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情報の山!なんだかんだで良い時代なんだ。

28年程前でしょうか。中学生の時【たけしの元気が出るテレビ】のコーナーでダンス甲子園がありました。

その時、高校生だか大学生がブレイクダンスをしていたのを観て恰好良いと感動したのを覚えております。私もぜひ誰かに教えてもらいたいと懇願しておりましたが、そのような垢抜けた先輩は大都会にも私の身近にはおりませんでした。
 
この時のダンサー、特にB-BOY達はあまり情報量がなくそんな中で本当に凄いなと思っております。

1.HIPーHOPやダンスの情報に飢えてた

私がブレイクダンスに興味を持ったのは28年前の14歳の時でした。野球もやっていた事もあり、運動には割と自信があったので挑戦したかったのですが、不器用だったのか中々一筋縄では始められませんでした。

ブレイクダンス、ヒップホップダンスという言葉は中々なマイナーでありました。祖母もダンスをやっていたのですが、勿論社交ダンスです。

街角のダンス教室もバレエやジャズばかりです。しかしながら、その頃から徐々に渋谷、赤坂、池尻大橋、鶯谷等にヒップホップやブレイクダンスをやっているスタジオがある事がわかってきました。
 
私が知らなかっただけで、数年前からやっていたようです。実際、池尻大橋のスタジオの名前は忘れましたが、ZOOのシンサクさんが教えているレッスンに中学3年生の受験が終わった春休みに1っ回だけ挑戦した事があります。
 
なぜそこまで覚えているかといえばその時、シンサクさんから『お前、すげーな、初心者で何も出来ない奴は動きが止まるけど、恥ずかしがらずに見よう見まねで頑張ってるよ、来週、お前の為に、振り付けやステップ用意してやるよ』というセリフがあったからです。
 
しかし、財布も乏しい高校前の中学生の春休みと、自宅からも遠く両親からの、訳の分からないチンピラのダンスという猛反対もあり、そこに打ち勝つ事はできませんでした。
 
時は超え高校生になり、たまたま近所の巣鴨信用金庫の窓ガラスの前で物凄く上手いダンサーを見つけました。今でもあの人のダンスは世界で一番好きなくらいです。
 
真っ先に弟子入りを申し出しました。私は高校一年生で、その方は大学1年生でした。当時は本当に、ストリートダンスという言葉通りに、下町~山の手までストリートで練習しているダンサーが多かったです。勿論、電池で音を出すのでラジカセです。当然ミックステープになります。
 
残念ながら、私も高校生の時、ラグビー始め、小学校から中学までやってきた野球に未練もあり、そこに逃げて、ダンスから徐々に遠ざかっていってしまいました。
 
勿論、人間関係や環境もあったと思いますが、それは言い訳です。しかし私の言い訳は良いとして今はヒップホップやダンス等の情報網に恵まれ、当時に比べると本当に良い時代になったと事は事実です。

2.色々な情報が無料で楽に手に入る時代

今は、ヒップホップを聞きたければ、YouTubeで無料で聴けます。私達の時代は渋谷のマンハッタンレコードとかです。その当時の私はターンテーブルがないので意味ないですが。

CDで聞くとすれば、大型のCDショップに行って欲しい曲があるかないかです。 

ダンスにしても、ステップや振り付け、アイソレーション全てにおいて、ユーチューブで何度でも無料で視聴できます。
 
それにしても、ヒップホップやダンスに関して述べてきましたが、世の中でそのような事はIT革命により、そこら中で起きているはずです。
 
ビジネスにおいても、友人は『パワーポイントなんてなくなると思う』と言っております。チャットGPTもこれだけ浸透してくれば、エクセルどころか、パワーポイントも習得不要と考えているようです。
 
要するにこのようなツールとなるものを使う技術すらもうすぐ習得する必要なくなるのかもしれません。

3. 雑巾をグローブにしてた子供達

時代は進歩しています。紛争はあれど、それ以外は何だかんだいっても大抵の事は世の中段々良くなっております。
 
昔だからという理由で苦労したのならばそれはそれで何かを習得できたでしょうし、私も極力色々とそのように思う事にしております。
 
昔は野球も雑巾をグローブにして練習していた子供達がおりました。その子達が生きているかわかりませんが、仮にも今の少年野球の子供をうらやむでしょうか。

 その時その時で精一杯やり、その時代に併せて有難く今あるものを上手く活用していければ素敵な人生ですね。




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