くぎ煮文学賞特別審査委員長三田完先生とのご縁〜いかなごの「くぎ煮」その12〜
いかなごのくぎ煮文学賞はその後2020年(令和2年)で第9回となりました。
年々応募作品数も増え、全国のくぎ煮についての熱い思いが私の脳みそに注入され続けております。
「文学賞」としての格式を保てているのも、特別審査委員長の三田完(みたかん)先生のおかげです。
三田先生とのご縁ができたのは、2010年の年末ごろです。
対応してくれたのは、当時の佐々木係長です。
文藝春秋社発行の「作家のおすすめ取り寄せ」の書籍に「ピリ辛さきいか天」を推薦したいとおっしゃる作家の方がおられる、という連絡が(多分編集者の方から)あったのです。
掲載に関して費用が発生することもなく、撮影用サンプルを少し送らせていただいたような記憶があります。
しばらく忘れていたのですが、ある日、Facebookで三田完先生から友達申請が。
メッセージもいただきました。
「伍魚福の製品を愛しております。」
記憶をたどって、文藝春秋発行の書籍で推薦いただいた作家の先生だと気づき、お会いしたことはありませんがFacebook友達になりました。
プロフィールを拝見したり、Wikipediaで調べたりしてびっくり。
10年違いで誕生日は同じ3月18日。
筆名:三田完(みたかん)で私の名前も勧(かん)
同じ大学出身。
その後、応援指導部に所属されており、ラーメン二郎三田本店の親父さんと親しい等、なんたる奇縁。
その後、実際にお会いして酒を酌み交わす機会もいただきました。
一緒にラーメン二郎三田本店に伺ったこともあります。
書籍の出版は東日本大震災により予定より遅れ、2012年6月。
書籍を読んで書いたブログがこちらです。
「おつまみに淫している」というタイトルで「ピリ辛さきいか天」についてのエッセイを書いていただいています。
「淫する」というと、なんだか淫らな感じもしますが、広辞苑(第五版)をひくと最初に「むさぼるようにする。度を越して熱中する。」とありますので納得。
直木賞候補になった作品が、こちらの「俳風三麗花」です。
俳句の会、「句会」をめぐる人間模様が描かれているのですが、小説としての内容に加え、作品中の俳句がすごい、ということで直木賞選考会でも激賞されたそうです。
私もこの小説を読んで俳句に興味を持ち、歳時記を買ってしまいました。
俳句は何句か読んだような気がしますが、忘れました(笑)。
三田先生は、放送作家としても仕事をされており、作詞家の阿久悠さんともご一緒されることが多く、2000年ごろに「くぎ煮」をプレゼントされたのが「くぎ煮」を知ったきっかけだそうです。
阿久悠さんは兵庫県淡路島出身。
その「くぎ煮」も新幹線や飛行機の移動時に購入いただいていたとすると、伍魚福のくぎ煮だった可能性もありますね。
三田先生には、それ以来毎年「くぎ煮文学賞」の特別審査委員長を務めていただいています。
また、これ以外にも、兵庫県教育委員会の依頼により2016年(平成28年)11月には神戸に来ていただき、第36回近畿高等学校総合文化祭兵庫大会文芸部門の講演会で「作詞家 阿久悠の青春」と題して1時間お話しいただきました。
兵庫県教育委員会からの依頼により、伍魚福がこの総合文化祭に協賛、講師派遣をすることになったものです。
阿久悠さんの評伝に関してはテレビに取り上げられる等当時かなり話題になりました。
ラジオ番組「小沢昭一的こころ」の台本作家も務めておられました。
関西でも放送されていた時代があり、私にも聞き覚えがあります。
2020年(令和2年)2月ラーメン二郎三田本店のオヤジ・山田拓美さんの喜寿の祝いで久しぶりに三田先生にお会いできました。
三田先生にお世話になって10年。
来年の文学賞は、第10回記念となります。
「くぎ煮.JP」のリニューアル等を含め、何かもっと盛り上がる仕掛けも考えたいです。
三田先生とのご縁に感謝です。
最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan