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※ブログ「言いたいことやまやまです」にUPしているものと同じ内容です

9月7日 月曜日

混雑時間帯を避け、長居はしないことを条件に、蕎麦屋で夫と昼食をとった。

ほんのわずかな時間だったが、外食できる幸せをかみしめる。

本当はそりゃ、外に飲みに行きたい。SNSで知人がうまそうなものを飲み食いしている写真が流れてくると羨ましくてたまらなくなる。

でもよそはよそ、うちはうち。上を求めればキリがない。おもしろきこともなき世を面白く、すみなすものは心なりけり。

私は歴史がまったくわからないので高杉晋作のすばらしさは把握できていないが、いいこと言うじゃねえかという感じ。

とりあえず、天ざるを奢らせた。

もちろんおいしかったしうれしかったが、本音を言えば「友人に会いたい!」「ビールで乾杯したい!」「なのにこんな天そばで我慢している私!」という気持ちはゼロではない。それが情けない。

目の前の天そばとの時間に一途になれる自分でありたい。よそのことを考える浮気女にはならないぞ。

備え付けの白ごま(唐辛子の入れ物に入っているのがよい)が香ばしく、蕎麦にかけたらたいへんおいしかった。

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出前も繁盛している蕎麦屋で、かなり早い時間に行ったのにどんどんオーダーが入っていた。てんこもり蕎麦たちをかるがるとバイクに吊るす職人技に感嘆する。電撃イライラ棒もびっくりのバランス能力。

ご本人にとっては「え、こんなことが? というか、これができないと仕事にならないし……」という程度のことなのでしょう。

「すごいこと」ってこういうことなのだろうな、と思う。私にとっての無自覚な「実はすごいこと」ってなんなんだろうな。

台風10号の影響に恐怖する。東京も変な天気の1日だったが、電柱が折れるようなことはない。ゲリラ豪雨程度のことである。

こんな日に限って歯医者に行かねばならず、レインコートを着ていてもびしょびしょになった。あまりにも雨がすごすぎて、ときどき雨宿り。

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ただ屋根の下で立っているだけというのもつまらなく、この写真に「いつでも中西保志になれそうな雨」とコメントをつけてツイートしようとして、ふみとどまった。台風の被害に遭っている地域の方がみたらどう思うか。そして中西保志氏への申し訳なさ……なにより、そんなおもしろいツイートでもない。

そんなもんのためにリスクをとってはいけない、と思いつつも、混乱した。私は気を遣いすぎなのか?むしろツイートしかけている時点でデリカシーがなさすぎるのか?わからない。生きるのは大変だ。

最後の雨は名曲です(MVもふくめて)。

9月8日 火曜日

昨日の今日で「置かれた場所で咲きなさい」的マインドの一切を失う。

誰かと会いたい、飲みたい、心の底から笑いたいという思いがつのり、家族に「おまえと話していてもつまらん!」と口走ってしまい仲違いする。

全部私が悪い。養ってもらっているんだから感謝第一!コロナになって迷惑をかけるなんて絶対だめ。わがままだめ。もう35歳なのに情けないし申し訳ない。そろそろ働かないと…

9月9日 水曜日

アルコール消毒液とマスクを携帯し、朝から外出する。平日なのをいいことに行列ができるかき氷屋まで自転車をかっ飛ばしてみた。

なんと40分も並ぶことになったが、Kindleがある私には痛くも痒くもない。これがひとりグルメのいいところ。ちょうど日陰で涼しかった。

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「映え」というやつである。「映え」を優先した結果、食べにくいことこのうえない。しかしそこは抜かりなく「豆腐クリームチーズ」なるものを別添えでオーダー。あふれる氷はこの別添皿でキャッチする算段である。わりとうまくいった。

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席数が少ないなか、いつまでたっても喋っているかしまし娘たちがいた。氷が溶けた汁で何時間居座るつもりなんだ。おまえら絶対二郎には行くなよ!

なんてことを思ってしまうのも「妖怪べきねば」のせいでしょうか。心の拡張工事が必要!

9月10日 木曜日

なんと一睡もできなかった。

身体が熱くて起きてしまうという、山田花子のギャグ(汗ばむわぁ~)のひとつでもかましておいたほうがよさそうな事態だった。

横になっていると背骨、腰骨を身体の内側がむず痒く、身体を起こしているよりほかなかった。花粉症のときの耳のなかの痒さに似ている。

眠さもふっとんだのでNetflixで梨泰院クラスを鑑賞し、必死に「日本でリメイクしたときのキャスティング」を考える。

広告代理店のやまま堂(業界1位をもじると”電まま”になってしまうのでいろいろ考え業界2位で妥協)のブレストからのMTGからのアジェンダからのコミットにサミットした結果、「パク部長は小倉久寛さん」でフィックス。

とにかく全身がだるいので鍼治療を依頼する。

背中の鍼が苦手なのをすっかり忘れており、打たれるたびにビクッと動いてしまうので先生も大変だったろうと思う。しかし劇的にラクになった。

夜の睡眠に期待するも、腰が熱くてたまらない(触ると平熱)。アイスノンをして眠る。身体にはよくない気がするがよく寝られたのでオッケーオッケー

9月11日 金曜日

視聴率の低さに定評のある私のTwitterで、10件以上の「いいね」がつくのは珍しいことだ。内容は次のとおり。

なんらか共感してくださる方がいらっしゃることにちょっと安堵する。

専業主婦の私の生活など、まさに上でいうところの「休み」に匹敵するものなので、油断をするとすぐこういう思考に陥ってしまう。

こんなことを「わざわざ」考えているやつに美人はいないと思う。ブスまっしぐらが嫌なら、やめないと。

私は「リフレッシュ確認魔」にならないように気をつけて生きていきたい。

『人間の証明』読了。なんとアンリミ対象。

最後の一気に収束していくかんじは「おおお」となったものの、私にはちょっとヘビーというか、ここまで人物や情景のディティールいらないな……と思ってななめ読みしてしまったところがちらほら。大事な伏線を読み飛ばしてしまっていたかもしれない。

大事な霧積温泉のあたりと、ケンさんのニューヨークに対する悪態いろいろ、突如登場する大学生男女(女は今でいうところのオタサーの姫)のハイキングシーンあたりはけっこうお腹いっぱいに。

棟居刑事とお父さんのエピソード、ミスター新見の奮闘記がお気に入りです。Amazonレビューを見ると絶賛されているので、私の感想の稚拙さに泣けてくる。映像版を観たら、印象が変わるかな…

9月12日 土曜日

無になれる時間がほしいと思い、筆ペン教室の門をたたく。

非常に個性的な教室だった。書道の世界は深い。

私はこれから先に控える冠婚葬祭のタイミングでカッコつけたいだけなのだが、意識が低すぎるだろうか。

コロナ発生後はじめて、夫と夕食に出かけた。酒も2杯ずつ飲んだ。我が家に革命が起こった。なかなかに繁盛しているお店だったため、彼は気が気でなかったようだが、急かすことなくゆっくり時間を過ごしてくれた。がんばったのだと思う。

帰り際、店員さんから来月でお店を閉める旨を伝えられる。ビル取り壊しに伴うものだというが、移転先はまだ見つかっていないとのことだった。早い時間から客が多かったのは、そのせいもあるのだろう。さみしい。

こうして一生懸命がんばっている人たちがいるなかで、私はなにをしているんだ。

頭の中のもやもやが晴れず、気持ちを書き出してみた。この記事が黒歴史になりますように!

9月13日 日曜日

午前中は毎週恒例となった「1週間作りおき」に励む。

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午後は散歩に励み、足を酷使。

100円ショップで整理用の箱を購入し、冷蔵庫を片付けることに。

正露丸とビオフェルミンと下痢のときに効く漢方が出てきた。これ冷やすものだったのか。夫の流儀なので受け入れることにする。

圧倒的に賞味期限を過ぎている「オリジナルチロルチョコ」、廃棄してよいか確認すると、「とっておく」とのことだった。

実弟も思い出と物品を切り離せないタイプ。男性の性質のひとつなのだろうか?

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