ATEM miniが大活躍!普通の公立中学校がオンラインで文化祭をやってみた!
少し時間が経ってしまいましたが、今年の文化祭の様子をまとめておきたいと思います。
うちの学校では昨年に引き続き、今年度の学校祭も体育館に集まらずにオンラインで行いました。実際にどのような機材を使ってどのように実施したのかみなさんと共有できればと思います。
(1)オンラインの理由
昨今の状況を鑑み、感染状況が拡大しても確実に開催することができるように、昨年同様にオンラインで実施することとしました。
勤務している学校は生徒数が多いため、全生徒が体育館に集まることは感染リスクがあると思われるためです。
近隣の学校は気にせずに集まっているので、気にし過ぎなのかもしれませんが、感染が増えてきたから企画を変更します。というのはとても大変なので企画する側からするとオンラインの方がやりやすいという事情もあります。
(2)準備期間・分担
学校祭の準備は2学期が始まってすぐにスタートします。学校祭は10月なのですか、体育祭と文化祭を2日続けて行うため、準備が大忙しです。
途中で定期テストもあるので、意外と準備時間は取れません。すぐに本番が来てしまう印象です。
うちの学校は生徒会が中心となって学校祭の運営をしているので、土日に集まって必要な打ち合わせや撮影も行いました。
平日の授業後ではなかなか時間が取れないため休日に行いましたが、完全に時間外なので来年度以降はなんとかしていきたいところです。
教員の担当は、体育祭と文化祭で分かれて担当していきます。文化祭はオンラインで行うこともあり、ICTが得意な教員が担当しています。
(3)行った企画
今年度の文化祭は、You Tubeライブを限定公開し、各クラスで視聴する方法で行いました。
行った企画は以下の画像のとおりです。生徒たちのアイディアをもとに、教員と生徒会で相談しながら企画を考えていきました。
放送中に学校支給のPCが処理落ちするというトラブルがありましたが、生徒たちにはどの企画も大変好評でした。事前に収録したものを流す方が運営する方は楽ですが、LIVEで放送したほうが生徒たちのウケはいい感じです。
事前収録とライブのバランスも必要ですね。
(4)使った機材
今回の放送では、青と緑の2種類の背景でクロマキー合成をしたいことと、入力する機器が多いことから、ATEM MINIを2台使うという方法をとりました。
詳しい機器の接続については、以下の画像をご覧ください。
(5)まとめ
オンラインでの文化祭は昨年度に続いて2回目でしたが、生徒たちはiPadを巧みに活用して発表で使う動画をつくりあげていました。
オンラインならではのよさがあるとともに、準備の大変さや機器トラブルの可能性なども考えると、来年度は全校生徒が体育館に集合して文化祭を行えたらなと思っています。
その際は、昨年度と今年度の知見を活かし生徒たちの力も活用しながらオンラインとオフラインがうまくミックスされた文化祭を実現していきたいと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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