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【図解1725】第19回図解お茶会開催レポート

2/11(土)に、図解が好きな人同士で図解をテーマに雑談を楽しむ「図解お茶会」の第17回をzoomで開催しました。

今回のお茶会にはカピゾー@読書スケッチノートさん、Chie Oikawa =調理師 / バリスタ / コーチ=さんの2名が参加してくださりました。ありがとうございます!

参加してくだった方

カピゾー@読書スケッチノートさん

「アタマの中の学びや考えをストックしてマップ化したい」想いで発信開始し、まずはビジネス書中心に読書の学びを「スケッチノート」に図解し発信されている方。

図解は上記の読書や動画の学びの図解化のほか、会社の1on1でマインドマップを使ったり、仕事の議論が空中戦になったときにホワイトボードで活用されているとのことで、職場では「図解の人」との評価がすでに定着しつつあるとのこと。さすがですね!

「図解仲間が欲しい。また図解の先輩の姿を見て参考にさせていただきたい」とのことでご参加いただきました。

図解を学ぶ強い意欲や、話題について抽象化してご自身の知識や経験などとつなげたエピソードを紹介されていたこと、そして何より「頭の中の学びや考えをマップ化する」というアタマップという考え方が印象的でした。


Chie Oikawa =調理師 / バリスタ / コーチ=さん

バリスタ × 調理師でスイッチしながら店舗を持たずに活動中で、料理代行HELP MEALSを主宰されている方。コーチングもされており、共通のテーマは【選択肢を増やす/ 可能性を広げる】とのこと。

図解は「普段の自分の考えや、思いつきについて関係性を整理したいときや、それを他者に伝える必要があるとき」に活用されているとのこと。

第13回、第14回にもご参加いただいたのですが、今回は

生活のなかで図解の必要性を感じるようになったため。

言葉でなく視覚に訴える図解が有効と感じる場面が以前より増えました。

フリーランスで3つの職種を並行しているため、いろんなタイプ・属性の方々とお会いします。

方向性や価値観でつながることを目指しているため、相互理解の姿勢が必須、鍵となることを痛感していて、自分の話す力、聞く力の両方をブラッシュアップしていきたいと考えています。

時間をかけてわかっていくことは前提ですが、わかりやすく伝える、相手の意図と差異なく受けとるなどこちらでできることも工夫していきたいと思っていて、その手段である図解について改めて考える機会がほしくなりました。

とのことでご参加いただきました(雰囲気もお伝えするため、あえて要約せずに全文ご紹介させていただきました)。

ご自身の仕事や立ち位置に根差した地に足の着いた質問と、それらを活かして他の方の質問をさらに深堀されていたのが印象的でした。


お茶会で出た話題(順不同)

  • 図解とインフォグラフィックの違い

  • 皆さんがなぜ図解を始めたのかと目指すところ

  • 図解で周りの反応や手応えをどれくらい感じているか?

  • 図解業界、これは見とけ!という人とか会社とか

  • カピゾーさんの図解構想(アタマップ)について

  • 図解を描くのに必須となる本質の部分をどう見抜くか(要素の取捨選択)

  • すごーく抽象的な内容も図解できるのか?

  • 図解のコミュニケーションへの活かし方

  • 図解で困るのはどんなとき?+自分なりの対処法 など


参加してくれた方の感想(一部抜粋)

カピゾー@読書スケッチノートさん(図解付き)

◎図解の取り組み方◎
山田さんは普段考えていること、感じたことを図解に。「図解を楽しむ」「自分のために図を描きたい」というスタンスはすごく新鮮でした。
chieさんはお客さんとの話でぐるぐるしているところを図解に。コミュニケーションを円滑に取るために使われていることがよくわかりました。
自分は、「自分の学びや考えを図にしたい」というのが第一ですが、それをアウトプットして伝えていきたい想いもありハイブリッドなのかも?と感じました。

◎図解のよさ◎
・思い出しやすい!意識的に思い出す、自然と思い出す
・図を指差して認識しているポイントがわかる
・全体が把握しやすい
・つながりを見つけやすい
・深く考えていることほど図解が有効(専門家同士の対話)

◎図解業界について◎
・インフォグラフィックの方、協会の方 など
・コミュニティが少ない!
・グラレコは結構認知度上がってきているかも
・図解する人がまだまだ少ない印象。頑張っていきたいですね

◎図解で手ごたえやトレンド感じる?◎
・コミュニケーションとる場面では熱量上がっていると感じる
・1-2年はあまり変わらないイメージだが、昔から比べると大きくなっているかも
・内向型の図解は反応大きかった。書いている人が少なかった

◎アタマップ構想に対して◎
山田さんからはかなり興味を持っていただいたようで嬉しく思いました。
個々の学びを図解するのはあるとして、それらの関連性を表現したいなと思っており、その思考整理法としてのアタマップ構想について方向性に少し自信が持てました。

◎全体所感◎
図解についてお話しできる人があまりいなかったので、非常に楽しかったです!
いろいろな視点や使い方があるなぁと勉強になったのと、今後の方向性についても少し自信が持てました。ぜひ今後も機会あれば参加したいなと思いました。
ありがとうございました!

また、カピゾーさんは今回の話題の「抽象度の高いものをどう図で表すか?」について、下のような図を描かれたとのことです(ちなみに話題の提起は別の方です)。図解、活用していますね!


Chie Oikawa =調理師 / バリスタ / コーチ=さん

◎特に印象的だった場面◎
・カピゾーさんの「抽象的にするほど、絵にできない(しにくい)」問題は、山田さんの回答 (対比で表現など)とともに心に残りました。
・山田さんの手描きリアルタイム図解と、それを見るカピゾーさんのワクワク感あふれる表情から、お二人の図解愛が伝わってきました。

◎特に勉強になったこと◎
・図解作成時に内容に対して三者の視点がある、というリアルタイム図解
・知識ある人→ない人に向けた「共通理解」を目ざしたものだけでなく、専門性のある者同士での「掘り下げ」目的での使い方のお話
・自分の課題に対してお二人から具体的なアドバイスをいただいたこと(すごく抽象的なことも図解できるか?という課題)

◎個人的な気づきと変化◎
・モヤモヤを言葉より図解で表現できたときのほうが「わかった感」があるのは、ひと目でわかるまで要素を捨てたスッキリ感だったのかという気づきがありました。(視覚的なもの含め)
・継続的に図解を描きたい→具体的にどこで作業から振り返りまでの仕掛けを作るか?というところまでモチベーションがあがり、1図解1メッセージと決めるとたくさん描きたいテーマが出てきました(変化)

◎全体所感◎
一年半ぶり三度目の参加でした。お仕事では図解が必須という状況があまりなく、継続できないのが困りごとでしたが、山田さんのこれまでの蓄積や、カピゾーさんの今後の構想などを見聞きして、自分のやり方を見つけること、楽しめる状態をキープすることが改めて大事なのだなと思いました。


私自身は「カピゾーさんのアタマップ構想(頭の中の学びや考えをマップ化する)」と「図解を使えば別領域の専門家が抽象化してコミュニケーションできる」という話題が特に印象に残りました。


お茶会を終えて

今回は私含めて3名での会でしたが、話が非常に盛り上がり、お茶会の話の流れで生まれた図解が何個もありました(下はそのうちの1枚)。


他にも数枚あるのでそれらについてはまた適宜noteにまとめて投稿していこうと思っていますが、やはり「人と人のかけ算」による刺激はこういう会の大きな楽しさの一つですね!

ここ1年は不定期開催で開催頻度も少なめでしたが、自分の状況がだいぶ落ち着いてきたため今年は1~2か月に1回を目安にもう少し開催頻度を増やそうと思っています。

最後になりましたが、開催にあたりシェアやコメント、いいねで応援いただいた方、本当にありがとうございました。

そしてご参加いただいたカピゾー@読書スケッチノートさん、Chie Oikawa =調理師 / バリスタ / コーチ=さん楽しい時間をありがとうございました!

次回は3/11か3/18の開催を検討中です。またnoteやTwitter等で告知しますので、図解について楽しく話したい方や他の人の図解話を聞いてみたい方はぜひご参加ください!


●関連リンク(今回のお茶会をきっかけに生まれた図解など。適宜追加予定)

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