【hint.291】どのようなコンセプトの情報発信基地なの?
続々と変化する活動にシステムメンテナンスが追いつかず、なかなか不恰好なツギハギ状態になっているホームページなどの情報発信基地を整える作業に、ここしばらくは没頭している。
実際の高度なスキルの必要な作業については信頼できる方にお願いしよう、ということだけは決められているのだが、とはいえ、「どのようなコンセプトの情報発信基地にしたいのか?」ということについて、少なくともキーワード的なものやイメージを固めておくことが必要になる。
僕は普段、誰にどんなことをしているのだろうか?何をすることがが好きなんだろうか?
何をしている時に「人生の楽しみ」を感じられているのだろうか?
僕は何をしているのかというと、いま挙げた、いろんな「場所」とか「空間」「分野」「対象」「作品」「人物」などに興味を向け、そこに流れる「認知」と「感情」と「表現」との繋がりを見出したり、味わったりして楽しんでいるんだと思います。 これは最近とても自覚的になったことなんですがね。
「どうしてこの人はこの状況をこう感じたのか」、そして「そう感じた時に、とった行動がこれだったんだなぁ」、「面白いなぁ」とか「なんでこれだったんだろう」とか、そんなきっかけをたくさん欲しているのかなぁって。
これ実は「アドラー心理学・ライフスタイル診断」でも、同じようなことをしているんです。 そして「訪問リハビリ」の現場でも。
この話のきっかけにした「らいキチカフェ|読書会」での、僕自身の楽しみ方もそうですね。 おもしろい。全部つながってる。
僕自身の「人生の楽しみ方」が、大きくひとつ見つかった気がします。
これをヒントに、「めんつゆ」的なネーミングが自分に対してできないものかと没頭した。
他者との対話、文章、写真など、それらの手段を活用しつつ、一貫して取り組んでいるもの、大切にしているものはなんなのか?
「ライフストーリー研究家」
「勇気づけセラピスト」
試行錯誤の結果、この二つがにじみ出てきた。
「それはどこから来て、今どこにいて、これからどこへ行くの?」
「どうすればより生きやすくなるの?楽しく元気に過ごし続けられる?」
「誰のどんな目的がそこにはあったの?」
このような視点を持って目の前の人と関わることで、自身が無意識でしていた選択や生き方のクセに気づき、必要に応じた再選択をするお手伝いをしている(ライフスタイル診断・訪問理学療法士)。
また、このような視点を持って、場所、建物、作品などに触れることで、その対象が今そこにたどり着くまでに関わった人々のさまざまな「選択」を知り、そこに写真や文章や対話をセットにして楽しめる機会をつくっている(写真と味わう旅日記・勝手に元気になるヒント・らいキチカフェ)。
人も場所も建物も作品も、どれもが個別のライフストーリーを持っていて、数え切れないほどの「選択」がそこにはある。
それらを共有し、たくさんのライフストーリーと「選択肢」をひとり一人が味方につけることで、「しなやかに強く生きて」いくことを応援したい。
ひとり一人が「しなやかに強く生きていく」ことができたなら、「やさしい世界」に近づくのではないかと思うのです。
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