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エピローグ:蛇の足

「そういやジョン、その手記どうするんだ?」
「んぁ、これ?」
「肝心な『それ』についての部分が血まみれになってるから書き足したりとか。」
「しねぇしねぇ。どっか適当なところで古本屋にでも売るわ。」
「そりゃどうして。」
「宝探しみてぇだろ?その方が。」

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