マガジンのカバー画像

編集の現場から

17
図鑑や実用書、カレンダーなどを制作している現場から、「ここ、こだわってるんです!」「こんな作業があるんです」といったマメ知識などを紹介します。
運営しているクリエイター

記事一覧

あの素敵なイラストは、どうやって描かれているの? 人気イラストレーター・芦野公平…

書籍の装画・挿画を中心に活躍されている、イラストレーターの芦野公平さん。国立科学博物館の…

ヤマケイの本
6か月前
61

街中の岩石“石材”観察も面白い!|くらべてわかる岩石 制作裏話

(西本先生→西本、編集→編) 編 それでは早速ですが、先生。エレベーターホールのこの白い…

ヤマケイの本
7か月前
12

動物が笑っているように見えるのには、深い理由がある

◎子ゾウは笑う?  ゾウの妊娠期間はとても長い。交尾から約2年かけて胎児を育て、100キロ…

ヤマケイの本
8か月前
26

日々の蛾活の先につくったもの。「蛾」という大海に漕ぎ出す最初の1冊

蛾は魅力的ないきものです。かわいいのがいて、かっこいいのもいて。毒々しい蛾も魅力的ですし…

ヤマケイの本
8か月前
31

書店「Title」店主が語る「読めば、力が湧いてくる」牧野富太郎のエッセイ集

今春のNHK連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなっているのは、日本の植物学の父と…

ヤマケイの本
9か月前
22

牧野富太郎博士と一緒に、山を歩きたくなるエッセイ集

2023年4月3日に、いよいよ放送が始まるNHKの連続ドラマ『らんまん』。主人公・槙野万太郎の…

ヤマケイの本
11か月前
17

自然を見つめる宮澤賢治の57の視点を集めた本

プロローグ 宮澤賢治が教え子たちに伝えたこと(こちらのnoteで内容公開しています) パート1 立ち止まってみる そばにある感動を見つける この章は、ふだん見過ごしがちだけど、立ち止まって見ると身の回りにもこんなに素敵なものがある、ということを宮澤賢治の言葉を引用しながら紹介しています。(※編集部注。以下同じ) ▼項目例 いのちの宝石・木の芽 光るしずく・朝露 空を見上げる・雲 居場所を知らせる・花の香り 鳥の声を聴く・さえずり 透明なエネルギー・風 夜空を見上げる・月

自然を楽しむ視点を教えてくれる、宮澤賢治のことば

宮澤賢治は⾃然を楽しみ、それを⾔葉にすることが⾮常に上⼿な⼈でした。 賢治は自らの詩を「…

30

人生はお悩みでできている。ヒトと野生動物のちがいとは?

『いきもの人生相談室 動物たちに学ぶ47の生き方哲学』がヤマケイ文庫になりました。ヒトの悩…

15

図鑑編集者が伝える、葉っぱから木の名前を調べる方法

先日、公園の砂場で子どもと砂遊びをしていると、フジ棚がすっかり落葉しているのを見た子ども…

33

ゴキブリのテカテカの意味、知っていますか?

先日、3歳の娘とふたりで朝食を食べていたときのことです。 「…あれ…なに…?」 と壁を指…

21

『さんすうの本』を期間限定でプレゼントします。申し込みは12月14日(水)まで! ~…

山と溪谷社では、2022年 9月に『さんすうの本』(橋爪大三郎:著)を発売しました。著者の橋爪…

18

夜に蚊が耳元にやってくるのはなぜ?

部屋の壁にうごめく謎の虫。 「これは何? 家の中で何をしているんだろう?」 そんなふうに思…

17

「川の水=澄んでいる」と思うのは日本だけ!? 世界の茶色い川に秘められたナゾとは?

森を流れる茶色い〝血液〟  雨のあとの林床を踏みしめると、茶色の水が滲み出す。茶色の正体は溶存有機物と呼ばれ、アミノ酸や有機酸などの馴染みのある物質から、得体(えたい)のしれない高分子芳香族化合物(たとえば、お茶に多いタンニン)まで、水に溶けた有機物の総称である。  身近なところでいえば、お茶や昆布ダシに色をつけているのも、溶存有機物である。自然界での溶存有機物のもとは落ち葉や根っこである。落ち葉のセルロースが分解されると、透明なグルコースになる。グルコースは甘くて美味し