成功しても不幸な人。みんな、幸せになりたいのに。
「いつかきっと〇〇さんみたいに成功したい!」って、きっと誰しもが思いますよね。その時の成功のイメージってどんな風ですか?お金持ちになる事?モテモテになる事?成功のイメージの裏側にどんなものが待っているんでしょうか。
こんにちは。
船橋市場の中で市場カフェを経営しながらタウン誌とかネットニュースを編集する会社を経営しているやまけんです。カフェを経営している会社ではキッチンカーやイベント、コンサルなどの事業もやっています!
「成功したい」ってみんあが思っている事ですよね?同時に、「幸せになりたい」って思っていますよね。きっと、多くの人がそう思っていると思います。今既に幸せです。とか、成功していますって人もいるかもですが…
成功って?
成功したいって思っている人に、「成功の定義」と聞くと、「お金持ちになる」「有名になる」前の二つと似ているけど、「ビジネスを軌道に乗せる」とか「起業する」とかもそうですかね?あとは、会社員だったら「昇進する」とか。
お金持ちとか有名人って確かに社会的には成功していると思います。
でも…お金がある人とか有名な人って、必ずしも幸せですかね?
お金があるけど、不倫と離婚を繰り返す。有名だけどネット上などで心無い中傷にさらされて苦しむ…決して、全員が幸せというわけではない気がします。
よく成功者は孤独だと言います。成功してみないとわからないですが、成功しても孤独になるのだったら成功したくない気もしますよね。
成功ってどういうことなんでしょうか?幸せになることとは違うのでしょうか??
幸せって?
では、幸せって何でしょう?
「幸せになりたい」って考えている方、具体的にどんな状態を幸せだと感じるんでしょうか?どんな風になったら幸せですか?
きっと、借金のあるかたは「借金がなくなったら」と考えるんですかね?それが「お金があれば…」につながるのかも知れません。
借金がある=お金がない
なのでしょうか?
そもそも、借金の原因って何でしょうか?
僕は学生時代に数百万円の借金を抱えていました。
車を買って、ブランド物の洋服を買って。後輩には飯を食わせて…決して、お金持ちでもないのに、無理してお金持ちのように振舞ってみようとしたり。
色んなバイトを掛け持ちしていたので、多いときは月に40万~50万円以上を稼いでいた月もありました。その分、多くお金を使って足りないときはカードローンなども使って支払いを済ませていました。リボ払いという仕組みで毎月の返済が一定額なので、生活自体はそれほど変わらないように感じているのに物があふれてくるので可処分所得が増えたような気がしてくるのです。
結局、借金が知らぬ間に増えていただけなんですけどね…
さて…
物に囲まれている時には何となく幸せな気がしています。毎日、飲み会やパーティに出席している時も楽しいので幸せな気がしています。
僕は、結婚が早かったので独立した時にはすでに子どもも2人いました。今振り返ってみると、当時過ごした時間は貴重な経験ではあったけど、「幸せ」とは違ったのかな?と感じています。
お金を使う事でなんとなく幸福感のある時間を過ごせているという実感はあるのですが、いま子どもたちの寝顔を見ながら添い寝をする時間の心穏やかな気持ちや、自分のペースで仕事を進めている時の幸福感とはちょっと違う気がするんです。
さて、幸せって何なのでしょう?
人によって違う、成功と幸せの定義
成功も幸せも人によって定義が違うんだと思います。
どこまで行ったら成功なのか?
年収1000万円を超えたら成功なのか?100億円の資産を保有したら成功なのか?いま置かれている立ち位置にもよるのだと思うのですが、成功というもののゴールは本当に人によってまちまちです。
幸せも同様。
大切な人と一緒に時間を過ごせることが幸せと感じたり、大好きな人と一緒になれることを幸せだと思って結婚することも。せっかく結婚したのに、「なんか違う…」と不満を感じてしまうのも、かわいい子どもたちに囲まれて幸せと感じるはずなのに、いう事を聞いてくれない子どもたちにイライラして不幸に感じたりするのも…
すべて、自分主観で感じることです。
人と比較したり、理想と比べてみたり。
あの人の家は、子どもが優秀でよく言う事を聞いてくれている。お手伝いもしてくれていいわよねぇ…それに引き換えうちの子は…
とか、
小さいころの夢は…理想的なお母さん。有機栽培にこだわった理想的な安心・安全な食材でバランスの取れたメニューを家族に毎日作ってあげたい。おやつには手作りのお菓子を作って食べさせてあげる。そんな夢を描いていたのに、私の料理の腕はちっとも上がらない、子どもたちは手作りのお菓子よりも既製品の駄菓子ばかりを好んで食べる…
とか…
起きている事例は、変わらないのに、感じる人の主観が世界を変えます。
現実と理想のギャップ、人との比較
なんでも言う事をよく聞いてくれる出来の良い子どもって本当は不思議な存在です。基本的に子どもって聞き分けがなくって、好きなことを言って、好きなように生きています。それが子どもだから。
もし、そんな理想的な子どもがいたらどこか無理しているのかも知れません。親にとっては理想の子どもでも子どもにとって見たときには親は理想の親ではないのかも知れません。
同様に…
なんでも手作りのママは、子どもにとってみたら「たまにはみんなが食べているようなお菓子を食べたい」と感じさせているかも知れない…そのために、自分でお金を稼ぐようになった子どもは「子どものころに買えなかったから」ってお菓子をたくさん食べる大人になるのかも知れません。
はたまた、「ママ少し手を抜いても良いからね。私ママが大変な思いをしているんだったら毎日全部手作りでなくてもいいよ…」と考えているかも。
記憶の片隅にないですか?
子どもの頃に買ってもらえなかったおもちゃを大人になってある程度小遣いに余裕ができたときに「大人買い」した経験…
ちなみに僕にはあります。ビックリマンチョコを大人になってから箱で買いました。「子どもの頃にお小遣いをあまりもらえなかった」思い出があったので…そのために一時期全部の種類のシールをそろえるのに夢中になりました。
共通する成功者のイメージ
たぶん、多くの人が幸せになりたいとか成功したいって考えているんだけど、成功のイメージって、なんとなくみんな同じ何ですよね。不思議なのですけど…
TVに出ている芸能人とか、著名な経営者。有名な作家。知っている人をあげて「成功者」としてみることが多いと思うのですが、実は人の人生の数だけ成功の形があって、幸せの形もあるんだと思います。
いま、成功に向かって努力していることが幸せなのかも知れないし、
目標がある事が幸せなのかも知れない。
そもそも、自分を必要としてくれる仕事がある事が幸せなのかも知れないし。
今起きている事をありのままに感じて、幸せだと思えることがまず大事な気がします。
すべての事象は悪でも正義でもない。
ただ、あるだけ。
それを、自分の主観とか感情で良いとか悪いとか判断していることが多いんですよね。
「その時には最悪だと思っていたことが、後から考えてみると自分の人生の転機になっていた」そんな経験って誰しもあると思います。
僕の親友は19歳で亡くなりました。僕にとっては人生で最初に起きた最大の悲劇です。いまでもそう感じています。でも、あの時に彼が亡くなっていなかったら今の僕はなかっただろうし、今の僕のように考えられなかっただろうとも思えるんです。
だから、僕は彼の死をただの悲劇にするのではなく、意味のあるものにしたいと考えます。
彼の死によって気が付いた色々な事。平凡でどちらかというとパッとしない僕に起きた人生の変化を記録に残し、若い人たちに伝えていきたいと思うのです。僕みたいに何もなかった人でも、起業して、事業を起こして。自分が発達障がいのグレーゾーンだとわかって楽になるような人間なのに、人と自然に関われる場所があって、家族に恵まれた。
いま、成功していますか?と聞かれて、はい!とはすっきり言えないかも知れないですが、幸せですか?とか幸せだと感じますか?に対しては素直にはい!!と言えます。
人と比べて自分を卑下したり、苦しくなったり。弱い自分を隠そうとして人を見下したり。そういう思いを全部経験してきて、いまも経験をアップデートしているから発信できること。そういう環境が幸せだと感じられるんですよね。
良くも悪くもある。考え方次第。
きっと、事象だけとらえたら。
身長167センチは一般的には低身長。大学は卒業したけど別に東京六大学でも国立でもない。
会社員時代は営業成績が良くっても上司に嫌われていたのか評価が低くてボーナスゼロ。会社は作っているけど、14年やってきて、最初の2年以外は10年近く赤字だらけだった。ようやく利益が残るようになったけど、会社としての売上は下がっている。
良いような、悪いような…
きっと、どっちでもないが最適解。
自分がどう感じているか、どこに向かっているのかを何となく理解しながら進んでいる事。今を楽しめることが大切なのかな。と思うのです。
ここまで読んでくれている人がどのくらいいるのかわかりません。
これから起業しようとしている人も、いま家族やパートナーとのトラブルを抱えている人も…仕事がうまくいっていない人も、うまくいっている人も。
今ある事が、自分の考え方次第だと思えたなら。いじわるする上司や先輩も「あぁ、自分に対して気づきをくれているんだな」とみてみると変わるかも。たくさん仕事を与えてくる上司も「おぉ、これは起業するための準備をさせてくれているのか!」と感じてみると意外と面白いかも。
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