つまんない一日だったね。
小川紗良監督作品。「最後の星」をみた。
この映像作品は、ゆうばり映画祭やぴあフィルムフェスティバルや下北沢映画祭など沢山の映画際で上映された。
田舎の学校で一人ぼっちの女の子の前に、まだ一度も学校に登校したことがないさっちゃんが突然あらわれる。女の子はさっちゃんに「今日もつまんない一日だったね」と話しかける。ふたりは川沿いを仲良く歩き、一緒に時間を過ごし遊び、笑い、アイスをたべて渋谷まで冒険をする。
全体的に水色にカラーグレーディングされた映像は、青さや未熟さや十代のもつピュアさを際立たせた。最後の星は友情映画だ。女の子は、さっちゃんにふたりだけの友情を確かめるように、何度も「つまんない一日だったね」と話しかける。その姿は、とても嬉しそうでしあわせに見えた。
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