BLMと差別の話と、一つの結論
アメリカで黒人差別が問題になっている。かつてないデモが全米で、文字通り全米で起こっているらしい。50州だそうだ。本当に全部じゃん。
僕は海外に行ったことがないので正直それがどれほどの規模なのかわからないけれど、日本全部の県で大規模なデモが起きてるとか考えたら、それはそれは凄いことだと思う。
newspicksの速報動画を見る限りでは何キロ何キロも長いデモ行進、人の行列が続いていた。
black lives matterと叫んでいた。
twitterでは16歳の黒人少年がデモに参加して、30歳くらいの黒人に「おれみたいになるな。おれのように怒りしか知らない人間になるな。お前たちは道を探せ。」と言われていた。16歳だぞ。話してる方も、聞いてる方も泣いていた。
そのとなりにいた40歳くらいの男性は感情的にしかなれないらしく、30歳くらいの男に静止されていた。
みんな嘆いていた。
これは、なんなんだろう。
僕たちは今の世の中で何を考えれば良いのだろう。
僕には今0歳の娘がいるのですが、大きくなっていく彼女には、何を伝えたら良いのだろうか。
僕は塾を経営していて、子供達と勉強に四苦八苦してます。
子供達といっしょに進路(生きる道)を探る中で、これから彼らに何を教えれば良いのだろう。
誰も答えを持っていない中で、子供たちに何を教えれば良いのだろう。
きっと「いっしょに考えていくことが大切で、それが我々の仕事です」とかいうのが無難な正解だし間違ってないんだろうけど。
黒人奴隷の話って、確かに歴史や地理で学ぶ。
でも、知識としてだ。
公民では人権を教える。でもそれは暗記単語としてだ。
僕は海外に出たことはなくて、差別にも遭った経験は思いつかない。男だから、セクハラもわからない。いじめられた経験だってほとんどない。
黒人の人たちの悲しみを、正直本質的に感じられない。
前にアメリカ大統領選挙の話があったとき、経済と対外ならトランプじゃないかと思っていた。
でも、昨日もnewspicksの討論を見てて、たぶんそういうことじゃないんだと思った。
そういうのを超えたところに何かあるんだろう。
リーダーを選ぶとか、寄り添うって、もうそういうことじゃないんだろう。
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今回、何かが変わるんだろうか。
1つ結論として言えることは、誰も経験したことのないコロナの波は、僕らの生活も、楽しみも、経済も、魂もすでに変えてしまっているということだ。
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