マガジンのカバー画像

【noteの先生版】学校の仕事を効率化するマガジン

124
ICTを活用した他の先生方の有益な仕事効率化の実践をまとめています。
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

スタミナ貯金走

今回は全校体育イベントでの活動をご紹介したいと思います。 ある日、いつものように職員室の片隅でプログラムの勉強をしていると、体育担当の先生が近寄り話をはじめました。 コロナ禍で長距離走の実施が難しいので、代わりにシャトルラン形式で全校イベントを考えている。クロムブックを使ったデジタル化にチャレンジしたいとのお話。 低・中・高学年ごとにシャトルランの計測時間を変え児童一人ひとりの記録を集計したい。 目標 1. 各児童の個人カルテを作り児童にフィードバックする 2. 全校の成

Mentimeterを活用してインタラクティブな授業を

皆さんは「Mentimeter」というサービスをご存知ですか? Mentimeterとはリアルタイムでアンケートを実施し、集計できるサービスです。(基本的には無料) アンケートを実施? Microsoft Forms や Googleフォームでできるのでは?っと感じるかも知れませんが、Mentimeterには、それらにはない魅力がありますので紹介していきたいと思います。 Mentimeterのサイトはこちら 動画も作成してみましたのでご興味のある方はぜひご覧ください。

ちょっとした工夫で仕事の効率化を図る

ちょっとした工夫が、仕事の効率化を図る上で大切であると考える。 2校目の中盤までは、朝早く出勤し、夜遅くまで残業していた私であったが、3校目・4校目の学校では、平日のほとんど定時で帰ることができるようになった。経験年数を積み重ねたからこそ、定時退庁できるようになった部分もあるが、工夫しながら、個人的な取組等、個人的な働き方改革を行ってきたことも大きな要因であると考える。 以下の取組は、自分の仕事の効率化を図る上で有効であったものである。 ①「やることリスト」をメモしたタ

クラウド OneDriveとは?SharePointとは?違いは? 児童のファイル管理どうしていますか?年度末こそ

 私も初めはこれが理解できていなかったのです。何となくOneDrive上で会議資料を作って、できたらそれをTeamsの教職員のクラウドのフォルダに入れてリンクを投稿していました。  SharePointについてはまだまだ使いこなせていませんが、児童が課題で提出したファイルの元はクラウド上のどこにあるのだろう、といった問いには答えられるようになりました。  おそらくOneDrive、SharePointが何か分からない方や、使っていない方、だから児童生徒に使わせていない方は多

これぞ王道「Word」活用 国語 作文の校正前→後を視覚化 「変更履歴」児童にも教師にも◎

 奈須正裕氏がかつてこう書いていらして、納得しました。まずは「検索」より「文章入力」、しかも、感想や意見文より、記録、説明文。  また、池田修氏のこの記事を読んでハッとしました。  中学年以上を受け持ったら、これを意識して実践したいです。利便性を感じられるように。「2分に分けたらいいね。」「ここは入れ替えた方がいいね。」「ここは改行しよう。1字下げよう。」それが苦労なく一瞬で終わります。  しかし、難点もあります。「推敲の跡が残りにくい」ということです。  Wordにし

オンラインの特徴をうまく活用する

ここ2年間、100本ほど、オンライン研修・授業を受けたり、実施したりしてきた。その経験から、オンラインの研修等の内容を、対面型の研修等にそっくりそのまま置き換えることができないことを実感した。対面でできることをオンラインで行おうとしても、できないことが多々あるのである。     つまり、対面とオンラインの特徴を踏まえた研修等をすることが必要になってくるわけである。 オンライン研修後の参加者の振り返りアンケート等から、次のことが少しずつ分かってきた。 ①1回の説明や講義は1

再配布可 イラストサイト「ドロップレット・プロジェクト」

 特に低学年では、イラストの方が伝わりやすいことが多いです。また、児童がGIGA端末で資料を作成するにあたり、著作権法に触れないように、「出典を明記する」等の取り扱い方を指導する必要があります。  出典を明記したとしても、ほとんどのイラストサイトの場合は「再配布(二次配布)」は禁止になっています。  そこで、再配布可のサイトを探したところ、こちらがありました。学校教育にドンピシャなイラストがいっぱいのサイトです。  以前、「フドロップ」として特別支援担当の先生から紹介していた

自習監督(助勤)自動決定システム/GAS/教務の先生へ

最近、学校現場でもコロナが流行していますよね。 生徒はもちろんのこと、教職員も感染したり、濃厚接触者に認定されたりと、学校現場がバタバタとしています。 お休みの先生が出るたびに、その代替を探すのが大変ですよね。 を繰り返していきます。 これって、自動化できるんじゃね!? ということを、ふと思い。 サクッと作りました!!🤣笑 (さっきの、悩みがそのままフローチャートになるんですよね!!) 使い方はこんな感じ!!これで大切なのは、 というところ。 これ用で新しく時間

働き方改革が加速するかもしれない

令和4年1月28日に発出された「令和3年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果等に係る留意事項について(通知)」は、働き方改革の係る教育委員会や学校の取組状況・結果の二極化がうかがわれるともに、今後の働き方改革の推進を大きく後押しするものになりそうだ。 通知のいくつかの内容を抜粋してみる。 ○所管する教育委員会は、働き方改革を進める上では校長の役割が大きいことから、校長が権限と責任を踏まえて適切に対応できるよう、必要な指示や支援等に努めること