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【農泊・京都】綾部市にある「農家民宿 月あかり」にいってきました。(FARMSTAY in Kyoto)

こんにちは!都内在住。0歳10ヵ月と3歳2ヵ月のふたりの子どもの母、やまくぼです。現在、育休中。

旅と自然が大好きな私。子どもと一緒に自然を楽しめる旅がしたな~と思い農泊の旅を始めました。

今回訪れたのは、京都府綾部市にある『農家民宿 月あかり』さん。綾部市はここ最近移住者が増えて、おもしろい商店やカフェが増えているエリアです。

京都と言うと、寺院の多い市内をイメージする方も多いかもしれませんが、ちょっと離れたところにものどかで素敵な場所があるんです~!ぜひご紹介させてください。

夫の実家、福知山市からのんびり綾部に向かいます~!

2024年のGW。わたしは家族と一緒に夫の実家(福知山市)に帰省していました。今回は9日間も滞在するので、あいまに1泊2日で次女とお隣の綾部市へ探検に繰り出すことにしました。

ふたりで綾部探検隊~!どんな場所かな、楽しみ

月あかりさんの最寄り駅は、JR山陰本線の「山家駅(やまがえき)」。京都駅からは電車で1時間40分ほどです。山家駅から月あかりさんまでは徒歩25分ほど。

事前にお伝えすれば車で迎えに来てくれるのですが、周辺も散策したかったので自力で向かうことに。

今回は京都駅とは反対にある夫の実家から向かいます。綾部駅から山家駅までは電車でも行けるんだけど、ちょうどいい時間のがなかったのでバスで行くことに。

いろんな行先のバスがある

バスを待っていると、何人かが次女に微笑みかけてくれたり話しかけたりしてくれました。

バス停「西原町」が月あかりに近そうなので降りてみる

シトシトと小雨がぱらつく中、バスを降ります。迷わず行けるかなぁ

もうすぐ田植えなんだなぁ。田んぼには水が張ってある。

バス停「西原町」から歩いて20分ちょい。Googleマップを見ながら、農家民宿月あかりさんに到着しました。

落ち着く雰囲気の古民家

古民家「農家民宿 月あかり」さん、おじゃましま~す

優しそうなご夫婦がお迎えしてくれました。泊めていただくのは広い和室。ハイハイとつかまり立ちをし始めた次女が、広いお部屋の中を嬉しそうに動き回っています。

ご夫婦はさらに奥のお部屋で生活しているんだそう。

そしてこの後、飾ってあるお花を食べた!きゃー

荷物を置いて、一息つきます。ふ~

おうちの中をちょっと探検

お風呂場やトイレなどの場所を案内いただいたあと、「よかったら一緒にコーヒーを飲みませんか」とお声がけいただき、喜んで次女とご夫婦の元へ。

自家製のスイートポテト…!

お母さん作のスイートポテトをいただきました。しっとりしてておいしかった。移動でちょっと疲れた身体にしみます。サツマイモもご自分たちで育てたものなんだって。

子ども用のイスも用意してくださっていました。お孫さん用なんだそう

次女もおいしそうにパクパクと食べていました。「わ~食べた食べた」とみんなでニコニコ。次女もにんまり。これからどんな時間が過ごせるんだろう。わくわく

雨なのでおうちの中でパン作り

月あかりさんでは季節の収穫体験ができます。今回はまだ作物が育っていない時期&雨だったため、おうちの中でパン作りをさせていただくことになりました。

お母さんはほぼ毎日ご自分でパンを作っているんだそう。小麦粉も例年は自家製のものなんだそう。自分たちで麦を育てて、小麦粉まで作っている!すごすぎる~。「でもね、去年は鳥に食べられちゃって収穫できなかったの。だから今回は市販の小麦粉なのよ~」とおっしゃるお母さん。おぉ、自然の中で試行錯誤しながらも楽しく生活しているんだなぁと感じました。

パンの生地は準備してくださっていたので、わたしはこねて成型するところをやらせていただきました。モチモチだぁ

こねている間、次女が動き回るのでお母さんとお父さんが遊んでくれていました。

またしばらく発酵させるのでのんびり待ちます。そして明日の朝ごはんでいただけるんだって。どきどき

スナップエンドウとお茶の葉の収穫体験

さて、まだあまり収穫できるお野菜がないと言っていましたが、スナップエンドウとお茶の葉は収穫できるとのこと。

雨も上がったので畑に出て収穫体験をさせてもらうことに!

おうちのすぐ隣に畑があります。

ベビーカーをお借りして次女と畑へ。

スナップエンドウをハサミでちょきちょき収穫します。「ふっくらしているのを探してね~」。たくさん採りました。

お父さんが次女を見ててくれました。お言葉に甘えっぱなし。

次はお茶の葉っぱの収穫。先っぽにある新芽?のところだけを採ります。柔らかくておいしいんだって!

スナップエンドウとお茶の葉っぱは夜ごはんでいただけるとのこと。
うわぁ楽しみ~~

夫の実家に3歳の長女を置いてきたけれど、収穫体験もパン作りも一緒に楽しめそうだなぁ。次はみんなで一緒に来よう。

採れたてお野菜の夜ごはん。いただきます

待ちに待った夜ごはんの時間。

お母さんの手作り。「わぁ~」と思わず歓声をあげるわたし。おいしそう!!!!タケノコなど旬のお野菜が並びます。次女用にも作ってくださっていました。ほぐして食べました。

次女用に肉団子と栗ごはん、スナップエンドウ
スナップエンドウやお茶の葉は天ぷらや昆布巻きに

どれもめちゃくちゃ美味しくて「おいしーおいしいぃ」と噛みしめながらいただきました。

ごはんの後は、お土産用のパン生地を作らせてもらうことになりました。

こねる
その間、おもちゃで遊ばせてもらった次女ちゃんはニコニコ顔

パンをこねて、たくさん遊んだあとはお風呂に入って、さぁ寝ましょー

昼は暑いけど、夜はまだちょっと冷える5月上旬。おやすみなさーい

おはよー。焼きたてのパンの朝ごはん

ガタンゴトン。電車の音がして起きたよ。
昨日は雨だったけど、2日目は晴れた!

おはよ

お父さん、お母さんと一緒に朝ごはん。

昨日作ったパン。外はカリっ、中はモチっとしていて、おいし。パンにつけたのはイチジクのジャム。こちらもお母さんの手作り。

サラダもサツマイモのポタージュも新鮮なお野菜の味。サツマイモは次女が大好きなのでたくさん飲んでいました。

ごちそうさまでした
お父さんが遊んでくれるの、嬉しいね

次女はすっかりご夫婦に懐いているのでした。

ごはんをいただきながらお2人とたくさんおしゃべりしました。

以前は違う県に住んでいたこと。
自給自足の生活に憧れて、定年後に綾部市に移住してきたこと。
初めて蕎麦の実を収穫した時、自分たちで蕎麦をうったこと。
近所のみなさんにふるまったこと。
「もう市販の蕎麦は食べれないくらいおいしいのよ」って笑うお母さんと
「大変だからしばらくはやらないなぁ」と言うお父さん。

初めて田んぼに稲が実り、天日干ししている時は
「とっても感動したの」とキラキラとした瞳でお話されるお母さん。

これからはお米、野菜に加えて果樹も育てるんだそう。
「忙しいわよ~」と言いながらも
「身体を動かして汗をかくのってとても気持ちがよくて、健康になった」とお話してくださいました。

とってもとっても素敵だなぁと思って聞いていました。
わたしもいつか、そんな生活をしてみたいかも。
できるかなぁ。
妄想がぐーるぐる。

「農家民宿月あかり」周辺を散歩だ~

おしゃべりをしながらの楽しい朝ごはんタイムも終わり、チェックアウトまで時間もあるので周辺を散策してきまーす。

いいお天気で思わずにやけちゃうなぁ~

線路がすぐ近くにあるので線路沿いを歩く。

お天気なので田植えをしている方もチラホラ。のどかだねぇ。

月あかりのご夫婦も田んぼを持っていて、一年間で食べる分のお米は自分たちで育てているんだって。

手作りの看板は可愛い

ただいま~。もう10時だ。

月あかりさんも綾部も大好きになりました。次に帰省のタイミングでまた来ます~!

あっという間に帰る時間。さみしいなぁ

縁側から見えるお庭が美しい

2日間と短い滞在だったけれど、とっても癒されたしワクワクしたし五感が刺激されました。

ご夫婦が農家民宿を始めたのは5年ほど前だそう。以来、海外の方が泊まりに来たり、学生さんが教育の一環で滞在したりもするみたい。

月あかりさんでたくさんの出会いが生まれているんだな。素敵!!

ありがとうございました。

綾部市にはたくさんの農家民宿があるんです。いろいろなところに泊まって、綾部をもっともっと知りたいなぁと思ったのでした。月あかりさんにもぜひ違う季節に再訪したい。

綾部、おもしろい。
次来るのは夏かな、冬かな。
今から楽しみ。

〈料金〉
・1泊2食付 8,000円
・子ども(4才から小学生)5,000円
・子ども(小学生以下) ※お布団の必要がない乳幼児は無料

・体験料 2,000円
・共通受付によりお申込みされる場合は、上記に加えて宿泊料金(税込)×5%の手数料

(農家民宿月あかりさんには、2024年5月1日~2日に滞在しました!)

さて、夫の実家に帰ります

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