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【自己紹介】プロボクサー〜警察官を経て、パーソナルトレーナーになった人生の意味


はじめまして!まっすーと申します。


いきなりですが、noteに参戦することを決意しました。私には今まで生きてきた経験を元に、トレーナーを目指す方や現役トレーナーの皆さんに伝えたいことがたくさんあります。


今後は有益な情報を共有出来たらと思っているので、まずは私について知っていただけたら嬉しいです。


【幼い頃からの夢】



幼い頃からスポーツ選手になる夢を抱いていました。地元の川や山、公園で過ごす時間が多く、運動神経に自信を持っていました。



さまざまなスポーツに携わり、実績も積み重ねましたが、人間関係や団体行動に苦労し、何度も挫折を経験しました。




それでも心の中で「必ずいつかはスポーツ選手になる!」という決意と情熱を持ち続けました。



年齢を重ねるにつれ、自分に適しているスポーツを考え、階級別競技の「ボクシング」が自分に合っていると感じ、取り組むことにしました。

【プロボクサーとして】



ボクシングに10年近く打ち込み、19歳の時にプロデビュー戦で初のKO勝利を果たしました。


しかし、その後は困難な道のりが待っていました。右拳を3度も骨折し、計5箇所の骨折を経験しました。



勝利のために必要なことは何でも実践し、苦悩の連続でしたが、最終的にはA級ボクサーに昇格することができました。



トップレベルのボクサーとの経験を積み、成長の余地や不足点を見出し、練習に反映させる貴重な経験を得ました。


【警察官への転身】



現役時代は将来トレーナーになることは考えていませんでした。引退後は周りの勧めもあり、警察官になる道を選びました。



警察官は公務員であり、経済的な安定を得ることができるため魅力的に映りました。


引退後のセカンドライフにおいても、お金や生活のために仕事をする必要があると考え、公務員としての道を歩む決意をしました。



勉強に励み、公務員試験に合格し、その後警察学校に入校しました。


【警察学校での経験】



警察学校では厳しい訓練が待っていました。団体生活にも苦労し、適応できない者は厳しく指導され、退職を促されることもありました。


私も最初から目をつけられ、上司から厳しい言葉を浴びせられる日々が続きました。


同期の中にはスクールカーストが形成され、陰口や悪口も絶えませんでした。苦しい日々が続きましたが、数ヶ月が経つにつれて疲れがたまり、元気もなくなっていきました。


その時、私は間違っていた考えに気付きました。本気で取り組むならば、自分自身が心からやりたいと思うことに向き合うべきだということに気付いたのです。



また本当にやりたいことと、現実との間にギャップがあると、いくらスポーツ経験が豊富だろうと全く畑違いに感じました。


しかし一応は私なりに覚悟を持っての警察官への転身だったので、今までの労力を考えると簡単に辞めるとは言えませんでした。


【卒業後の配属先での出来事】



警察学校を卒業後、すぐに配属先での勤務が待っていましたが、治安の悪い地域での勤務や厳しい上司との関係、仕事の負荷にいよいよ限界を感じました。


身体にも異変が起きたのです。


ある日、左目の視力が急激に低下し、網膜剥離と診断されました。緊急手術を受け、入院生活が始まりました。


手術後、友人からの励ましの言葉を受けましたが、正直、入院することに安堵を覚え、「このまま良くならない方がいい」とさえ思ってしまいました。


しかし、その考えが私に向けられたメッセージだと感じました。自分の本当にやりたいことを無視し、好きでも得意でもない職業を選んでいた結果、心も身体も荒んでいくのは当然の結果だったのです。


上司が厳しく指導してくれるのは組織の一環であり、自分が選んだ職業に適応できなかったのは自己責任でもあります。間違った選択をしたことに反省し、新たなステップに進む決意をしました。


【パーソナルトレーナーへの転身】



退職を決意し、私は即座にパーソナルトレーナーになることを決めました。警察での経験から、人は誰かの言葉によって影響を受けるのだと痛感しました。


だとすれば、今度は私が教え上手になって、情報や知識を発信していきたい、次は絶対にそうしたいと、純粋に思えました。


「自分らしさを無理に曲げることはない。ボクシングに熱中し過ぎて先が見えなくなってしまっただけだ。貴重な経験を積んだのは事実であり、素晴らしいトレーナーになってほしい」と友人に言われた言葉を心に刻んでいます。


退職後、私はトレーナーの専門スクールに通い始め、NSCAの資格を取得しました。現在はパーソナルトレーナーとして自立し、ジュニアアスリートを中心に幅広いクライアントのサポートを行っています。

・子どもの発達段階に合わせた運動能力向上のためのプログラム
・スポーツ愛好家に向けた健康増進や体力レベルに合わせたパフォーマンスアップ
・スポーツ傷害を抱えたスポーツ愛好家やアスリートへのリハビリテーションやコンディショニング
・高齢者への機能改善や健康増進のサポート
・ダイエットやボディメイク・食事指導



などは一通り経験し、成果を出してきました。



また、幅広い経験を武器にNSCA資格取得講座のトレーナー講師として信頼されるトレーナーの育成にも力を注いでいます。


【今後目指していきたいこと】


これまでパーソナルトレーナーや講師として経験を積み、トレーナー業界の様々な現実を目の当たりにしてきました。


正直に言うと、パーソナルトレーナーというと憧れを抱きやすい一方で、目指す前となった後とでギャップを感じやすい職種だと思っています。


やはり幸せなトレーナーライフを送るためには、納得がいく形でしっかり稼ぐことは大切です。また自身の経験からも本当に自分のやりたいことと、現実を一致させる必要があると強く感じています。


そう考えるといったいどれほどのトレーナーが現状の活動に心から納得した上で思ったとおりに仕事が出来ているのでしょうか?



おそらく一握りだと思います。(体感として1割〜2割程度)詳しくは下記の記事をご参照ください。



そのような状況を踏まえて、今後はスクールでの講師活動だけではなく、パーソナルトレーナーを目指す方や現役トレーナーの方々と、経験や心構え、活動するための方法論などを共有する必要性を感じ、noteを通じて情報発信をすることを決意しました。



読者の皆さんに有益な情報を提供できるよう、トレーナー業界の現実・裏側や成功の秘訣、稼ぐための方法論など、日頃お伝えすることのないような幅広いトピックについて取り上げていきますのでフォローしていただけたら嬉しいです。




以上、最後までお読みいただきましてありがとうございました。




これからもどうぞ宜しくお願い致します。

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