人は必要に迫られなきゃ変われない。逆に言えば必要に迫られれば変われる。でも必要に迫られてるのに気付いていない人もいる。

マイルス・デイヴィス「オレは現状に甘んじる人間は好きじゃない。常に前進し、変化を求める人間が好きだ。」
山﨑仕事人「わかる。」

どうも、センサールマンの山﨑仕事人です。

質問箱に届いた質問に長文で返したい時にnoteで答えております。
今回の質問は【性格を変えるために必要なものは何だと思います？】です。

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山﨑仕事人への質問箱はこちら
https://peing.net/ja/yamashigo
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人が変わる時

「必要性」じゃないでしょうか。
性格とか価値観とか、人が大きく変わるのは何かしら必要に迫られないと無理だと思っています。
それも「ちょっと変わりたいな」レベルじゃなくて、「変わらないと終わるぞ」レベルで。

人って自分の短所を分かっててもなかなか変われないじゃないですか。
例えば、三日坊主な性格を変えたいと思っていても変わらない。
それは「変わった方がいい」くらいに考えているからで、「変わらないといけない」という必要性を感じていないからです。

ダイエットや禁煙に何度となく失敗してきた人も病気で命の危険にさらされたらできるじゃないですか。
それと同じです。

僕はこうして変わりました

ここからは僕自身の話になります。
お前の自分語りなんて聞きたくねえよ！って方はご退場願います（また明日来てね☆）。

僕ってば本当に社会不適合者でして、人見知りがえげつないわ、バイトもまともにできないわで、それでも「まだ若いから＆芸人だから」という盾でなんとかやってました。
でも20代後半の頃、30歳を目前にして、ふと心の底から「あ、ヤバイ！死ぬ！」と思ったんですね。
「もう若くないし、そもそもこの時点で芸人として全く目が出てないんだから根本から何かを変えないと芸人としてもどうにもならん＝死ぬ！」と。
本気で変わらなきゃいかんと。

Twitter漁ってみたら当時の決意ツイートが出てきました（笑）。
https://twitter.com/yamashigo/status/12766012684?s=29

ここからしばらく割と本気で動いたと記憶しています。

まずは生まれて初めてバイトを真面目に頑張ってみました。
それまでは「僕の本業は芸人なんだからバイトなんて真面目にしたって…」みたいに考えてたんですね。
でもゴチャゴチャ言わずに一回やってみようと。
自分に「やってもないうちからうるせえ！」と言い聞かせました。
これも当時のツイート見つけたので貼っておきます。
https://twitter.com/yamashigo/status/26678628024582144?s=29

バイトの業務を頑張ると共に、バイト先の人と積極的に関わってみたり、参加したことのない飲み会に参加してみたりいろいろとしたもんです。
あと先日の記事で書いた女の子といっぱい遊んだというのもちょうどこのへんの時期で、企画だったとはいえこの「本気で変わりたい」という想いがなければそこまで頑張ってなかったんじゃないかと思います。

で、今現在どうなったかと言えば、だいぶ変われました。
ここ数年で僕のことを知った人だと「いや今も十分に社会不適合者だろ」と思うかもですが、スタート地点がヤバすぎたのでこれでもだいぶ変わったんです。
これは10年以上の付き合いになる友達や相方から「すごい変わった」「めちゃくちゃ丸くなった」などの評価を得ているので間違いありません。
当時の僕のエピソードって笑えないものが多いですからね（笑）。

変わなきゃいけなかった2020年

そういう意味で言えば今年なんてコロナにより正に変わる必要に迫られた一年でした。
一般の人もそうでしょうが、特に芸人なんて「変わらないと死ぬ！」という危機に直面しました。
活動内容・方向性はもちろん芸人を続けるのかどうか、そして続けるにせよ辞めるにせよ何もかもを根本から考え直さなきゃいけないという状況になりました。
「なりました」というか、現在進行形の「なってます」ですけどね。

価値観はいろいろなので正解はひとつではありません。
ただ間違いないのは「考えない」「動かない」は不正解だと言えるんじゃないかと思います。

もう少し必死こいて考えて動いてみます。
サボらないよう見張っていてくださいませ。

☆以下、有料記事は『ご報告の予告』みたいな内容です。

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その温めてるアイデアは貯金じゃなくて借金ですよhttps://note.com/yamashigo/n/n7e489daebede