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自己紹介〜第2回〜

こんにちは。やまけん(けんちゃん)です。
前回の第1回を見ていただいた方ありがとうございます。
まだ見てないよーって方はぜひご覧になってください☺️

ー北海道芸術デザイン専門学校の日々ー

北海道芸術デザイン専門学校(以下、bisen)での日々は、僕の世界観が大きく変わる出来事ばかりでした。
入学した初日に、先輩方がズカズカ入ってきて自己紹介を始めたり、この学校は体感1種間で終わるとか話してて、頭の中が?だらけでした。笑

そんな状態で始まった学校生活。
本当に座学がなくてびっくりしました。
月 AM:デッサン PM:素材研究
火 AM:木工演習 PM:金工演習
水 AM:陶芸演習 PM:色彩の勉強
みたいな感じで。本当に実践して覚えるみたいな。
毎日が新しくて、楽しくて、すごく刺激的だったのを今でも鮮明に覚えています。

ー先輩たちがヤバかったー

本当に先輩たちがやばくて!(良い意味で)
放課後になった途端に、なんか教室に置くためのキッチン作ったり、イベントに使うための屋台作ったり、小屋作ってるんですよ。笑笑
知識も経験もない僕からしたら、当時は凄すぎて意味わからなかったです。近付くのもちょっと恐れ多いみたいな感じで。。。
しかも、学校のイベントじゃ物足りなくて、ちょいちょいイベント企画してくれて海キャンプや、ハロウィンパーティー、クリスマス会などなど盛り沢山です。

ある日、「こんなに色々やっててすごいですね。」って話しかけたら、「凄い?ただ、自分たちが必要なもの、やりたい事、楽しい事を作ってやってるだけだよ。」って。とても印象的でした。
小中高と与えられた環境で受動的な教育を受けていた為、自分で問題提起し、解決するような主体的に動くことなんてほぼ無かったと思います。
この時に自分もこの人たちのように主体的に物事を考えて動けたらいいなって思うようになりましたね。

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ークラフト専攻独自の授業ー

日々の授業は実習ばかりで、かなりハードなのですがその他にもbisenのクラフト専攻には独自のものがありまして、それが野外授業です。
プロの作家やアーティストの展示会に行ったり、行政や企業とコラボしてイベントに参加したりと形は様々です。
特に印象に残っているのは、函館で行われた「木づかいプロジェクト」の合宿とコンペの参加です。今の活動に繋がっているのはもちろんのこと、主体的に動けるようになりたいと思っていた中で、地方の抱える問題や地域材の活用などいろいろな課題解決の提案する機会が増えたからです。
合宿の中で、講師の方々に提案をボコボコにされて悔しい思いをしたり、知らなかった地域のこと、地域材について等たくさん学べてとても有意義でした。
その時のことについては、また別途で記事を書きたいと思います。

そんな感じで普段の実習とは別に、様々な企業や行政とコラボしての野外授業はbisenの中でもクラフト独自でしたね。

ーあっという間だった2年間ー

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楽しい学校生活はあっという間で、尊敬していた先輩たちはすぐに卒業してしまい、僕らも卒業制作が迫ってしまい。。。
一つ一つ思い返すととてもじゃないけれど足りないので、気が向いた時にじっくり書きたいです。笑
卒業制作はかなり悩みました。。。結果的には作りたいものを作れたわけですが。
「なんでこんな作りなんだ?!」って感じなんですけど、当時は良く出来たと思っていたようです。笑

卒制division (2)

卒制division (5)

卒制division (8)

卒制division (6)

制作したのは「Division」可変式のディスプレイ用棚です。
4辺全てが接続できるようになっていて、金具は一切使わず木材の噛み合わせのみで強度を出して組み合わせています。メインは北海道産の栗の木です。噛み合わせるパーツは様々な樹種を使って遊んでいます。
クオリティはおいといて、何も知識も経験もなかったのに良くここまで出来たなあと。2年間学んだことを全て作品に詰め込むことが出来たと思います。
ただ、願わくば後もう1年学びたかったなあ。。。本当にあっという間すぎて、1種間の意味が良くわかりました。笑

次回(一応最終回予定)は卒業して、地域おこし協力隊になるまでを綴りたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました☺️

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