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E=mc2のからくり 第1章 8


講談社・ブルーバックスの「E=mc2のからくり」を読みながらノートをとったり、まとめたり感想を書き留めたりしています。

月が真っすぐ進んで、遠いところへ行ってしまわないのはなぜか。それは「地球と月が空間を通して、お互いに力を与え続けている(お互いを引っ張り続けている)」というのがニュートンのひらめきでした。さらにニュートンは、その引っ張る力は地球と月、それぞれの質量が源になっていることもつきとめました。

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月は外からなんの力もかけられなければ、真っすぐ進んで地球からは遠のいていくはずです。でも地球の質量は、月の質量の約81倍もあって、その質量から生まれる引っ張る力が月を引っ張り続けているのです。

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この「引っ張る力」が「重力」です。

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重力は太陽と惑星の間でも同じように働きます。ひとつの惑星が太陽に引っ張られる重力の強さは、太陽からの距離が遠くなるほど小さくなります。また、重力は太陽の質量と惑星の質量を掛け合えあせたものに比例します。もし太陽からの距離が同じだとしたら、質量の大きい惑星ほど大きな重力がかかります。

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