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ヒーローの次の世代:聖書をめぐる旅8/3

8/3(火)
無数の敵を300人で打ち負かしたギデオンの次の世代は、苦難を通過します。しかし、そこには原因がありました。ヤコブ3章では、舌の使い方が書いてあります。

士師記9章 


8木々が、だれかに油を注いで
自分たちの王にしようとして
まずオリーブの木に頼んだ。
『王になってください。』
9オリーブの木は言った。
『神と人に誉れを与える
わたしの油を捨てて
木々に向かって手を振りに
行ったりするものですか。』
(中略)
14そこですべての木は茨に頼んだ。
『それではあなたが王になってください。』
15茨は木々に言った。
『もしあなたたちが誠意のある者で
わたしに油を注いで王とするなら
来て、わたしの陰に身を寄せなさい。
そうでないなら、この茨から
火が出て、レバノンの杉を焼き尽くします。』


前の章で大活躍したギデオン、またの名をエルバアルが死んだ後の話です。
たくさんいた息子のうち1人(アビメレク)が町の人をそそのかして、他の息子たち70人を殺して権力を握った時、死を免れた1人が山の上で叫んだ言葉です。
本来あるべき人ではなく、茨のような人をリーダーに選んだときに
火が出て茨だけではなく、杉まで焼き尽くすと語っています。
この禍いは何か、前の章に戻ってみると原因がありました。
「34イスラエルの人々は、周囲のあらゆる敵の手から救い出してくださった彼らの神、主を心に留めなくなった。」


ヤコブ3章


12わたしの兄弟たち、いちじくの木がオリーブの実を結び、ぶどうの木がいちじくの実を結ぶことができるでしょうか。塩水が甘い水を作ることもできません。

→これは、舌のことを語っている箇所です。私たちは同じ舌で神様を賛美し、同じ舌で神様が作られた人間を呪う。そのようなことがあってはならないという警告です。また、人間の舌は、馬を御するくつわ、船の舵であるとも書かれています。言葉で過ちを犯さないように・・・。私自身ついつい状況だけを見て「難しい」と言ってしまうことがあります。でも、「主は道を造られる」「道は開ける」「主は備えられる」・・・こちらを選びます!私たちは、主の実を実らせるために、この世に派遣された者です。


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