永続する
会社で朝のスピーチをする事になった。
お題は永続する事について。(堅い)
正直言って気が乗らないが、原稿用に、このお題で書きたいと思う。
コロナ前は、よくマラソン大会に出場していた。
10キロマラソンは10回、ハーフは2回、フルは1回。
ハーフマラソンに初めて出場した時、17キロ地点で足が止まった。
その後は歩き続けて、なんとかゴールまで辿り着いたものの、走り切ったとは言えない内容だった。
フルマラソンの時は、30キロで両足がつった。
この時も歩いて走ってを繰り返し、なんとかギリギリでゴールした。
どちらも想定の距離に対し、過剰なペースで走って身体が悲鳴をあげてしまった。
自分の限界を見誤ったのだ。
これは仕事についても同じ事が言えるだろう。
あるプロジェクトを達成するために目標を立てたとする。
そこに向かって努力することは大切である。
しかし、そのプロジェクトに対して全力を出し尽くす事が、速くゴールに辿り着つくとは限らない。
適切なペースで走らなければ、僕のマラソン大会ように、途中で失速するだろう。
重要なのは自分の能力を把握し、目的に対して適切なペースで向かう事ができているかだ。
そのペースは、他人から見たらゆっくりかもしれない。
でも、それが適切なスピードであれば、結果的に大きな成果として表れるだろう。
※本日、スピーチ内容が変更されました。無念...
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