【図解462】“HSPっぽい人“にもHSPの対策は役立つ
【特殊型】厳密な意味ではHSP(とても敏感な人)の特徴は
D:処理の深さ(Depth of processing)
O:神経の高ぶりやすさ(Overarousal)
E:強い感情反応(Emotional intensity)
S:感度の鋭さ(Sensory sensitivity)
の4つ”すべて”が揃っていること。
ただ、この4つのうちいくつかにだけ当てはまる「HSPっぽい人」でも、当てはまる要素についてHSPの対策をすればより生きやすくなる。
「HSPそのもの」ではないことがわかっても学んだことは無駄ではない。
「HSPっぽい人」も思い当たることがあるならまずは対策をしてみよう。大事なのはHSPというラベルではなく自分の人生なのだから。
ちなみに私は処理の深さ(D)、神経の高ぶりやすさ(O)、感度の鋭さ(S)はありますが、強い感情反応(E)がないため実はHSPではなく”HSPっぽい人”です。
HSPではなく”HSPっぽい人”だとわかったのはつい最近なのですが、実はこれがわかった時にひそかに落ち込みました。
入っていたつもりの「HSPという所属」から外れた上、自分の疲れやすさを説明できる「理由」がなくなった気がしたからです。
ただ、その後で改めてふり返ってみると、HSP対策を取り入れてから明らかに人生がラクになっていたんですよね。
そう考えると、私は定義上は「HSPそのもの」ではなかったけど「HSP対策」自体は自分の人生にすごく役に立っていたのだと気づきました。
HSPが学問的な概念でもある以上、定義の厳密さというのはやはりあるべきだと思います(そうしないと根拠のあるデータも取れないので)。
ただ、自分個人という切り口なら上のように「自分の役に立てばいいや」というもう少しゆるい接し方もアリだと感じたので図解にしました。
DOESの尺度の広がりとともに私のように「HSPだと思っていたが実はそうではなかった」という人も増えてくると思います(私も複数のセルフテストで高得点だったのでてっきりHSPだと思っていました)。
この図解がそういう”HSPっぽい人”が「厳密な意味ではHSPじゃなかったけど、学んだことはとりあえず役に立つからいいや」と思える助けになればうれしいです。
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