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あなたが闇を置かれると:聖書をめぐる旅 12/25

12/25(土)
歴代誌上26章は、門衛の役割を担った人たちが記載されていますが、そこにオベド・エドムという人がいることに注目しました。
詩編104編は、神様の創造した世界を俯瞰してみるような描写でした。 

歴代誌上26章

4オベド・エドムにも息子がいた。長男シェマヤ、次男ヨザバド、三男ヨア、四男サカル、五男ネタンエル、 5六男アミエル、七男イサカル、八男ペウレタイ。まことに神は彼を祝福された。

12彼らによって門衛の組分けがなされた。この者たちの頭ごとに、その兄弟たちと同様に、主の神殿における務めが課せられた。 13彼らは年少者も年長者も家系ごとにくじを引いて、それぞれの門を決めた。

15南の門を守るくじはオベド・エドムに、その息子たちには倉庫を守るくじが当たった。

→この章は門衛の役割があたった人たちのことが書いてありますが、私の目にとまったのは、「オベド・エドム」です。
どこかで聞いたことのある名前だと思ったら、神の箱の一時管理者です。
ペレツウザのエピソード。神の箱を新しい車に乗せて運んでいたところ、よろめいた箱を手でささえたペレツという人が神様に討たれるという事件がありました。その後、神様の箱は恐ろしいものだということで、ダビデはオベド・エドムにそれをしばらく預けていました。ところが、神様の箱があることで、このオベド・エドムは祝福を受けます。
この神殿でも、門衛として一族が活躍しています。
一つのことに忠実な人が、他のことにも用いられるということかと思います。
仕事がいやになった時、意味を見出せなくなった時、神様の視点から見てその仕事にどんな意味があるか考えてみるのも大切かもしれません。
熱くなる時は誰でもありますが、一歩引いて考えても遅くありません。


詩編104編

19主は月を造って季節を定められた。
太陽は沈む時を知っている。
20あなたが闇を置かれると夜になり
森の獣は皆、忍び出てくる。
21若獅子は餌食を求めてほえ
神に食べ物を求める。
22太陽が輝き昇ると彼らは帰って行き
それぞれのねぐらにうずくまる。
23人は仕事に出かけ、夕べになるまで働く。
24主よ、御業はいかにおびただしいことか。
あなたはすべてを知恵によって成し遂げられた。
地はお造りになったものに満ちている。


この章は、世界図鑑を見ているような描写です。
特に、人が働くための昼間はわかりますが、動物が活動するために
夜を作られていることに、神様の知恵のすばらしさを
思いました。神様は、昼と夜で活動する生き物を区別し、両方とも
生きることができるように調整されているのですね。
こんなすばらしい世界を、偶然できたとは、なかなか言えないです。
現代は、世界の映像を見たり、飛行機の上から世界を見渡すことができますが、誰がこんな視野で物事を語ることができたのでしょう?
世界は、主が作られた。目的をもって作られたことに感謝します。
そして、今日イエスキリストが、この世に遣わされた誕生日です。
クリスマス、おめでとうございます!


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