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9月21日 月曜日
ポッドキャストを録りだめるためにカラオケボックスへ。
梨泰院クラスをはじめ、最近観たものを紹介するつもりがまったくうまくいかなかった。映画や本の感想は難しい。登場人物や好きなシーンについて話したいが、前提も共有したい。ストーリーや概要など、前提を話しているうちに体力が尽きてしまった。
精進します。
匿名リスナーさんから
「反面教師としてあなたのポッドキャストを聴いている」
とコメントをいただき、「そりゃそうだよな」と思いつつもちょっとへこんでいる自分がいて愉快。
▼反面教師にぴったりのポッドキャストがこちらです
9月22日 火曜日
オリジン弁当で昼食を買う。
「ビニール袋はつけますか?」
そうか、こういうところにもエコバッグを持ってこなきゃいけないのね。
たかだか2円ていどのことなのに、なんだか損した気持ちになる。いらないと言ったら透明のビニール袋に入れてくれた。
このまま持って帰宅。意地を張った。
この手提げビニール撲滅運動の成果はいかほどなのだろうか。エコというより「ええ子(いい子)」と言われるためのバッグな気がしてきた。
「みなさんのおかげでこんなに環境に対して効果が出ています!」という報告があると、よっしゃもっとがんばろうという気持ちにもなるが、はたして。
Netflixでヴァイオレット・エヴァーガーデンを観始めたらみんな英語を話すので、そうだよなあ外国の人の話だもんなあ、声優さんてすごいなあ、と受け入れてしまったけど、私が言語設定まちがえてただけだった。
— やままあき◆Kindle本『妖怪べきねば』発売開始! (@yamama48) September 22, 2020
子安さんの安心感!
4話まで観たものの、グッときていない自分がいる。ヴァイオレットちゃんにイライラしている自分もいる。
エリカさんやアイリスさんのような娘にこそ幸せになってほしい。この先に感動ポイントがあると信じたい。とりあえず完走はしよう。
太宰治の「眉山」を読む。よかった。自分の言動を省みさせられる。超短いのでぜひ。
9月23日 水曜日
8月から心身の調子がすぐれず、朝の日記タイムに「幸せとはなにか」を考えることが増えた。
いまホットな持論は「幸せとは、なりきるもの」である。
私の友人・知人は立派なひとが多く、Facebookを開くと数多のサクセスが視界に飛び込んできて辛くなることもしばしば。
みんなすごいよな、いいよな、なんてことを思う一方で、それらの投稿は彼らの生活の一瞬を切り取ったものにすぎず、ほかの時間はしんどくてたまらない可能性もおおいにある……と思うと、複雑な気持ちになる。
まだうまく言葉にできないのだが、それらを見たり考えたりしていると、幸せとは「演出してつくられたもの」だと思えてくる。
私自身のイケイケFacebookを私が見ているような状況をつくれないか。
そんなことを考えているうちに「幸せとは、なりきるもの」というメモが記された。
今日の昼ごはんは、虫混入騒動でネット騒然のメーカー「マイプロテイン」社のブラウニーだった。虫は見当たらない。いつもどおりの味だった。でも食べ終えたあとに「ああおいしかった」と声に出してみる。
天から妖精が降ってくるでも、地獄の門が開くでもなかったが、幸せとはこうやって、自分という観客に向けて「演出してつくる」ものではないかと思う。
台風がくるので買い出しに出かけたら、道端に黒いゴミ袋のようなものが捨てられているのを発見。いまどき黒いタイプは珍しいなと近づいてみたら、カラスの死骸だった。
9月24日 木曜日
台風は来なかった。来たんだけどジャパンパワーに圧倒されたのかビビって小さくなって通り過ぎていったのである。よかったよかった。
私の「月のもの」も過ぎ去って、久々に快適な1日。うれしくてリングフィットアドベンチャーをたくさん進めた。こんな日は1ヶ月のうちで何日あるのだろうか。
本当は今日明日、近場のホテルに1泊する予定だったのだが、台風到来のニュースにビビってキャンセルしてしまったのだ。1泊2日だと化粧品なり着替えなり、準備がめんどうくさいので結果オーライである。
ただ昼ごはんを食べがてら散歩するだけで充実感がある。
蕎麦屋で口元につゆがついてしまい、拭おうとするもティッシュを持参し忘れた。仕方がないので苦肉の策で、付けてきたガーゼマスクで押さえる。
帰りの道中、常にめんつゆのいい香りを楽しむことができ、空腹時はこれでしのげるかもしれないなあと思った。
幸せとは捉え方次第である。と、いまは思えるのだが、半月もすればまた気持ちがどん底になるんだろう。こわいなー。
午後はバーチャルコワーキングスペース「みんコワ」のもくもく会に参加してブログ記事を書く。よかったらご覧いただけると幸いです。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン、かなり渋々というかんじで5話目を鑑賞。
イケメン王子役が津田健次郎さんで腰が砕けそうになる。観てよかった。
9月25日 金曜日
朝たまたまテレビをつけたら日テレの「スッキリ!」だった。
いまをときめくアイドルグループ「NiziU」のNINAさんのドキュメンタリーコーナーをうっかり観てしまう。
ガールズグループには関心がないので彼女のことは初めて知ったのだが、15歳とは思えぬきれいな顔立ちととんでもないスタイルの良さ。歌がうまくて努力家で作曲もでき、プロデューサーのJ.Y.Parkも絶賛……ということで、オーディションをどんどん勝ち抜き、NiziUのメンバー入りを果たしている。
「選ばれし者」という言葉がぴったり当てはまるような内容だった。
番組を見ながら下記のメモを取った。
右上のピラミッドが最初に書いたもの。
NINAさんをはじめ、人々の注目を集める場所で活躍できる人たちは「人類のなかでほんのひと握りのスター、選ばれた人」であり、その他はピラミッド構造は維持しつつも、基本的に「一般人」としてざっくり括られる。そんなイメージを抱いていた。
しかし人とはこんな構造のなかに組み込まれた存在なのだろうか?
と思って右下に描いたのが、変な丸の集合体である。まだ言語化はできないが、世の中はこういうものなのではないか、というイメージである。
たまたま観たのがオーディションの映像だからピラミッドになってしまっていたのだけれど、実際はみんな並列なのではないか。
話がそれるが、お笑い芸人のかじがや卓哉氏について。彼は「アメトーーク!」の「iPhone使いこなせてない芸人」で一躍有名になったが、芸人という土俵のうえではそれほど番付上位には食い込めていない。
しかしそんな「芸能界の下っ端」である彼を、ゴッドマザー・和田アキ子が「先生」と慕い、敬語で話しかけるのだという。ずいぶん前にバラエティ番組で聞いた話なので、真偽のほどは定かではないけれど。
この話と、前述の「ピラミッド」と「並列の丸」のイメージは重なりはしないか。
ピラミッドやカースト制度のような図にとらわれているのは自分自身のせいなのだ。NiziUのオーディションに臨んだ、1回戦で敗退した、はい私は価値がありません、というのは早計である。「アイドルは偉い」というピラミッド図をあまりにも濃く描きすぎてしまっている。
これが「起業できるやつは偉い」でもいいし「出世するやつは偉い」でもいいのだけれど、とにかく、ひとつのピラミッド図にとらわれていると人生詰むぞ、という話がしたい。
NINAさんにはNiziUのメンバーになるという役割がたまたま合致しただけなのだ。
そのオーディションに落ちたAさんには「左官になる」という役割が合致するかもしれない。「おお、これこそ私のフィールド」と思える場所が見つかったら、そこで腕を磨けばよい。アイドルは偉くて左官は下々の人間だなどと、ランクのつけようがない。
もちろん著名人のなかには「著名人と一般人」という線引をして、「一般人はその他大勢にすぎない」と考えて、雑に接してくる(小間使いのような接し方というか、こちらのことをきちんと見ていないなという接し方)人もいるだろう。それはその人が「自分のなかのピラミッド図にとらわれているだけ」だ。哀れなり。
私も、NiziUにはなれないにしても、なにかぴったりくる役割を見つけたい。
ひとまず、今日は買い出しのついでに夫のために「ピノ」を購入した。安価なプライベートブランド商品もあったが、ピノにした。なぜならPB商品はバニラ味しかなく、ピノは3種類の味が入っていたから。選べたほうが喜ぶだろう。
ファミリータイプのアイスはカサがあるので荷物になる。ましてやエコバッグ時代、バッグの容積をアイスごときに取られるのは本来なら避けたいのだ。
でも彼は仕事に忙しく、ちょっとした休憩にピノ程度のアイスを食べることをよろこびとしている。ならば買おう。
冷凍庫に入れておいたら、ひどく喜ばれた。私は「有名になる」というピラミッド図では上位に食い込めそうにないけれど、夫を支えるパートナーとしては十分に機能している。
「今日はピノを買ったので、私はいい仕事をしたと、今日という日の実績に自信を持ってもいいんだろうか」
「当然だよ!」と即答してくれる家族がいる。
9月26日 土曜日
毎週金曜日の夜、バーチャルコワーキングスペースの「みんコワ」で「スナックみんコワ」なるオンライン飲み会が開催されている。
リモートの飲み会はどうにも苦手なのだけれど、「人と話したい欲」があり、勇気を出して接続してみた。お酒の力もあってか、リラックスして楽しめたうえに、参加している方との心の距離も近づいた気がして、たいへんうれしいひとときになった。
リモート飲み会は苦手、というのは思い込みだったのかもしれない。そりゃ直接会えるならそのほうがいいけれど、人と会話してコミュニケーションをとること自体が好きなのだ、と自覚できてよかった。心身の調子がよいからかもしれない。
昨日の夜から「うまい刺身を嫌というほど食べたい」気持ちがとまらず、入谷の「さいとう」さんまで雨のなかわざわざ出かけていった。
テイクアウトの海鮮丼、1350円。写真では伝わらないてんこもりぶりである。刺身が多すぎるのでごはんは別盛りというシステム。それはもう海鮮「丼」ではない。
入谷は行ってみたいお店が多いのだけれど、わざわざ行かないといけない場所なのが歯がゆい。
たっぷりお刺身が食べられてよかった。最近、夜ごはんをたくさん食べてしまうので、朝ごはんを抜くようにしている。効果なさそう
9月27日 日曜日
朝は「みんコワ」のコーチングワークショップに参加。時間管理についていろいろ考える。
会社員生活をやめたこと、主婦になったことに加え、これまでライフハック畑の方々にいろんなことを教えていただいたのが功を奏しているのだなあと実感できるひとときになった。
アプリ「たすくま」で歯磨きの時間レベルのこともログをつけていれば、1日のなかに無駄な時間などないのだと腑に落ちる。「理想のフリータイム」なんてものは存在しない(自由時間ができたとしても、なにかに使ってしまうので)こともわかる。
これだけでも、タイムマネジメントの理想と現実のギャップに苦しむことがなくなると思う。
久々にそういう話について考えを巡らせたので楽しかった。「考えるのが楽しい」の対象を政治や経済に向けられると、私は大物になるのかもしれないぞ!政治も経済もわからん!
午後はナインティナインのオールナイトニッポン(ゲスト:ぺこぱ)を聴きつつ、1週間分の料理つくりおきに励む。
久々に聴いたけれど、2人のトークがすごく自然で、しっかりおっさんになってて、なんかすごくいいなあ、と思った。
今日も1週間ぶんの作りおきをよくがんばった!
— やままあき◆Kindle本『妖怪べきねば』発売開始! (@yamama48) September 27, 2020
料理嫌いでホットクックを買った方、騙されたと思ってとろみさん @torominchi のnoteマガジンを見てほしい…!
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ホットクックレシピはこの世にあまたあるけれど、とろみさんのレシピがいちばん私の口に合っていた。なんでもおいしい。noteマガジンフル活用。
私はマガジンのレシピをWordにコピペし、メモを書き足して、コンビニでネットプリントし、冷蔵庫に貼って、それを読みながらつくっている。お気に入りレシピはスキャンしてEvernoteに保管すればペーパーレス。作り終えたレシピの紙は裏紙保管庫へ。
ここまで活用している!
料理は大嫌いだ。でも夫は外食が好きではない。ならば頼ろう文明の利器とプロの技。ホットクックを夫に買い与えてもらい、毎月たった1,000円で家庭料理を教えてもらえるなんて幸せものです。
拙著も何卒よろしくお願い申し上げます
宣伝をがんばっていないことを反省し、再度PRさせていただきますm(_ _)m
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