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もろもろを明日に託し冬の月

93歳のイラストと俳句のコラボ作品です。

母は冬の寒々とした空気の中で、輝く満月を眺めながら、戦いや災いなどさまざまな苦しみや悩みを明日に託して、祈るような気持ちでいる自分の姿を詠みました。
辛く苦しい事があっても、また明日には日が昇る。そんな希望を感じる句です。
そこには母のケセラセラ、明日は明日の風が吹くと言う前向きな気持ちが表れているような気がします。

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