僕が1番むずかしいと思う伴走についての話し。

伴走してもらっていて、いろいろと大変なこと、むずかしいところあると思います。

そして、その難しさの感じ方は人それぞれ違うと思う。
また、その難しさも経験を重ねていくうちにどんどん変わっていく。
それはお互いがいい走りをしようとすればするほど、出てくる。
皆さんは、どんなことに難しさを感じてるでしょうか!?

タイトル通り、今回は、今ぼくが伴走してもらっていて1番むずかしいだろうなぁと思っていることの話しです。

それは、
レース中で撃沈したときの伴走。

たぶん、サポートしようにもサポートできないもどかしさとか、いろいろとあると思う。

単純にスタミナ切れでの撃沈なのか、脚を痛めたのか、体調(脱水や低体温症)の不調なのか、頑張らせた方がいいのかな、無理させない方がいいのか。

それにペース落ちだして、そこからの復活は難しい。
お互い走りながら、もう目標タイムでのゴールは厳しいとある程度、分かる。

ブラインドマラソン競技の規則として、伴走者は視覚障害者の眼の役割としての声かけとなっているため、基本的に励ましたり、叱咤激励の声かけはNG。
この何とも言えない競技規則のせいで、練習とは違い大会で僕に対してして積極的な声かけができなくて、ここが1番むずかしいと思う。

選手としては、最後までベストを尽くしてゴールを目指す気持ち。
だけど、どうにもこうにもペースを上げるのが厳しい。
そういったことも伴走者の方には伝わっている。

よくブラインドマラソンで表現されるフレーズで
「2人で走る分、苦しさは半分、喜びは2倍以上」
があります。

これは目標通りゴールできた時の話しで、うまくいかないときは、やっぱり苦しさやキツさも2倍以上なんですよね。

だからこそ、目標のタイムでゴールできたときは、最幸の喜びがある!

今回、防府読売マラソンの終盤は失速してしまったので、次のレースではチームメンバーと共に最幸の喜びができるようにまた頑張ろうと思っている今日この頃です!

ではでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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山下慎治がSNSで発信できないような「今」考えていること、伴走者&チームメンバーから学んだこと、視覚障がい者に役立つこと、伝えたいこと、を第一に成長記録として書き留めていきます。

視覚障がい者(弱視)の山下慎治(やまぴー)が挑戦してるマラソン競技のこと、伴走者の方からの学び、考えていることや感じたこと、などを散文調で…

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