オンラインホワイトボードで授業を展開していく
理科の単元をオンラインホワイトボードで展開することにしました。
使用しているのはmiroです。とても使いやすく、様々なコンテンツの追加も容易です。教師からの学習内容や資料提示、児童の成果物の提出を全てmiroボードで行ってみることにしました。
以下は単元の1時間目の授業です。
まず、今日の授業内容を確認します。今回から毎回の授業で欠席者を付箋でメモすることにしました。miroボードを見れば休んだ子は授業内容を確認できますし、教師側ではその子がどの授業内容を理解していないかが把握しやすいと思います。昨日の授業では休んだときは、「こんなふうに付箋つけておくからmiroを見ろよ」と伝えました笑
次に、授業ではじめに説明したのが単元の見通しと学び方です。どのような実験があるのか、関連する動画や資料を随時追加することを伝えました。このやり方には賛否があるかも知れませんが、自分がどこにいるかを把握しながら学んでいく方が内容への理解も深まるように感じています。教師の教材研究を兼ねて、子どもたちにもオープンにできる情報をどしどし伝えます。
単元の見通しをもったところで、これから学習する「水溶液」の定義を確認しました。定義をノートに位置づけた後、もう少し理解を深めるために、身の回りのものを5つ提示し、その中にある水溶液を探す活動を行いました。グループで対話をし、自分の考えを持ったら投票します。全体で結果を確認しながら、水溶液についてさらに解説を加えました。この画像は教師側の大型モニタはもちろん、子どもたちの一人一台端末にも当然表示されています。こういうのが簡単なところがmiroの良さです。
この日の最後の活動では水溶液のちがいを見つけるためにどのような方法があるかを考えました。
班ごとに以下のような枠を提供し、対話をしながら、アイデアを付箋で貼り付けていきます。制限時間、5分くらいの活動です。
miroボード上では俯瞰が容易です。子どもたちはグループ内で対話をしますが、他のグループの様子も参照することができます。お互いに学び合ったり、真似したりも大いに結構と伝えていますので、子どもたちは他のグループで参考になるものはどんどん取り入れていました。
終わりに次回から実験が入るので、その際に気を付けることを確認しました。これもmiroボード上に残しておくので、適宜、戻りながら指導をします。
こんな授業です。一時間の授業内容がボード上に残します。そして、次回はここに付け足します。それが単元を通して残るので、遡って学習内容を確認したり、自分の考えの変化を確かめたりが容易になるのでは、と考えています。この後の授業がすごーく楽しみです。
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