見出し画像

【図解1149】マナーは教え、空気読みは見守る(三木智有|家事シェア研究家さんnote図解)

20210127マナーは教え、空気読みは見守る

ピラミッド型】マナーは守らないと明らかに周りの人に迷惑をかけてしまうのできちんと教える。

ただし、周りと同じようにできるようになることだったり、雰囲気を察してそれに合わせるなどの「空気の読み方」については、自分の立ち位置の取り方やそれぞれのキャラクターもあるので、あえて口は出さずに自分なりに身につけさせる。

何でも教えればいいわけではない。マナーを教えるのが親心なら、相手を信じて相手なりの方法を身につけるのを模索するのも親心。



三木智有|家事シェア研究家さんのnote「『社会である程度適応していけるために、子どもに教えないといけないこと』って?」の

マナーは、電車の中や映画館やお店などで大声で騒がないとか、そこらへんにゴミを捨てないとか。人と人が共に空間を共有していく上で、守らないと明らかに迷惑をかけてしまうこと。これはルールにも近いので、その都度教えてあげないといけないと思います。

一方の空気を読む力。周りと同じようにできるようになることだったり、雰囲気を察してそれに合わせたり。これについては、ぼくは子どもが自分で学び、身につければいいと思っています。
つまり、親が教える必要があるとは思っていません。

なぜなら、「空気を読む」とは明確なルールでもマナーでもなく雰囲気を察することです。それは、親から教わることではなくて必要に応じて自分で立ち位置を決めていけばいいと思うから。親の読んだ空気が正しいなんて、わかったもんじゃないって思うのです。

という部分に、なるほどと思ったので図解にさせていただいたものです。


マナーと空気読みの厳密な線引きは難しいでしょうが、マナーは「電車の中で通話はしない」などのその集団で共通認識となっているもの、空気読みは
「数人で雑談している時、ある話題で表情がくもった人がいた(または盛り上がらなかった)のでみんなが楽しくなるようにさりげなく別の話題に変えた」など、目の前の人や集団の反応に合わせて軌道修正するイメージでしょうか。

何にせよ「すべてを教えるのではなく、自分で立ち位置を決めるのを見守る」というのはとてもすてきな方法だと思いました。

「空気を読む」には「空気を読める・読めない」だけでなく「読んだ空気に従う・あえて従わない」という選択も含むでしょう


私自身は子どもはいないのですが、この「周りの迷惑になる部分は教え、それ以外は本人に任せて見守る」という姿勢は部下や後輩ができた時や、さらに言えば関係性を問わず「自分が得意分野で相手の苦手分野を教える時」にも応用できる考え方だと思いました。

私は「自分のした失敗を後から来る人が繰り返さないように」という思いが強く、良くも悪くも事細かに教えがちなところがあります。

今までも「この教え方が過ぎると相手を『口を開けたひな鳥』にしてしまう」と自分なりにバランスをとるようにはしていたのですが、三木さんのこの考え方を参考に改めて「本人に任せて見守る」をしようと思います。

ここでは「投げっぱなし」ではなくフォローできるように見守る(その場で直接見守るか、トラブルがあった時すぐ相談できるようにする)ことは重要ですね



この図解の元ネタのnoteはこちら。お子さんとの心温まるやり取り含め、社会とのつきあい方について学びの多いnoteなのでぜひ読んでくださいね!

三木智有さん、すてきなnote&図解化の快諾ありがとうございました!

noteに関する図解をもっと見たい方はこちらをどうぞ(マガジンをフォローすると更新がメール通知され便利です)。


この記事が参加している募集

note感想文

お気持ちだけで充分です😊 もし良ければ、感想をコメントやシェアの形で表現していただけるとうれしいです😉