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文科省の「働き方改革事例集」は管理職の説得に使う!具体例で納得させよう!

文部科学省のHPに公開されている、「全国の学校における働き方改革事例集(令和5年3月改訂版)」について紹介します。

年度初めのこの時期には、学校の働き方改革が進まないことについて、TwitterなどのSNSで文科省や教育委員会に対して不満を述べている教員と思われるアカウントをよく見かけます。

また、年度末には教員を退職して別の仕事に転職するという書き込みも多く見られました。

自分が一緒に働いていた先生の中にも退職された先生もおり、現場の教員不足は一層深刻化していると感じるこの頃です。

部活動改革・給特法の見直しなど、働き方改革につながる具体的な方策がとられないまま、時間だけが過ぎているように感じている先生も多いのではないでしょうか。

ともすれば、文科省が何もしていないように感じてしまうような雰囲気もあるような気がします。

そんな中、ここ数年文科省は「働き方改革事例集」の公開を続けており、実は働き方改革をアシストしています。

上に挙げた資料では、現場の教員では、判断が難しいこと(例えば通知表の所見の扱いなど)も、具体例を挙げながら説明されており、管理職にも説得力をもって提案することができると思います。

今年は特に、グループウエア(Googleチャットなど)の活用により、校務を効率化する方法について詳しく書かれています。

来年度、Googleチャットを活用しようと考えていたのでとてもタイムリーかつ参考になる内容でした。

他の業務についても、この業務は不要であるとか、こういった方法で削減または、時間の圧縮が可能という形で記載されており、こちらも参考になると思います。

年度初めのこの時期に、学校でやらなくてもいいことと、やらなくてはならないことの仕分け、やらなくてはならないことの効率化を進めてみてはどうでしょう。

結構見やすい資料になっていると思いますので、働き方改革に関心の高い先生は、ぜひ読んでみてください!


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