☆国費を一兆円浮かす方法☆～生ゴミと私の１３年～

１３年前から生ゴミを堆肥に変える活動、というか
ただ単に、畑に穴掘って生ゴミを埋め続けているドグ子ドグ～。(*´Д｀)

ドグ子は、ゴミが好きなんだドグよ。
類は友を呼ぶと言ったらちょっとアレだけど、
ゴミが好きな人に悪い人はいないドグ！

それで、タイトルの国費を約１兆円浮かす方法なんだドグけど、
日本ってゴミの焼却に年間２兆円近くを使っているんだドグ。

そのうち、約一兆円は食品ロスなんだドグって！

参考：日本のごみは東京ドーム115杯！税金2兆円を使い半分は食べ物（食品ロス）ごみゼロの日5月30日を前に（井出留美）

それで、生ゴミってその70～80%が水分なんだドグよ。
ということは日本人は年間、約1兆円をほとんどが水分の生ゴミを
燃やすことに費やしているってことなんだドグ。

まるで水燃やしているようなものドグ～。

(*´Д｀)/ギャー。/

でも、ゴミを減らすったって、
私たちは別に極端に生ゴミを出している気持ちはないじゃないドグか。
過剰包装の方が問題なんじゃね？　とか思うじゃないドグか。
これ以上は減らせません！　って。

ところがどっこい！
生ゴミって実はバクテリアに分解させると、
燃やさなくても土に還るんだドグよ。(*´ω｀*)

日本人がゴミを集めて燃やすようになったのは戦後のこと。

それより以前は庭先で焚いていたんだドグね。(*´Д｀)サザエさんを見るとたまに、そんなシーンが出てきます。

その当時は生ゴミが出たとしても、堆肥塚というものが田舎にはあって、その堆肥をただ積んである場所に捨てれば、自然に生ゴミは堆肥になっていたんだドグね。(*´Д｀)（参考　土はいのちのみなもと～生ゴミはよみがえる～講談社）

堆肥塚では土や藁の中にいる何十億、何兆というバクテリアが生ゴミを食べて分解し、動き回ることで高温になって消毒もし、土に還してくれるんだドグ。(*´ω｀*)

そのことを十年ほど前に書籍で知ったドグ子は、
「こうしちゃいらんねえ～！」と思って生ゴミを堆肥に変えたくてしょうが
なくなり、

青森県庁の総合計画審議会委員というものになって、
とにかく三村知事に「あたしは、青森県の生ゴミを、堆肥に変えたいんです！！」と訴え続けたんだドグ。(*´Д｀)！！

そのかいあってか、今では県民だより「あおもり」にも
生ゴミを捨てる際のポイント・「３つのきる」っていう
①食材は使い「きる」
②料理は食べ「きる」
③生ゴミは水気を「きる」
が掲載されているんだドグよ。(*´Д｀)！！

青森県全戸配布の県民だより。(●´ω｀●)　

やはり、メッセージは短いほうが伝わりやすいドグ……！

それで、夏の間はわが家から出る生ゴミはとことん、
畑に埋めて土に還しているドグ子。だいたい、週に２キロの
生ゴミを削減できますドグね。（家族５人の家庭から）

これを春から秋にかけてやることで、
年間約50キロのゴミの排出を抑えることができましたドグ～。(*´ω｀*)

『ルポにっぽんのごみ』（岩波新書）によると、

大掛かりな堆肥施設を造ると元が取れないなど、維持できない自治体も多いので、あくまでドグ子は個人個人が生ゴミを減らせばいいと思うんだドグ〜！(●´ω｀●)

２兆円って、一万円札を上に重ねて並べると２万メートルになって、
エベレスト２つちょっとの高さになるんだドグって。(*´Д｀)
参考：小学生のための環境リサイクル学習ホームページより

コロナウイルス騒ぎでドグ子が気になるのは、どこかの時点で流通やゴミの収集などが止まらないかどうかなんだドグ。

止まった時に有効なのは、ゴミの量を減らすこと、
食品を使い切ること、食べきること。
何よりも、国費を減らすことができるなら、
こんなに良いことはないと思うんだドグ～！

ドグドグ☆(*´ω｀*)

参考図書

土はいのちのみなもと 生ゴミは よみがえる

バクテリアを呼ぶ男―究極の生ゴミ革命

ルポ にっぽんのごみ (岩波新書)