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トレーナーを職にするのはやめとけ?!


いったいどれほどのトレーナーが現状の活動に心から納得した上で仕事ができているのだろうか?



現状に満足できない状況に立たされているトレーナーがあまりにも多すぎではないだろうか?




そんな思いで、今後パーソナルトレーナーを目指す方や現役トレーナーの方々とトレーナーとしての経験や心構え、知識や稼ぎ方を始めとした有益な情報を発信していく必要性を感じ、note参戦を決意したまっすーです。



本日は現役パーソナルトレーナー・トレーナー講師として見てきた業界の現状をありのままに伝えていこうと思います。



実は私自身もこういった現状を戦い抜いてきた身であるので、今後トレーナーになりたい方や現状を打破したいトレーナーさんはご参考にしていただけたら幸いです。


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【現場環境下で見えてくる理想と現実のギャップ】




トレーナーを目指す多くの人はパーソナルトレーナーに良いイメージを持っていると思います。



トレーナーというと好きなことを仕事にする意識が強い傾向にあるためです。しかし現場に出ると様々な業界の整備しきれていない課題・問題が待っているため、ギャップを受けてしまうことが多いです。




多くの既存のトレーナースクールでも、実績づくりや斡旋先のジムとの関係もあるので、トレーナーになった後の現実的な部分には蓋をする傾向があります。

そのためトレーナーの多くは目指す前となった後とで様々なギャップが生じやすい傾向があります。具体的には以下のようなことが当てはまると思います。


・対価に見合わない低賃金労働・無給労働
・売上ノルマのためのサービスの押し売り
・相性の悪いお客さんへのサービス提供(お客さんとの需要と供給が不一致した状態でのサービス提供)
・キャリアアップに繋がらないようなサービス残業や雑務を強いられる
・その他店舗と個人の利害関係の不一致
・「フリーとしてやっていきたいが、行動に移せない」などトレーナー側のマインドスキル不足
・名乗れば誰でもトレーナーが出来てしまうことから生ずるトレーナー側のレベルの低さ


実際私が働いたことのある店舗型のジム(スポーツ愛好家のコンディショニング・パフォーマンスアップがメインのお店)でも全員が資格保有者であるものの、もともと5人いたトレーナーのうち全員が2年以内に辞めています。



他の店舗でもトレーナーの出入りがとにかく激しい場合が多かったです。たくさんのトレーナーの知り合いに聞いてみたところ、どこも離職率は非常に高く、最近では私の中で業界内の常識になりつつあります。




またキャリアアップを名目として辞めていくものもいますが、同じようなことを理由にして転々としていたり、フリーのトレーナーとしては行動に移せずに路頭に迷うものも多くいます。




耳が痛い話ではありますが、トレーナー全体としてみても自立して(フリーとして)稼ぐことができている成功者は


せいぜい1割程度だろうと予想しています。




好きなことを仕事にしようとした結果、当初思い描いていた理想と実際に働いた上での現実との間にズレが生じてしまうことが多いということです。




つまり外部から見えてくるような良いイメージしか持たずに安易な考えでパーソナルトレーナーを目指すのであれば、後悔が待っている可能性が高いです。



トレーナー講師としては一刻も早くそのような現状を伝えたかったし、臭いものに蓋をするようなトレーナー専門学校に忖度する気はありません。


トレーナー育成スクールは「短期間の学習でパーソナルトレーナーに!」「好きなことを仕事にする!」といったような謳い文句をあげる傾向にあります。


しかしながら業界の現状や心構えを伝えずに、後は個人に任せるかのように就職や卒業させるだけの育成スクールが大半です。



【トレーナーはどのようにして自分の道を探すことが正解だろうか?】




多くの育成スクールでは経験を積ませるという名目で、自社のパーソナルジムで社員・アルバイトとして働いてもらったり、斡旋先のパーソナルジムやフィットネスジムに就職させる傾向があります。


また、多くの新人トレーナーはとりあえず経験を積んでみるということで、働くことができる環境を探し出す傾向にあります。


しかし、よく考えてもらいたいです。トレーナーとして行き着くところ(最終目的)があいまいなまま、経験を積んでもなんのためにやっているかわからなくなるでしょう。


また、仮に選んだ分野でのトレーニング指導が好きなことであっても、働き方が合っていないと先に述べたようなズレが生まれやすくなるのです。




つまり、目的があいまいだったり、働き方の適正が合っていないと、精魂共に疲れ果てるだけという結末に陥ってしまいます。




現状トレーナーの働き方は以下のように多岐に渡ります。




・フィットネスジムで勤務(社員・アルバイト・業務委託)
・店舗型のパーソナルジムで勤務(社員・アルバイト・業務委託)
・トレーナースクールや個人での講師業やセミナー業。
・訪問出張型のトレーニング指導やコンディショニング
・web上でのフィットネスに関する物販・コンテンツの販売
・店舗運営


これら以外にも自分に合った働き方はいくらでもあります。


ゲームに例えるとプレイヤーが自由に探索し、目的に到達できるように環境設計された「オープンワールド」と言えます。




そのためこれからトレーナーを目指す方は、後々になって後悔しないよう、あらかじめどのように自分が働くかをイメージしておくことが大切です。




・トレーナーとして伝えたいことは何か?(何を目的としてトレーナー業をするのか?)
・自分の得意なことは何か?
・目的を達成するためにどのような目標をまず達成する必要があるか?
・その目標を達成するための期限はどれくらいにし、どんな手段を用いればいいか?




「好きなことを職にする」のだから、自分らしさを大切にし、自分自身の道を見つけて進んでいくにはしっかり思考していくことが大切です。


トレーナーになるなら必ず思った通りのトレーナーライフを送り、思った通りの人生を送って欲しいと強く願ってます。


【私の体験談】


実は私自身もこういった現状を戦い抜いてきた身であります。私は警察官を退職後、すぐにトレーナー業に携わることを選びました。(自己紹介の記事はこちら↓)


半年間でひととおりの学習を修了し、NSCAのCSCSを取得しました。資格の有効性については下記の記事をご参照ください。




その後、現場でパーソナルトレーナーの活動を始めることとなりました。




やはり育成スクールで習うことと、現場での違いを多く感じ、進むべき道を何度も修正していきました。


現在私は以下のような分野で活動しています。




・子どもの発達段階に合わせた運動能力向上のためのプログラム
・スポーツ愛好家に向けた健康増進や体力レベルに合わせたパフォーマンスアップ
・スポーツ傷害を抱えたスポーツ愛好家やアスリートへのリハビリテーションやコンディショニング
・高齢者への健康増進のサポート
・ダイエットやボディメイク・食事指導など




これに加えてジャンルを問わず教えたり、1人1人の悩みを解決に導いていくことが得意なため、トレーナー育成講師をさせていただいています。



私の場合、当初から適性を考慮し、正社員として働いたり同じ環境下で連日のように働くことは過去の経験から向かないとし、徹底的に避けました。



その結果、完全にフリーとして動いたり、業務委託として働く場を複数設けることになりました。ただ、それでも上記で示したような理想と現実のギャップにぶち当たり、考え抜く必要がありました。



そしていつの日か必然のように閃いたのです。



「トレーナー育成のための一環として、各指導分野を調査し、厳しい中での生き残り方、フリーとして自立する方法や稼ぐ方法、心構えなど、自ら具現化し、それを伝えていこう。」




トレーナー業に携わる限り、自分の道を見つけ、それに向かって精進していくことは大切だと強く感じています。



これからトレーナーを目指す皆さんも、トレーナー業界の現状を知り、自分自身の目的と適性をしっかりと把握した上で自らの道を歩んでいくことが何より大切です。


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