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昭和が遠くなる

ここ数年昭和を彩ったタレントたちが亡くなっている。テレビ全盛の時代にブラウン管越しにその姿を見ていた人たちの訃報を聞くと本当に寂しい気持ちになる。

最近では中村メイコさんや八代亜紀さん。中村メイコさんは年末「徹子の部屋」に出演していたし、八代亜紀さんもついこの間までその歌声を聞いていた。

その他にも坂本龍一さん、松本零士さん、大江健三郎さん、畑正憲さん、谷村新司さん、上岡龍太郎さん、もんたよしのりさん、KANさんなど様々な分野で昭和の時代にインパクトを残した人たちが亡くなっている。

私はふと、俳人中村草田男の代表作を思い出した
「降る雪や明治は遠くなりにけり」

昭和6年大学生だった草田男が詠んだ句だ。
「雪が盛んに振り出してきた、その雪に現実の時を忘れ、今が明治時代であるかのような気持ちになっていたが、ふと現実に帰り明治は遠くなってしまったと痛感した」そんな句だ。

私は年の瀬に69歳を向かえて、改めて自分の年齢を噛みしめ、人生を振りかえった時に、私は昭和の人だなと思う
昭和、平成、令和と3つの時代を生きてきて、一番私にしっくりくるのはの青春時代を生きた昭和なのだ。
しかしその昭和の時代が本当に遠くなったなあとつくづく思う。

私にとって昭和は、日本社会も周りの人も自分自身も愛すべき時代だった思う。



 
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