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最初の一歩は小さくていい。

起業しよう!って勢い込んで会社を辞める。そんな無理して起業しなくてもいいんですよ。最初は小さいところからで大丈夫。

こんにちは。船橋市場の中で市場カフェを経営、タウン誌とネットニュースの編集会社を経営しているやまけんです。あっそのほかに、コンサルとイベントをやる会社も経営しています。

起業というキーワードっていい響きですよね。「将来自分の会社を作ろうと思っているんだよ」とか、「独立して○○を事業化しようと考えているんだよね」と女の子に言ったらなんかカッコいい気がします。少なくとも、僕はそう思ってました。

イケイケだった頃もあった

起業しようと思ったきっかけは、女の子にモテたかったからではなく別の理由があるのですが、目標を持って生きているのってカッコいいって思ってました。

まぁ、実際に独立してみてお金が回っている時は、なんかイケてる青年社長な気分でしたし、ちょっと高級なイタリア製のスーツを着てみたりしてそんな気分に浸ったりもしてみました。

スタッフを毎週のように飲みに連れて行って「ここからここまで全部のメニューを頂戴!」とか飲みきれない、食べきれない量の注文をしてみたりもしました。

でも、お金で買える物にそんなに僕が満足感をら感じられるものがなくってすぐに飽きてしまったんですよね。一番最初の会社で社長から言われた「経営は波」という言葉もあっていつも不安でした。

ちょっと脇道に逸れました。

なかなか起業しない理由

起業とか独立とかってそんなに勢い込まないでもいいと思います。今回のテーマはこれ。

皆さん、貯金を100万円貯めてからとか、5年後…28歳になったら独立する。とか、○○の資格を取ってから…とかそういう事を言う人が多いのですが、実はそんなに自分を追い詰めなくってもいいものです。
っていうか、そんなに気負って独立する方が見ていて怖いです。

カフェで起業する場合

カフェを作りたい人がいるのなら…まずは、友達とか知人のお店でシェアキッチン からスタートしてもいいと思います。屋台でもいいと思うし。

実際に以前にも実店舗とキッチンカー 、屋台の場合の創業資金の試算について書かせてもらったことがありますが、大切なのはお客さんをつかむ事。立地の良い場所にお店を構えて成功したい!って思うから創業資金がかさみます。

少し駅から離れた場所でも人が足を運んでくれるようなメニューや店舗、雰囲気…そもそもマスターの人柄なんてところはお金をかけなくてもできるものですし、珈琲豆の知識や焙煎なんかもわざわざ大きな資本をかける必要のないものです。

営業会社で起業する場合

商材があれば起業できるのが営業会社の良いところ。資金回収のサイトを工夫したら最初の運転資金が楽になります。

僕の場合は、仕入れ先への支払いは45日。お客さんからの回収が30日というサイトで始められるようにしたので、常に15日の余裕があって最初の企業資金が少なくて済みました。

代理店で始める場合は、仕入れ先への支払い条件を細かくみてみたら当初の資金が少なくて済むものです。

技術勝負の会社で起業する場合

編集とかライターとか音楽家とか…技術を売る仕事で起業する場合ですが、何故か会社を辞めてバイトしながら独立してしまう人がいます。

理由を聞くと大抵が「文章を書く時間がないから」とか、「練習する時間が取れないから」とかおっしゃいます。

フリーターが悪いわけでもないし、正社員だから良いわけでもない。

ただ、今回のコロナみたいな場合に、正社員って得ですよね。最低でも1カ月や2カ月は収入が保証されている。

そういう身分を捨ててしまって独立するのってもったいないって思うんです。

フリーターしながら、ロックで世界を目指す!ってかっこいいと思います。でも、主の収入がバイトなら世間的にはフリーターだと思うのです。もしかしたら働く時間もバイト先の方が長いかもしれません。

そういう人に話を聞くと「ツアーとかコンサートとかイベントに行くのにバイトの方が融通が効くから」って返ってきます。

正社員で働きながら、有給取れば良いのに…それでイベントでもツアーでも行けば良いのにって思います。

大抵…「そんなに簡単に有給なんて取れないですよ」って返ってきます。生活を不安定にするくらいなら、有給取れるように頑張って仕事したら良いのに…って思います。

副業からのスタートという選択肢

最初にカフェでも営業会社でも音楽家でも編集でも英会話講師でも、投資家でもそうですが…会社で働きながら好きなことをやって少しずつお金を稼ぐようにしていくのも良いのではないですかね??

なんか、起業するってことで、「サラリーマン時代の給料よりも多く取らないと」って鼻息荒くする人がいると思うのですが、サラリーマンで25万円、副業で5万円というところからスタートして、徐々に収入比率を変えていけば良いのに…って思うのです。

結果的に、副業だった趣味が主の収入源になって20万円を好きなことで稼いで、バイトで15万円稼いでも良いと思うんですよね…

ちなみに、僕はに本業というものがありません。しいて言えば経営者であることが本業だと思います。

カフェでも、キッチンカーでもコンサルでもイベントでも編集でもそれぞれから少しずつ収入をとっているのでどれかがなくなっても大きく崩れることがありません。

例えば、それぞれの仕事から5万円〜10万円を得て結果的に70万円とか80万円の収入を得たらどれが本業かもわからないし、どうだって良いですよね。そんなこと。

たぶん、サラリーマンをやっている人と起業家と一番違う部分は収入の得方なのだと思います。一箇所から収入を得るのではなく、複数の事業なり関わりから収入を取る方法を考えるのが独立や起業えの近道なのかも知れません。


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