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先生の学校✖️ICT✖️イエナプラン

【イントロ】

日々の情報共有をICTで一元管理!イエナプラン認定校・大日向小学校の「誰もが、豊かに、そして幸せに生きることのできる世界をつくる」教育のためのICT活用に関する実証実験報告会
イエナプランスクール大日向小学校 グループリーダー 原田 友美さん
サイボウズ株式会社 中村龍太さん

【コンテンツ】

■イエナプラン

1924年にドイツで始まり、オランダで広まる。日本では、2004年にリヒテルズ直子さんが著書で紹介したことで知られる。原田さんは、イエナプランを自立と共生の感度を育む、「生と学びの共同体」と表現。具体的なメソッドはないが、学級(ファミリーグループ)は、2~3年の学年を越えた生徒で編成される。学習に関して、ブロックアワーと呼ばれる基礎学習を行う時間とワールドオリエンテーションと呼ばれる探求学習を行う時間がある。原田さんがつとめる長野県佐久穂町に開校した大日向小学校はイエナプランを採用している。

■ICT活用 kintone

サイボウズ株式会社が大日向小学校とコラボして情報管理システムkintoneの実証実験を2020年4月から開始。kintoneは、主にスラックと類似する機能「スペース」とデータベース・アプリ開発機能「アプリ」がある。導入によって、資料の検索が格段に簡単になり、毎朝MTGの記録を職員のトップページに表示させることなどが可能になった。原田さんは、利用方法次第でまだまだできることがあると考える。

【まとめ】

視聴前は、教科に対するICT活用が話されると思っていたが、ICTがどのように教員の業務を効率化できるかという内容であった。OECDの中で、日本の教員の労働時間は、最も長い。ICTを活用した業務の効率化により、教員の働き方が改善されることが期待される。また、イエナプランは児童一人ひとりの成長にコミットしているため、各児童の情報を管理する視点からICTと親和性が高いことが分かった。アダプティブラーニング、個人によりフィットした教育の提供が可能になるだろう。

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