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湖に遊ぶ(2023.06.25)

「雨が降り出す前に少しでかけよう」と言う事で、家からわりと近くにある志高湖という湖に遊びに行った。

到着すると、すでに雨がぽつぽつ降っているので、早いとこ子供らを疲れさせてさっさと帰ろうと目論んでいた。

しかし雨のやつがなかなかきっぱりと降らない。ずっとどっちつかずで、帰るに帰れない。子供らは大喜びで白鳥や鯉に餌をあげたり、前回はなかったロープなどを駆使して作った遊具で遊んだり、挙句、くじらの形をしたボートに乗ったりもした。

私たち5人家族がいっぺんにボートに乗る事は出来ないかと思われたが、ボートの受付のおじいさんに交渉してみたところ下の二人が小さいのでOKが出た。

妻と私はペダルを漕ぐのに専念し、主に長男がハンドルを握ったものの、長男はハンドル操作というのを理解しておらず、右か左のどちらかいっぱいにしかハンドルを切らない。よって、ボートは同じところをぐるぐる回り続けた。長男にハンドル操作を教えるものの、全然聞こうとしないので、いよいよとなれば私がハンドルを奪い取った。それでようやくボートは前に進むことが出来た。

ボートを進めていると鯉が餌を貰おうと追いかけてくる。それだけなら良いが、遠くの岸辺にいた白鳥も颯爽と追いかけてくるので怖かった。岸辺にいた白鳥は案外気が立っていて、近寄ると威嚇して、噛もうとしたからだ。実際2か所も噛まれているおじさんがいて(1か所噛まれた時点でなぜ逃げなかったのか疑問だった)、「白鳥に噛まれちゃったよあはは」なんて笑っていたものの、なかなかの痣になっており、痛々しかった。

ずんずん追いかけてくる白鳥。手を伸ばせば届く距離にまで使づいてきた。白鳥の顔を間近で見ると眼が怖い。「餌をよこせ」と言わんばかりに威圧的に睨んでくるので、持っていた餌をばら撒いたら、鯉の群れと餌を奪い合っていた。

餌を奪い合う白鳥と鯉

最後まで雨は降り切ることが出来ず、結局私たちは3時間も湖にいて、しっかり満喫し切った。帰りの車に乗り込むと長女と次男は2分とかからず眠ってしまった。束の間訪れた静かな時間にほっとしたが、途中道が曲がりくねっていたので、私は車酔いした。弱ぇ。



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