山下らくだ

働きながら、たまに作品製作に没頭します。声がとても低い。

山下らくだ

働きながら、たまに作品製作に没頭します。声がとても低い。

最近の記事

つらつらと

なんだか、闘病の経験をまとめようと思って初めてたものの、ぜんぜん追いつかず、どんどん私の病状?も変化したり、いろんなことがあったりと。 楽しくなくなってきてしまっているのと、必要性を感じなくなってしまったように感じるので、もうこれからは特に気にせず、現状や日々思ったことをつらつらと書いていこうと思う。 とりあえず体のことは、 癌はどうにかなったのか、手術で子宮と卵巣一個とリンパ節とって治療はしていない。ただ、その手術の後遺症のようなものなのか、尿管に穴があいてしまい、そこに

    • 大人の迷子

      現在のわたしのこと。 昨日、穴の空いた尿管に入ってるステントを交換した。去年からその管は入っていて、一年に一度交換するらしい。 去年初めて処置したときは、痛いと聞いてとてもビビっていた。先生の説明で、もし下から(尿道口?)入らなかった場合は、背中に穴をあけてそこに管を通して・・と、もうここまで話を聞いた時点で涙がでた。もう何も聞きたくないと先生の前で机に突っ伏した。 そんなことは鮮明に覚えていたけれど、肝心の痛みについては上手に思い出せなかった。でもたしか痛くて痛くて、大好

      • 恐怖に包まれたなら、きっと。

        重い重い重すぎる腰をあげて、やっとの思いで病院に電話してみた。それなのに、そこでまず多分男に間違われた私は、不審者のように扱われた。それでもめげるか。ここまできたんだ。もう後戻りはしたくない。この努力を無駄にしたくない・・。そんな気もちで病院の前にやっと立つ。 わたしはこの街に引っ越して一年ほどで、病院をよく知らなかったので、知り合いのおすすめする場所を選んだ。彼女は現在ここの病院で不妊治療を受けている。その病院は、病院とは思えないほど、豪華でリッチな建物だった。 最初はネッ

        • 逃げちゃだめだ

          今日は碇シンジの誕生日らしい。 彼と言えば「逃げちゃだめだ」。このセリフについて思うことがあったので、回想病人日記をちょっとお休みして、今日はわたしの思うことを書こうと思う。 ーーーーーーーーーーーーー 「逃げちゃだめだ」ってすごいインパクトある。わたしはそれが正義だと思って疑わなかった。逃げちゃだめなんだ、辛くても悲しくても向き合うべきだ。と。 しかし、現実はそんなに優しくはないし、かっこよくもない。わたしはさらに心がこんにゃくのようにグニグニしているタイプなので、「逃

        つらつらと

          婦人科なんてキライだ

          週1更新するぞ!と意気込んでいたけど、かなり日が過ぎてしまった。 過ぎたというか、書くことを忘れていた。 無理せず、のんびり書きます。 いやにならないように続けることを目標に変えようかな。 _____ たまたま次の日が休みだったこともあり、気が乗らないが病院に行くことに。そういえばがん検診のハガキがあったからついでにやってみようかなと思った。がん検診も一度も受けていなかった。2年に一度くらいくるハガキの認識はあったけど、婦人科にいくのがとてつもなく嫌だった。 これは言い

          婦人科なんてキライだ

          病院で検査までの道のり

          思えば、不正出血などは良くあった。生理はきれいに正常だとおもっていたが、生理痛がとてもひどく、腹を抱えて起き上がれないときもあった。 でもそんなもんだと思っていた。 不正出血も、よくあることだと思った。 健康だけが取り柄だったから、疑問にも思わなかったし、ネットで検索してみても、都合のいいところだけを切り取って信用していた。 その日は、友達と夕飯を一緒に食べ、よく行く銭湯に行く予定だった。そろそろ銭湯にいこうかと思っていた矢先、突然、ドバっとなにかが漏れた感覚が。 まさか、

          病院で検査までの道のり

          はじめに

          なんとなく、なにも言わずにそっとしておくことができず。でもどういうようにだしていいかわからずここに記録しようと思った。 はじめまして。わたしは社会人をしながら作品を制作したりしてなんとか人生に楽しい色を塗ろうとしているもうすぐ35才になろうとしている女です。これといって、目立つことも特徴もないんだろうと思います。しいていうなら、声がとても低いこと。 ここでは、そんなちんけなわたくしが、突然体験した、ガンという病気について話して生きたいと思います。 病気のことを話そうとする