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yama娘です。 不定期に書いたり書かなかったりします。 どうぞよしなに。 pixivやTwitter、タイッツーに出没することが多いです。

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  • おすすめコーナー

    私が勝手に書いているおすすめコーナー一覧です

  • 『或る女の回顧録』

    『或る女の回顧録』のシリーズをまとめたものです。

  • 『それ』

    『それ』シリーズをまとめたものです。

最近の記事

Σ-12紹介のコーナー

Σ-12とは Σ-12である(?)。 ビジュアルはググれば出てきます。後は大和久マサルさんのTwitterアカウントを見ると幸せになれます。 初出はPhantom Notes。 ツイ恥にもちょくちょく出演している。 一覧はこちらに。 この日のツイ恥によるとインタラのΣ-12とPhantom NotesのΣ-12は別人らしいのでPhantom Notesから紹介します。 Phantom Notes編 「拝啓Σ-12」 Σ-12と平沢さんが出会ったときの話。 Day S

    • インタラクティブひどい目に遭ってるヒラサワランキング

      ごきげんよう!人生初インタラがZCONだったyama娘です。 今回は『インタラ、平沢さんひどい目に遭いすぎでは』ということを踏まえ、インタラクティブひどい目に遭ってるヒラサワランキングを作ってみました。 ここに載っていないインタラは逆に安心して見ることが出来ますね。 まぁ、ほぼ全部載ってるんですけども。 はじめに 開示すべきCOIはありません。 注意事項 当然の如くネタバレが多く含まれますのでだいたいのインタラ視聴済みの方orネタバレ問題ない方のみご覧ください。 番

      • 「おかげさまで」のコーナー

        おかげさまでの気持ちを込めておすすめ図書のコーナーやります。 1.はじめに 表記すべきCOIはありません。 2.本題 では早速。 ・ラヴクラフト全集 クトゥルフ神話の大元であるラヴクラフトの作品の全集。全7巻。短編も長編もあるので嬉しい。 ・アンドロイドは電気羊の夢を見るか 多くの人に読まれてるってのはそれだけの理由があるってわけで。ありゃすごいですよ。思ったより短いのでサクッと読める。 ・ライ麦畑でつかまえて 攻殻機動隊S.A.C.で存在を知り、読んでみたら思ったよ

        • ライブレポ:コンバンワンマン-北関東編- (埼玉)

          推しの多い生涯を送って来ました。(太宰感) はじめに 表示すべきCOIはありません。 前回までのあらすじ 今年の1月にTLで見た「キミはマザーファ◯カー」にドはまりした結果、気がついてみると熊谷にいた。 著者の軽い自己紹介 平沢進というステルスメジャーのファン(ファンの通称:馬骨、馬の骨、牛乳瓶の蓋、コウガイビル、オマエタチ、ご贔屓)。 今までに行ったライブハウスはZepp Tokyoのみ(2K20▲03)であり、当時はコロナ禍の厳戒態勢だったためドリンク制度が中

        Σ-12紹介のコーナー

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          7本
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          12本

        記事

          可逆的分離態様はいいぞ

          うおおおおおおおおおお!!!!!!!!! 私は今! 猛烈に! 可逆的分離態様を宣伝したい!!!!!!! というわけで宣伝します。 0.はじめに 表示すべきCOIはありません。 1.かっこいい はい、マジでかっこいいです。 てかギターアレンジなので。 Big Brotherとアンチ・ビストロンのアレンジだぞ? かっこいいに決まってんだろ? って感じです。 マジ、マジかっこいい。 2.赤くて素敵 ビストロンのジャケット赤く染めましたァ!!!!!!!!!!!!!! っ

          可逆的分離態様はいいぞ

          馬骨が選ぶ『これでクリスマスも完璧!』セレクション

          ごきげんよう、私です。 今回は毛色を変え、クリスマスにぴったりなプレゼント特集とさせていただきます。 クリスマスですのでクリスマスソングを聴きながらご覧ください。 GNの皆様は無料ダウンロードから、そうでない皆様はこちらのリンクから購入してくださいね。 はじめに 表示すべきCOIはありません。 まず前提として。 クリスマスカラーといえば赤と緑です。 すなわち。 1. Big Brother-可逆的分離態様 やっぱこれだよなぁ!? クリスマスカラーの赤色、かつそこそこ

          馬骨が選ぶ『これでクリスマスも完璧!』セレクション

          或る男の回顧録

          聖域から彼女の声がする。 「タバコの一つや二つ、供えてくれたって良いじゃないか。」 あの時に俺の隣で語っていた口調と声そのままに、彼女が俺の耳元で笑う。 「あんたにはまだ話したいことがあるんだ。」 タバコの煙の匂いまではっきりとわかるほど、それは紛れもなく彼女だ。 「あんたの子どもも、随分と可愛い子だね。とはいえ、あたしはあんたの持ってる写真でしか見れないわけだけど。」 背後から聞こえたと思った声は、正面に移動して。 そうと思えば隣から聞こえてくる。 「もう18だっけね。立派

          或る男の回顧録

          回顧録-6

          「いやぁ、悪かった悪かった。」 「悪びれる様子すら見せねぇのかよ・・・。」 あーくそ、まだ気持ちわりぃ。 なんなんだあの目。 内側からかき混ぜられた気分だ。 「でもまぁ、ある意味よかったよ。」 「どこが、良かった、だ。」 「あたしと目があって、それでもなんともなかったら、もう終わりだ。」 そう言って、彼女はライターを投げ捨てた。 らしくもない。 「でも、あんたはまだ間に合う。」 なんとか彼女のツラを睨み付ける。 「あんたはまだ『ヒト』だ。まだ、あんたは――ヒトとして死ねる。」

          エピローグ:蛇の足

          「そういやジョン、その手記どうするんだ?」 「んぁ、これ?」 「肝心な『それ』についての部分が血まみれになってるから書き足したりとか。」 「しねぇしねぇ。どっか適当なところで古本屋にでも売るわ。」 「そりゃどうして。」 「宝探しみてぇだろ?その方が。」

          エピローグ:蛇の足

          10話 展望

          流石にそう長くは出しておけなかった。 表示できたのは10分。 それでも、なんだか世界はスゲぇ騒ぎになってやがる。 「ほらこれ見てみ?」 「こりゃどこだ?」 「中央部の刑務所前。デモ活動の真っ最中。」 プラカードの文字までは流石に読めねぇか、この解像度じゃ。 「ここがばれることは?」 「ない。足つかねぇように別惑星を経由しまくってるからな。」 「『家族を帰してくれ』か。」 「んぁ、ジャック?」 あれやこれやの騒ぎに乗じて帰宅したあと、ジャックが言った。 「ああいや、あのデモで

          10話 展望

          9話 破壊

          「で、どうするよ。」 「もうここまで来たらやれるだけのこと全部やるか。」 割といろんな犯罪をやらかしちまったことが確定したから寧ろ清々しくなってきた。 「っていうと例えば?」 「ジョンにはまだ教えてなかったか、俺の特技。」 特技? そりゃ確かに聞いたことがない。 「なんだいそりゃ。」 「ハッキング。」 「は・・・は!?」 「今までの経験上一番ゆるいのは広報部門だ。俺が潜り込んだことにすら気付けてなかったからな。」 おいおいおいおいおい! 「なんでそういう面白そうなこと先に

          9話 破壊

          8話 解明

          相も変わらずにぎやかなキャバレーからお送りします。 なんて、軽く現実逃避をしながらさらに辞書とにらめっこ。 そういやキャバレーってのは動物的欲求云々とかってジャックが言ってたっけ。 試しに見てみるか、って・・・! 「ジャック!」 「あ?」 「これ!」 辞書の『動物的欲求』に書いてある文面、それは。 「おー・・・・・・まんまこれ、『それ』の症状じゃね?」 「よな?」 「『ヒトは動物的欲求から解放されており、これらとは無縁である』」 「『種の存続のためだけに個を増やすが、それ以

          8話 解明

          回顧録-5

          「・・・んだよ、それ。」 「ま、信じてくれなくたって良いけどさ。自分の終わりが『見え』ちまってるのさ、あたしには。」 そこで気付いた。 俺は彼女と、まともに目が合ったことがない。 「続けるよ。さっき科学者なんて言ったけど、あんたにゃわかんないだろ?まぁ、いろんな難しいこと考えてる変わりもんどもだって思ってりゃ良い。あたしは星の外の存在と接触した、ってことで、そいつらにあれこれ調べられたのさ。」 そんな俺を置いてけぼりにして、彼女は言葉を続ける。 「本当に色々やらされたよ。ぺし

          回顧録-4

          「眼球だぁ!?」 「ははは!いい反応するね、あんた。」 彼女は快活にケラケラと笑っている。 ただ、なんだ、その。 「流石に荒唐無稽が過ぎねぇか?」 「だったら信じてもらわなくても良い。『またはじまった』とでも思っておいてくれ。」 そう言う彼女の横顔が妙に真面目くさくて。 いつものように「また始まった」なんてからかえる雰囲気なんかじゃなかった。 「で、その眼球とあたしは『目が合った』。合っちまった。・・・・・・頭ん中しっちゃかめっちゃかにされちまったよ。」 ぐしゃぐしゃと頭をか

          回顧録-4

          7話 只今解読中

          訳ワカンネー音が流れ、目に悪そうな光が辺りを照らしている。 「共通してた文字のメモ、これ。」 「Niceだジャック。まずはこれだな。」 旧暦時代文字で・・・多分四文字。 「一文字目は、これ。メモ。」 「取ってる。二文字目は?」 「これ。で、三文字目がこれの四文字目がこれ。」 えっと・・・こっちの辞書に対応させると・・・。 あ、あったあった。 「『SONG』だから・・・ウタ?」 ・・・・・・ウタぁ!? 「・・・『それ』の発生源だからって焼却されたのが何百年前だと思ってんだ。」

          7話 只今解読中

          6話 キャバレー

          で、命からがら逃げてきて、ここはキャバレーってところらしいが。 「なんだこれ。」 「貧民街に自然発生した動物的欲求の解放の場・・・?」 ジャックが自信なさげに言う。 辺りに居るのはなんか薄着のねーちゃん達だ。 「疑問形なのかよ。」 「でもここなら奴らも来れない。」 さっきとは違って自信たっぷりだ。 「なんでわかるんだ?」 「ここに入ったサツの首が爆発四散したのを見た。」 「うげ。・・・てかなんで追われてたんだよ。」 俺の問いに対して、ジャックは。 「――『それ』の罹患者の疑い

          6話 キャバレー