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精進料理に目覚める3歩前 #34

どうやらアトピーさんは
ショートスリーパーってやつらしい。

夜。
アトピーさんを寝かしつけて
夜更かし大好きな自律神経さんをも寝かしつけると
一般的に朝と言われる時刻になっている。

ワタクシがせんべい布団で気持ちよく眠りに就いた頃。


アトピーさんは気持ちのいい朝を迎える為
ワタクシが起きるまで勢いよく朝の挨拶運動を始める。

低血圧なワタクシが筋金入りの怠け者根性で
せんべい布団に張り付いていても

寝起きのいい朝型のアトピーさんも根性では負けていない。
意地でもワタクシを起こそうとする。


さて。
このnoteはワタクシがアトピーさんと体調不良さんから逃げ回るために
食事を精進料理の方向に進めていくものである。

あくまでも途中。

なので。
まだお肉も食べたいし
お腹を壊す原因のニンニクも食べたい
小麦粉使って揚げ物も食べたい。。

などなど数々の誘惑に立ち向かいながら
進んでいるような進んでいないような状況を記している。


この南の島でも曇りの日などは
寒がりのワタクシにはだいぶ涼しくなってきたので
海も肌寒いからとアトピーさんの海水浴ならぬ
海水欲に気づかないようにしていた。

アトピーさんは堪忍袋の緒を粉々にして
海水浴をしたいと海水欲を主張する。

うむ。
そこまで言うのなら久しぶりに連れて行くしかない。

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離れたくないと主張する瞼をこじ開けながら
せんべい布団の万年床からのこのこと這い出して海へ向かう。

ショートスリーパーであるアトピーさんに引きずられて
とぼとぼと浜を歩く。

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海ではしゃいでいるアトピーさんと反対に
辺りを見回していたワタクシはいいものを発見する。

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桑の葉。

価格高騰の野菜を買わずに食した桑の葉が
思いのほか大活躍だったので

ヤギに負けじと食していたのだが
今やワタクシの身体は野菜として認識している。

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台風で丸裸になった桑の木は
一斉に柔らかそうな新芽を出している。

収穫するしかない。

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柔らかそうな新芽を摘みながら詳しく見ていくと
桑の実まである。

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アトピーさんの海水欲の為の海水浴などすっかり忘れて
桑の実に手を伸ばして口に放り込んでいく。

思わぬ収穫に満足しつつ
アトピーさんに引きずられて海に来たことなどすっかり忘れて
浮きを写すほどウキウキしながら更に砂浜を歩く。

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ハマゴウさんが再生しているのも発見。

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魚料理の臭みなど消してくれるらしいこのハマゴウさん。

いつもお世話になっている沖縄core herbさんを覗いたら
ハマゴウさんは葉を煮だして入浴剤にしたら
皮膚病にも効果があると書かれていたのを思い出して

収穫。

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I have ハーブ。

それにしても。
皮膚病がの定義がワタクシには謎ではある。

愛すべきアトピーさんも皮膚に出てくるから
世間では皮膚病とよばれるものなのだろうか。

アトピーさんをこよなく愛しているワタクシである。
病気だとはこれっぽっちも思っていない。


強いて言うなら
ワタクシが一方的に愛を押し付けている可能性を含めて
恋の病くらいである。


香りのよいハマゴウさんはお風呂に入れて
ワタクシもアトピーさんも気持ち良さそうなので
生ゴミネットに入れて風呂に浮かべる。

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効果はまだよくわからないので
後悔しないよう後日公開しよう。


桑の葉とハマゴウさんを収穫した帰り道
ワタクシはふと天丼が食べたいと思いつく。

海老天。。。
イカ天。。。
どちらもアトピーさんが触ると大喜びするので
ワタクシは暫く触れないようにしたい。

芋もない。

んーーーー。

ワタクシの手元ににあるのは桑の葉だけ。
新芽なのであまり天ぷら向きではない。はず。

かき揚げ作戦にする。
晩御飯を考えながらとぼとぼ歩くワタクシの前に
いつも撮っていたモンパの木が見えてきた。

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ほお。
ワタクシ以前にモンパの葉が天ぷらで食せると聞いたことがある。

機は熟した。

かき揚げと一緒に天ぷらにしよう。
米粉とこめ油を駆使して揚げていく。

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元々の葉がフワフワなので衣を軽くつけて揚げても
見た目がほぼ同じである。

味はクセがないけど食べごたえはある。
うむ。次回はこれをかき揚げに入れよう。


かき揚げは冷蔵庫に居たエノキ氏と玉ねぎと桑の葉で。

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食べるのに夢中で天丼を写し忘れたうっかりなワタクシである。


前回。
おばぁEATSから貰ってきたもの。
一気に熟したそんなバナナも機は熟しているどころか
熟れすぎている。

フードプロセッサーなんぞないので
手でゴリゴリとすりおろしていく。

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米粉と卵を加えてグルグル混ぜて
焼いて冷凍保存。

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砂糖はもちろん不要である。

ゴリゴリにしたそんなバナナに純ココアを加えて
こちらもグルグル混ぜていく。
お洒落にジャムの空き瓶に詰めて

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冷凍。

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愛するアイスの出来上がり。

せっかくなのでそのまま焼いて
黒糖のコクと旨みたっぷりのタレを垂れ流して食す。

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熟れすぎた
そんなバナナ生活終了。

さて。
煮物、揚げ物ばかり欲するワタクシは
どうにもカタカナの名前の料理の存在を忘れがちである。

そんなワタクシが奇跡的に
ピラフという食べ物の存在を思い出した。

ピラフさま。

冷蔵庫に残っていたピーマンとエノキで
カレー味のピラフさまである。

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なるほど。
作る料理はカタカナのものを取り入れたらどうやら幅が広がるらしい。
これからはカタカナ料理にも注目していこう。

さて。
今回はこれでおしまい。

明らかに秋である。
飽きっぽいワタクシの食生活を
次回も諦めずに紹介しようかい。


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