じゃしゃあないが。
次回はミラコスタ宿泊でハッピーエントリーできたらいいか。ルールは逐次変わるからわからないが。いやいやいい加減魔法から解けるべきだ。ニ年前は6人で40万のバケパにビビっていた。しかし今回は7人に増えたといえ70万が当然みたいに感じている。元々東京近郊で前泊する予定が、ランドのハッピーエントリーもしたくなって、ランドホテルに前泊してしまった。
毎年行くわけもなくどうせならと注ぎ込み、ランドホテル予約はキャンセルを拾った。粘っていたら夕食のカンナだけでなく翌日の朝食も予約できた。ニ年前はランド二泊三日6人が、今回は三泊四日7人で倍の値段となった。次は1日目はランド夜間入園しミラコスタ宿泊。2日目はシーを一日満喫し3日目はランドを早く退園。うーん、魔法から覚めるんじゃなかったっけ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?