記事一覧
量子統計2 (テンソル積とエンタングルと量子チャネル)
今回はテンソル積と複合系とエンタングルと通信路の Choi 行列表現, operator sum 表現 , Steinspring 表現.次回が量子状態推定 ? .
RNN と LSTM の解析ノート
RNN の勾配消失を微分形式を使って簡単に解析的に概算し, LSTM や GRU がいかにしてこの問題を解消するかを見る.ついでに residual net も.
量子統計1 (純粋状態,混合状態, Stokes parateters, POVM , 不確定性原理)
何回かに分けて量子統計の話をする.今回は短く量子力学の基礎だけ.ブラケット記号,純粋状態,混合状態, Stokes parateters, POVM ,不確定性原理(密度作用素版)の簡単な証明など.
ウリゾーンの補題とデデキントと距離化定理
コンパクトハウスドルフ空間が正規であることを確認し,選択公理とデデキント切断を使ってウリゾーンの補題を証明.ついでに距離化定理も.
特異値分解とフォンノイマン代数と極大部分等長作用素
1. ヒルベルト空間上の有界作用素 Aは特異値分解 A=W|A| が可能であることをさっと証明する.(Wは部分等長作用素)
2. 部分等長作用素W をAをつかって代数的に書いてみる.
3. 特異値分解がフォンノイマン代数で閉じていることを確認する.
4. 極大部分等長作用素というものを考えて ユニタリー作用素で特異値分解ができる条件を調べてみる.
Koichi Yamagata
電気通信大学,人工知能先端研究センター,特任准教授
専門: 量子統計,情報幾何,深層学習
ベールのカテゴリー定理
ベールのカテゴリー定理関連のノート.
ベール空間を定義し,ベールのカテゴリー定理を証明.
その応用として,一様有界性定理,開写像定理,逆写像定理,閉グラフ定理の証明.
選択公理の使用箇所を明示している.
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