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目的が同じだとお酒が美味しい

久々の忘年会だった。夜の外出を控えていた私にとってとても嬉しかった。場所と会費をLINEでもらって会場に向かった。
生憎あいにくの雨でタクシーがつかまらず心配だったが、どうにか間に合った。

初めての店だった

味わいがある暖簾のれんをくぐって、2階席に。メンバーのほとんどが集まっていた。
人数は10人。テーブルには鍋が用意されていた。
先付けを見ただけで「美味しい店だ」と分かった。

忘年会のスタートは取り敢えずビールから。
乾杯をして、グラスに口をつける。
一口目がこの上なく美味しいのだ
この瞬間がたまらない。
思わず「美味しいねー」と言う言葉が口をついて出た。

この日のメニューはフグづくし。薄く円形に飾られているふぐの刺身を見て思わず笑顔になった。

忘年会のメンバーは大学関係者。母校をより良い大学にしたいと思うOBたちの集まりだ。お互いに同じ思いがある。気持ちが一つなのだ

大切なことは、集う人たちの心持ち。ベクトルが同じ方向に向いているとお酒が美味しい。

価値観がそれぞれで、会話を聞いているだけで面白い。話が弾んでいる。

おかみさんが「ヒレ酒ありますよ」と、声をかけた。「ヒレ酒が欲しい方」すると5人が手を上げた。もちろん私も。

鍋がシュンシュンいいはじめると、おかみさんがふぐ鍋の準備を始めた。あちらこちらでにこやかな笑顔が見える。

その日は、美味しいお酒と美味しい料理、素敵な仲間たちに囲まれて、いい時間が過ぎていった。目的が同じだと本当にお酒が美味しい。




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また明日お会いしましょう。💗




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