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9月14日 月曜日

午前中はカラオケボックスへ。ポッドキャストのゲスト回を収録する。

家族以外の誰かと話をする機会がほとんどないためかなり不安だったが、いつもお世話になっているアシカガさん(アシカガCAST主宰)がお相手とあって、話しながらだんだん自分がリラックスしていく感覚があった。ありがたいかぎりである。

コロナで人と会えなくなった。

「本当なら、いろんなひとに直接会って、楽しい時間を過ごしたかったのに」

と思っている限り、これから先の時間は(少なくともコロナを撃退するその日までは)楽しいものではなくなる。

いかにして「本来ならこういうことができるはずなのに、できない」という想いから卒業するかが大事なのだと、アシカガさんから教わった。

キーボード入力とフリック入力が「別物」であるようなもの。フリック入力をしながら「ああ、キーボードなら早く打てるのに!」と思うのは不毛だという話である。

オンライン飲み会が大嫌いなのだけれど、それは、「本来飲み会はこういうもの」という気持ちが強すぎるからではないか。まったく別の切り口でやれるのではないか。自分が望むコミュニケーションの場が作れるのではないか。考えてみよう。

アシカガさん、ありがとうございました!

夜、料理を調子に乗ってアレンジしたらメインディッシュが台無しになった。食べられないレベル。失敗内容がひどすぎて、まだ書けない。

ひとりぐらしのときにもっと自炊しておけばよかった。そうすればいろいろ冒険できたのに。いまは冒険すると家族が道連れになってしまう。

家族がいても冒険しようとしてしまう無鉄砲な性分が怖い。株やFXには手を出すまい。

9月15日 火曜日

午前中は打ち合わせにオブザーバーとして参加。自由に発言できるうえにタスクが発生しないとは、なんといいご身分なのだろう。

最初は不安だったが、参加させてもらえてとてもよかった。やっぱり人と話すのは好きなのだなあと思う。どうにかして「話す場」をつくっていきたい。

松田優作版の『人間の証明』を観た。Netflixに入っていれば月額料金内で視聴できる。

書籍を読んでから観ると、相違点が多々あっておもしろい。

夫・小山田と不倫男・新見が真実に迫っていくくだりが好きなので、映画ではそのエピソードがだいぶコンパクトになっていたことに寂しさはあったが、小山田を長門裕之、新見を夏八木勲、というキャスティングはたまらない。

しかしなによりの見ものはフーテン息子の恭平を演じる岩城滉一である。この配役を考えた人、最高だ!

これまで映画はほとんど見ずに過ごしてきてしまっていて、実はもののけ姫も観たことがないくらい。

これまでインプットを怠ってしまったぶん、本や映画で心を豊かにする時間に充ててもいいのかもしれないな。

9月16日 水曜日

着付けの稽古に行き、帰宅してから吾輩ご乱心。

気持ちを落ち着けようと昼ごはんのデザートとしてビールを飲むも、身体が重くなるだけで気持ちは晴れなかった。

午後、リモートで知人と話す。いくぶんか元気になるも、些細なことでイラついてしまい、自分が嫌になる。

夕食の準備から食事まではうまくいったが、片付け後、なぜか気持ちが被害者モードになり、夫にストレスを与えてしまった。反省はするも気持ちのギアチェンジができず、悩む。

頭を冷やそうと散歩し、少しは楽になるだろうかと缶ビールを飲んでみたが、なにも変わらなかった。酒は助けてくれないことがわかった。

一人旅に出てみたいが、旅は準備と移動が面倒で尻込みする。

旅の準備、で思い出した。私には「布」に対しての恐怖症がある。

年季の入ったもの、「縫い目」が見えるものなどなど、予期せぬところで鳥肌を立ててしまう。いまはもう見かけないけれど、電車の椅子が破れて縫われている様子を見ると、心底ゾワゾワした。

この性分のせいで、修学旅行などは不安しかなかったものだ。合宿所の「布」を信頼できなかった。バスのカーテンなどは大嫌いなので、窓側はよろこんで譲る。

宿所では靴下に手袋、そしてマスクを身に着けて寝た。枕の上に敷くタオルも持参したおぼえがある。

ちなみに潔癖症とはまったく異なる。私は床に落ちたものでも平気で食う。

知人の家だと布に年季が入っていようと無問題。自分でもわけがわからない。

こういう面倒くさいことを言っているから、いつまでも辛気臭い顔をすることになる。幸せが逃げていく。ひとが離れていく。私だったら、不幸自慢をするような奴は罵倒する。「かわいそうって言ってほしいの?」くらいは尋ねてしまうかもしれない。辛気臭いやつとは付き合いたくない。

うじうじしていると、なにより、おもしろいことに気づかなくなる。

元気なときは街のVOW的なものを見つけてはひとりでニヤニヤできるのに!

9月17日 木曜日

虫混入で大騒ぎの「マイプロテイン」製品を朝ごはんに食べてから、外出。虫もタンパク質。

家にいたくなくて、喫茶店に行った。夫は私に出かけてほしくない(感染リスク)ようだが、気持ちが腐るので、思い切って夕方までほぼずっと外出していたら、前日まで抱えていたイライラ感が薄れたように思う。

いくら大事な家族、安心できる自宅とはいえ、狭い部屋にずっといっしょにいるのは息苦しい。

散歩中にパンダの箸置きを買った。

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箸置きなんて、自宅で過ごす時間には絶対に不要なものだと信じて生きてきたのに。

夫は几帳面な性格で、食卓でテーブルに箸がころんと転がろうものなら、その箸はもう不潔だという判断をする。コロナの影響もあろう。

私(実家の家族も含む)は不潔人間なので、テーブルに転がった箸は平気で使う。

コロナ以来、私のそういうズボラなところは常々「直すべし」と指摘されてきて、そのたびにむかついた。

でも、パンダの箸置きはかわいい。これがあれば「テーブルに転がる」事態も防げる。

試練というのは、こうやって、ポジティブな切り口を添えて乗り越えていけばいいのではないだろうかと思った。

言うはやすし。目がデカいのはきよし。小さなことからコツコツと。

9月18日 金曜日

朝、ジョナサンへ行く。ガラガラで快適。ドリンクバーに無料で追加できるしらすおろしごはんが妙においしいので食べてしまう。

ずいぶん元気が戻った気がする。マイナスからプラスになったわけではなく、マイナスからゼロに戻った感じがする。それを健康と呼ぶのだと思う。

「調子がいいとき」というのはイベントのようなもので、本来の自分ではない。

 冷凍庫と洗濯槽を掃除した。満足。 

9月19日 土曜日

ラーメンとハンバーガーはコスパならぬカロパ(カロリーパフォーマンス)がとても悪い食品だと思っている。

まちがいなくおいしいが、カロリーの割にまったく腹が膨れない。だから嫌いだ。私の腹が満足するまで食べたら2000キロカロリーなんてあっという間だろう。だから今日もせっせとおからパウダーで満腹感をごまかすのだ。

今日は夫が外食するというので一緒にラーメンを食べに行った。おいしかった。夫は少食なので、なんとなく合わせておけばラーメン屋もこわくない。外食頻度が少しずつ増えているのはとてもうれしい。

散歩してから帰宅。別におもしろいことはなかったが平和だった。スーパーで笹かまを半額で買えたのが今日いちばんのよろこび。

帰宅後、筆ペンの練習をする。筆圧のかけ方が難しい。冠婚葬祭でかっこつけられるようにがんばる。

9月20日 日曜日

バーチャルコワーキングスペース「みんコワ」で毎週日曜日の10時~12時に開催されているグループコーチング(と呼べばよいのだろうか)に参加。

▼詳細はこちらを!今後も毎週開催予定とのこと。なんと無料!
考え方のくせと視点を変えるワークショップ With Ellie

参加者が抱えている悩みや課題を紹介しあい、そのなかでひとつを選んでみんなで掘り下げていくというおもしろい試み。

ありがたいことに、私が悩んでいる「悲劇のヒロインになりたい症候群」についていろいろな方にご意見を伺うことができた。

ブログは盛大なひとりごとにすぎないが、直接このテーマを誰かと話し合えるなんて、とても貴重な時間だった。ありがとうございました。

そういえば今週前半のブレストに参加したときも充実感があった。なにかを考え、誰かと話し合えるひとときは、私にとって大事な時間なのかもしれない。

それが「仕事」になると途端にプレッシャーを感じてしまうので、せっかくの専業主婦という立場をいかして、なにかできたらよいと思っている。これは後日、あらためて記事にまとめたい。

Ellieさんのワークショップ、おすすめです。

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