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【図解1054~1061】図解を仕事に使う壁は「3つに分けて」乗り越える

20201222図解を学んですぐ仕事に使うのは難易度高め

特殊型】図解を仕事に活用するには、技術的な「スキルの壁」、他人に見せる気恥ずかしさの「恥ずかしさの壁」、そして仕事の責任に伴う「責任の壁」の3つを乗り越える必要がある。

図解を学んですぐに社外の仕事に使おうとすると、この3つの壁を一度に越えなくてはならず、難易度がかなり高くなる。


20201222仕事の壁は3つにわけて乗り越える

そのため、図解を学んだ後にいきなり社外の仕事に使うより、段階的にレベルアップしていきながら「スキルの壁」「恥ずかしさの壁」「責任の壁」を1つずつ乗り越えていくのがいい方法。


20201222スキルの壁は手数で越える

スキルの壁を越える、つまり学んだことを自分で使いこなせるようにするためにはとにかくひたすら手を動かし、実践することが重要。

なお図解するテーマは「仕事や日常のちょっとしたこと」で構わない。

”ちょっとしたこと”は情報量が比較的少ない上自分の中ですでにある程度整理がついているので、気軽にアウトプットして手数を増やし図解に慣れるという意味では、むしろちょっとしたことをテーマにする方がよいとも言える。

この段階で一番避けなくてはいけないのは「”立派な図解”を描かなくてはいけないと肩に力が入る → 壮大なテーマを選ぶ → 内容を整理するのに時間がかかりすぎる → 図解を描かずに挫折する」こと。

物事には順番がある。大きなテーマはもっと図解に慣れてから取り組んでも遅くない。

まずは図解しやすいテーマで手数を増やし壁を乗り越えることに集中しよう。

参考
【DZC1・図解900】デイリー図解チャレンジ(DZC)をはじめます
【図解481,482・リメイク】図解の練習はTwitterや名言集がおすすめ
【DZC4・図解903】曜日ごとの「図解で見る」トレーニング


20201222恥ずかしさの壁は見せる人選びで越える

恥ずかしさの壁、つまり描いたものを他人に見せる気恥ずかしさを乗り越えるのも、結局は人に見せる経験を積むしかない。

ここでのポイントは「肯定的な見方をしてくれる人(少なくとも受け入れてくれる人)」を選ぶこと。できれば直接感想がもらえる友人などがよい。

せっかく勇気を出して見せても、ネガティブな意見を出されると気持ちがしぼんでしまう。

また、自分で図解を描いている人は図解作成の苦労を知っており好意的な反応をしてくれやすいので、図解のコミュニティなどに投稿するのもいい方法と言える。

noteやTwitterなどに投稿してフォロワーの人(=自分に興味を持ってくれている人)に見てもらうのも良いが、ネットだと相手のリアルな反応がやや見えにくいので、できれば感想がもらいやすい身近な人か、図解コミュニティなども併用できればベスト。

参考:図解に関するコミュニティまとめ


20201222責任の壁は仕事選びと必要性で越える

最後は責任の壁、つまり(社外の)仕事のプレッシャーを乗り越える。ここではまず今まで培ってきた経験と自信が必要。

その上で、可能なら最初は既に相手と十分な関係ができているなど万が一失敗した時でも取り返しがつきやすい仕事を選ぶことや、図解を使うメリットに改めて目を向けることで図解の必要性を再認識し、プレッシャーを乗り越えて仕事に活かしていく。


20201222最初の2つは周りの力も借りることができる

ちなみに最初の「スキルの壁」はワークショップやお題図解、「恥ずかしさの壁」は応援し合えるコミュニティなどで先人や仲間の力も借りることができるので、活用するとよい。


20201222最後の壁は自力で乗り越える

最後の責任の壁は培ってきた力を信じて基本的には自力で乗り越えることになる。

ただ、この場面でも図解を活かしている先人に話を聞くなどの方法は一定の効果があるだろう。


20201222図解を仕事に使う壁は3つに分けて乗り越えよう

学んだ図解をいきなり仕事に使うのは少々難易度が高いが、段階を踏めばかなり乗り越えやすくなる。

図解を仕事に使う壁は3つに分けて乗り越えよう。



先日の第8回図解お茶会(現在レポート作成中)の「図解を学ぶ人のハードルと、図解の上達法」の話題で得た様々な示唆を、自分の経験とともに整理して図解にしたものです。

今まで私は「ひたすら手を動かして図解を描いていれば(社外の)仕事にも使えるようになる」と思っていました。

ただ、手を動かすのは「スキルの壁」対策にはなっても「恥ずかしさの壁」「責任の壁」対策としては必ずしも十分ではないことに、今回のお茶会を通して気づくことができました。

思い返せば、図解を始めた十数年前は私もまずは「安全に失敗できる」内輪の勉強会などから図解を使っていました


「恥ずかしさの壁」と「責任の壁」は2つ合わせて「心の壁」とも言えますが、この「心の壁」を乗り越える際に図解仲間や図解コミュニティの存在は非常に大きいと改めて感じています。

「学ぶ場所」としての図解のコミュニティは既に一定数ありますが、今回の経験を踏まえ私自身でも「図解を描いている人が集い、楽しめる場所」としてのnoteサークルを作ろうと考えています。

実は以前から構想はあったのですが、今回のお茶会を通して気持ちが固まりました

サークルについては審査もあるため開始は早くて年明けになりそうですが、構想がまとまり次第またnoteで告知しようと思っています(本当は無料サークルにしたいのですが、現状不可能なので無料招待機能を活用予定です)。

noteサークル開設しました!→【図解1083,1084・メンバー募集】みんなで図解を楽しむサークル「図解を楽しむ会」を開設しました

また、図解好きが図解について語り合う図解お茶会をほぼ毎月開催しているので、こちらも図解仲間を作るために活用してもらえるとうれしいです(次回は2月予定)。


今回は「学んだ図解を仕事に活かす」時の3つの壁と、それを乗り越えるための工夫についてまとめました。図解を学んでいる方の参考になればうれしいです。

ただ、私自身は(良くも悪くも)すでに図解にかなり”慣れて”しまっているところがあるので、

・今まさに図解を学んでいる方
・図解を学んだけど仕事に使うにはハードルの高いと感じている方
・これから図解を学んで仕事に活かそうと思っている方

などから感想をいただけるとうれしいです(もちろん通常の感想コメントも大歓迎です)。

今回もお読みいただきありがとうございました!




この記事は図解アドベントカレンダー(図や絵をもちいて表現することをテーマに、12月1日から25日まで1日に1つ、みんなで記事を投稿していくイベント)に参加しています。他の方の記事もぜひ読んでみてくださいね!



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