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暮らしと住まいについて奥深く丁寧に紐解く心地良さのデザインが持つ意味とディテール、日々の暮らしを心地よく感じる住まい造りの提案、自然に感じ得ているもの。

暮らしに関して思う事。


※数寄屋をイメージしてモダンに佇まいを整えた和風住宅の外観



自然に気持ちが良いと

思える感覚や、

美しいと感じる感覚というものは、

頭で考えて理解するものではなく、

五つの感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)により、

全身で直感的に

極めて自然に感じ得ているものだと思います。

※障子をイメージした乳白色のガラスブロックを用いた障壁のデザイン



しかし実際に居心地の良い空間や

美しい建築物をつくるとなると、

その建物や空間の

構成というものは

非常に難解で複雑です。

※和モダンの空間美を醸し出す玄関ホールのデザイン



これらを解決しつつ

建築の佇まいと空間を生み出す為には

アイデアの創出

バランス・優先順位の整理・

論理的解決が大切だと考えます。

※中庭を囲むように設けた広縁を居室のように寛ぐ空間にデザインを施した和の趣



具体的には

敷地の形状や周辺環境、

その土地の気候や風土特性を読み解く

そいいうところからはじまり、

各種の法規制や

光・風・緑などの自然要素、

合わせて住まい手さん(クライアント)の

要望や暮らしの価値観、

予算を考慮し

沢山の可能性やアイデアを

絞り出します。

※カリンのフローリングで彩る雅な和のモダンな空間提案に



そしてその中から選ばれた

一つをもとに

機能性や多岐に亘る

プロポーションの調整、

材料の選定、

ディテールの検討を繰り返し、

昇華し、

最後はバランスをとりながら

論理的に全体を

まとめ上げていきます。

※陰翳礼賛空間として設けたリビング・灯りの濃淡を愉しむ空間美を意識



※光壁として設けた越前和紙の障子デザイン・LDKを仕切る建具




※夜の時間を雅に愉しむ和モダンの佇まい



その結果、

全ての諸条件やデザインが

適正にコントロールされ、

カタチとして

認識できるものが誕生した

建築や空間は、

極自然に心地良く、

また扱い易く、

そして有形物として

可能な限り普遍的な美しさを

携えていたいと願っています。


※空を望みながら和の奥深しさを愉しむ中庭空間



住まい手にとって

家族にとって

心地良いとは何なのか?

という感度を大切に

住まいと心地を

デザインしています。


暮らし方からデザインを考える

住まいづくりを丁寧に。


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 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/

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