小田原ひもの 山市干物専門店

小田原で干物屋やってます! 「自分の子供にも自信をもって食べさせられる干物作り」 をモ…

小田原ひもの 山市干物専門店

小田原で干物屋やってます! 「自分の子供にも自信をもって食べさせられる干物作り」 をモットーに日々小田原の自社工場で生産しています。 「お父さんの作った干物は美味しい!!」 と言われ続けられるように、毎日干物作りに励んでおります。

最近の記事

\昨日の特選素材~トビウオ/

昨日は超久しぶりにトビウオの干物を作りました!! トビウオはそのまま食べると味があまりなんですが、ちょっと堅めに干すとほんのりと味が出てきてご飯とおかずとして゛ちょうど良い゛感じの味になります。 ただし、トビウオは基本的に脂がないので脂がのっている方が良い、という方にはあまり向かないんです。 さすがに「飛び魚」というくらいで敵に襲われそうになると背鰭をグライダーのように広げて海をジャンプして飛びますから、さすがに肥満体では飛べない・・・。中には陸上のトラック1週分を飛べる

    • \本日の特選素材~ニシン/

      このところかな~り暑くなってきたせいなのか? 魚もかな~り少なくなって干物もあまり作れていませんでしたが、久しぶりにこの魚がやってきました!! 今日はニシンの干物を作ります♪ ニシンといえば゛数の子゛と言われる子供の方が有名になっていますが、親だってホントに美味しい魚です!! 「骨っぽいから食べない!!」という方もいらっしゃいますが干物にすれば焼くときに骨も焼けてしまうので骨毎食べられますから体にも良いですよ!! 実はその昔はニシンは腐るほど水揚げされたようです。 ニシ

      • \本日の特選素材~真アジ/

        最近、干物に関して言えば゛北の刺客゛ホッケにかなり押され気味ですが、以前は干物と言ったらコレという゛ド定番゛真アジの干物を作ります。 年がら年中真アジの干物は出回っておりますので『アジって1年中ある!』と思っている方も多いと思うのですが、実はこの時期に冷凍した原料を解凍して生産している干物が多いんです!! 確かに真アジ自体は1年中水揚げはあるのですが、一番脂がのる゛旬゛と言われる時期がちょうど春から梅雨にかけてのこの時期ですから、脂ものって水揚げも多く、さらには需要と供給

        • \本日の新作~銀鮭【養殖】/

          父の日の出荷もあってこれまでは新作が出来ていなかったのですが、久しぶりの新作干物です!! 今日は銀鮭の干物を作ってみます♪ 鮭類で言えばサクラマスやカラフトマスは作っていたのですが、銀鮭は初めて! さらに゛養殖゛はアユ以来という弊社としてはかなり珍しい魚ではあります。 私が小さい頃の鮭といえば塩鮭が一般的でした。 「塩鮭って今でもあるじゃん!」と思いがちですが、昔の塩鮭は今の鮭とは全然違って゛ほんのり鮭の味のする塩゛といった方が良いくらい゛塩゛でした!! 以前は「塩が体

        \昨日の特選素材~トビウオ/

          \本日の特選素材~イサキ/

          今日はまたまた久しぶりの魚゛イサキ゛の干物を作ります。 意外と水揚げが多いのですがその割には知られざる魚です。釣りの好きな人ならすぐに思い浮かべることができるとは思いますが普通の方はあまり見たことが無い、どころか知らない魚なのではないでしょうか? 実はこのイサキなんですが刺身でも十分に美味しいのですが、この魚は塩味とベストマッチします!! 「イサキ【磯キ】{※゛キ゛はもともと魚を表す言葉だったようですよ}」という名前の由来からも分かるとおり、磯の魚ではありますがその割に磯

          \本日の特選素材~イサキ/

          \本日の特選素材~ホッケ/

          今日はこれもまた久しぶりですが゛干物とド定番゛ホッケの干物を作ります! 今では真あじを凌駕するほどの干物の定番となりましたが子供の頃にはこんな魚を知りませんでした。私が高校を卒業するまでホッケという魚を聞いたことも見たこともありませんでした!! 当時、小田原で定番の干物と言えば真アジ、かます、スルメイカなどでしたからね。 さらには生まれてから干物屋ということで色々な鮮魚や冷凍の゛丸の魚【何もしていない魚そのものをこの業界では゛丸゛といいます】゛を見てきていて、当然のことな

          \本日の特選素材~ホッケ/

          \本日の特選素材~黒ムツ/

          また今日も久しぶりの干物になります。 黒ムツの干物を作ります!! そもそもこの゛ムツ゛と言う名前は『むつこい』から来ていて「脂っこい」という意味になりますので名前からして脂があります!! 煮付けではかなり人気のある魚なんですが、この魚には塩もベストマッチなんです!? 白身の魚ではありますが身そのものにも味があるので塩でその味を引き立たせるとかなり美味しくなります。さらに水分を抜かせばその味が引き立っていくらでも食べられる干物になりますからオススメですよ♪ この黒ムツは地

          \本日の特選素材~黒ムツ/

          \本日の特選素材~小カサゴ/

          『以前はいったいいつ生産したんだろう?』 というくらい超久々の魚゛カサゴ゛の干物を作ります!! 今回のカサゴは「ユメカサゴ」という種類のカサゴらしい。 実はカサゴには色々な種類がいて私も詳しいわけではないのですが「ホンカサゴ」と呼ばれる物をはじめとして、この「ユメカサゴ」や「オニカサゴ」など何種類もあります。 中には「ミノカサゴ」という背鰭などに毒をもったカサゴもいたりしますよ! 見かけはほとんど同じなので゛ウッカリ゛間違えてしまう「ウッカリカサゴ」なんていう種類も最近

          \本日の特選素材~小カサゴ/

          \本日の特選素材~アユ【養殖】/

          ちょっと解禁日からはフライングですが、今日はアユを干物にします!! 弊社では珍しい゛川魚゛の干物です♪ この魚は以前は鮭の仲間だったようですが今ではキュウリウオ科に属する魚になっています。キュウリウオ科という名前のようにキュウリの香りがする魚という意味のようです。私的には夏ということもあってスイカの香りという感じなんですけどね。 夏になると日本人だけにアユを食べたくなりますよねぇ~。 干物にすることで味が濃くなってより一層アユらしい味になりますからこの時期はオススメの逸

          \本日の特選素材~アユ【養殖】/

          \本日の特選素材~ハチビキ/

          今日は魚市場が休みなので、実は休み前の仕入れなんですけど・・・。ちょっと遅れてしまいました。 ほとんどの方はこの魚を知らないのではないでしょうか? あまりスーパーでは見かけないですよね!! 正式名称はハチビキなのですが、俗称として「赤サバ」とも言います。個人的にはこの赤鯖の方がここでは馴染んでいる名前のような気がする? 形も確かに似ているのですがこの魚の味もサバに近い気がする。サバほどの強力な味ではないんですが、ほんのりとサバ感があるとても美味しい魚です。 しかも赤い魚

          \本日の特選素材~ハチビキ/

          \今日の特選素材~相模湾産の真あじ/

          今日は魚市場が休みなので゛昨日゛の生産ですが・・・。 ようやくと言っていいのか? ブリが静まりかけて相模湾で真アジが水揚げされ始めましたので干物にします。 相模湾の真アジは゛細マッチョ系゛のアジなので脂はあまりないんですが味の濃さがあります。さらには定置網で水揚げされているため鮮度も抜群、特にお刺身で食べたりすると歯ごたえもあって実に美味しい真アジです。 私も以前は『小田原の真アジを干物にしても脂がないしなぁ~』と思ってあまり生産しない時期もあったのですが、中には「この

          \今日の特選素材~相模湾産の真あじ/

          \本日の特選素材~サヨリ/

          これもまた久しぶりの登場です! 今日はサヨリを干物にします♪ この魚は小さいんで確かにあまり食べるところは無い・・・ですがこの魚は白身の魚の中ではかなり味が濃く意外と食べ応えがあります。 刺身で食べてもサヨリらしい味は感じますが、焼くと「サヨリだぁ~」とホントによく分かりますよ! さらに水分を抜かせばさらに強力な味になりますからホントに美味しいです。 ただ・・・このサイズの割にかなり高いんですけど・・・。 この魚はその綺麗な姿から「海の貴婦人」などど女性に良く例えられま

          \本日の特選素材~サヨリ/

          ★本日の特選素材~タチウオ★

          今日は小さめのタチウオの干物を作ります♪ 「タチウオの干物ってどうなの?」 と思う方もいらっしゃると思いますが、個人的にはタチウオは干物と相性が抜群だと思ってます! タチウオ自体に味が無いと思いませんか? 刺身や塩焼きで食べると確かに美味しいんですが・・・味はほとんどしない・・・。 ところがっ! タチウオの水分を抜いてみると意外なほどタチウオの味がします!! 最近ではこの魚を食べるときには干物以外で食べた記憶が私はありません。 この魚を干物にするようになって気付いたこと

          ★本日の特選素材~タチウオ★

          \本日の特選素材~特大金目鯛/

          これもまた久しぶりの登場です!! 今や超高級魚に格上げされた金目鯛の干物を作ります♪ 「金目鯛は煮付け」という方も多いですが、煮付けは煮汁の味に左右されます。私も所謂゛料亭゛などで出されるサラッとした汁はあまり好みではなく、田舎風の゛ゲル状の甘いやつ゛が好きなのでこの魚が高級魚になった頃からこの煮汁で出してくれるところが少なってあまり食べなくなってしまいました。 ところが、塩味は素材そのものの味を引き立たせ、さらに干物にして水分を抜くと金目鯛そのものの味が引き立ってホントに

          \本日の特選素材~特大金目鯛/

          \本日の仕入れ(おかず)~メジマグロ/

          明日は魚市場がお休みなので今日の酒の肴を仕入れました・・・私事ですいません・・・。今回は干物にしません。一度干物にしたらマグロの干物は美味しくなかったので・・・。 メジマグロと言われる若い本マグロです。 人間で言うなら゛青春時代゛の本マグロとでもいうのでしょうか? 若いマグロだけあってよく動いているせいか脂ののりは本マグロには敵わないんですが、赤身の質はホントに美味しいです!! 私も若いときは痩せていました・・・。当時は初代タイガーマスクが登場した頃だったのでプロレス

          \本日の仕入れ(おかず)~メジマグロ/

          \本日の特選素材~いぼだい【えぼだい】/

          今日は久しぶりの゛超高級魚゛イボダイ【エボダイ】の干物を作ります!! 以前は干物の定番といっても過言ではないイボダイ。食べようと思えばスーパーでも販売していた干物なんですが近年は水揚げ量が激減してしまい゛超高級魚゛の仲間入りを果たした言うなれば゛下克上魚゛です。 小田原で水揚げされた魚ですので、まさに魚界の゛北条早雲゛とでも言いましょうか? また、以前は弊社でも真アジ、かます、するめいかと並んで毎日のように生産していた魚ですが・・・今となっては水揚げのあったときにしか生産

          \本日の特選素材~いぼだい【えぼだい】/